ウクライナも今回の金融危機により財政破綻の危機に瀕している。通貨‘グリブナ’の価値がドルに対して20%も下がっている。ウクライナは過去7年間の経済成長率が7%を超えている。それにも拘らず、抜き差しならない事態に追い込まれている。一方では、パキスタン経済も危ない。パキスタンは政治的にも不安定である。原子力核を保有しているので、国の破綻を各国も指を銜えているわけにはいかない。したたかなパキスタン政府はそのことを承知しているのだ。核保有がこんなメリットもあるのかと思わせてくれる。
今日はニューヨーク株式の上昇により、東証も2日連続して値を上げている。昨日一時的に7,000円を割った日経平均が、早くも反発して今日は8,211円にまで回復した。
自民党は景気対策が重要だと言って解散、総選挙をずっと先伸ばししようとしている。そして、庶民の消費性向を刺激して景気を庶民レベルから支えてもらうために、今自民党から出かかっているのが定額減税である。大体党内でも考えがまとまってきて、例外なしに一律減税を考えているようだが、いつか公明党のアイディアでクーポン券のようなものが配られたことがあるが、また同じようなことになるのだろうか。もうひとつの景気対策は、金子一義・国土交通大臣が言い出したが、土日だけ首都圏を除く高速道路をETC装備車に限って、すべて一律1,000円の料金にする。いずれも選挙対策用のバラマキでなければいいが・・・。
昨日NHK夜のニュースで伝えていた「google」の地図というものがどんなものかインターネットで見てみた。まあ驚いた。自宅の住所を記入して検索すると、自宅周辺から自宅前の道路をカメラが左右前後を写しながら自宅、隣家、上空写真を覗くことができる。いつ撮ったのか、幸い我が家では恥ずかしいような、或いは他人に見られては困るような様子は映っていなかったが、隣家の洗濯物がはっきり映っていて、昨日のニュースでも話していたようにプライバシーにも触れるのではないかと思った。それにしてもこんな特殊機材が開発されて、悪用されるのではないかと心配である。