532.2008年10月27日(月) 株価4日連続下落で26年ぶりの低水準

 やはり東証株価は朝から下がり出して、日経平均はバブル後の最安値(7,607円)を楽々割った。その後買い戻され一旦は先週末を上回ったが、終値はついに26年ぶりの水準という7,162円にまで落ちてしまった。円高も進行し、輸出関連企業の業績が心配だが、日本経済全体の先行きも懸念されている。G7が円高を牽制する緊急声明を発表したり、麻生首相も緊急市場対策を指示した。株価も大変だが、企業にとって円高は深刻な問題である。今日の対ドル円相場は92 円台となった。

 最近1ヶ月で日本株は31%も下落した。アメリカの危機が叫ばれ出して世界的な金融不安が始まり拡大したが、アメリカの下落率は25%程度で意外なくらいである。日本より株価が下がったのはロシアの55%を筆頭に、アルゼンチン、ブラジル、韓国、インド、シンガポールだけであり、ヨーロッパ勢は大騒ぎしている割には、日本ほど酷くない。やはり資本が蓄積された真の力があるかどうかが試された形である。

 11月の韓国行航空券を韓国側の要請により買い求めたが、早く金額を知らせて欲しいと今朝も桂さんから電話があった。円高が進む現状を心配して、早く円の手当てをしたいとのことだった。円高の影響がこんなところにも出てきている。

 午後早稲田出版へ最終校正原稿を届けながら、最終的な打ち合わせをした。現在のところ来月中旬に出版できるスケジュールだ。随分細かいところまでチェックするようになって、大塚編集長には面倒をかけることになるが、せっかく上梓するので、悔いは残したくない。

 イギリスのチャールズ皇太子がカミラ夫人を伴い来日した。実に18年ぶりだそうである。前回訪日の際は、あの美しきダイアナ妃が一緒で行く先々でダイアナ・フィーバーを引き起した。それが、地味なカミラ夫人となると因縁的スキャンダルのせいもあって、言葉は悪いがマス・メディアは鼻も引っかけない。それだけダイアナ妃には、華もあり若くて人気があった。

 ダイアナ妃が亡くなったのは1997年8月31日だったが、その時ちょうど添乗員としてバンクーバーに滞在していて時間的に彼女の死を30日の夜11時ごろにTVを通して知った。つまり時間的には時差の関係から「日本の皆さん」より、1日早くダイアナ妃の死を知ったことになる。旅の自慢話「マイ・ギネス」にも書き込んだところだ。

2008年10月27日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com