昨大晦日のけだるい気持ちを引きずったまま、9時近くになって漸く起きる気になった。昨日のような鬱陶しい気分ではないが、どうもぱっとしない新年である。夕べは風呂に入ることもなく、一気に眠りに就いたが、今ひとつ気持ちが勝れない。いつも通り血圧を計ってみると、何と私にとっては久しぶりの低血圧130である。130台まで下がったのは昨年8月15日に計測した133以来である。夕べは高く今朝は低いということは、やはり身体が若干異常を来たしているのだろう。
そんな事情でやはり母校ラグビー部の定期総会は残念だが、欠席することにした。昨年が創部60周年という節目の年でもあり、各役員がいろいろ趣向を凝らして、今日の定期総会には各種の祝賀行事を考えてくれたようだ。寄稿した記念誌の発行もそうだし、練習試合・懇親会の後には会場を移して祝賀会も考えてくれていたようである。また、名入りの記念ジャージーも作製した。更に会計幹事の和田正温さんの話では、私も歴代OB会長のひとりとしてスピーチをすることになっていたようなので、出席出来なくなって申し訳ない気持ちだ。
あまり勝れない気分のまま受け取った年賀状に目を通す。昨年もそうだったが、今年も配達される時間帯が早い。かつてはお昼近くになって配達されたものが、今では新聞と同じように配達される。これは昔の郵便局制度の下では考えられなかった。
さて、夕べは体調を崩したまますぐ就寝したので、1年の締めくくりとしては最悪だった。1年間を振り返って反省することも、考えることもなく最悪の精神状態で幕引きしてしまった。その意味では、今年は勝れない気分をそのまま持ち込んだ新年である。
今年やらなければならないこと、やってみたいことは大分ある。福島・相馬市の鈴木進一さんから年賀状で、アラスカへのお誘いがあった。どんな旅なのか、昔ヨーロッパへ行く途次必ず立ち寄ったアンカレージ空港周辺しかイメージが浮かばないが、アラスカの自然溢れる大地をのんびり旅するものなら行くことを前提に検討してみようと思う。その他にも、バルト3国、マグレブ3国、コーカサス3国、ネパールにも行ってみたいと考えている。
出版もそうだ。まず、旧蝋打ち合わせた「観光」に関する書物の発行。共著者として一部を執筆することになっている。更に今年は9月に国際ペンクラブ東京大会開催に合わせてドキュメントを書いて上梓してみたいとも考えている。
幸いにして今日ホームページへのアクセス数が15,000件を超えた。2年半かかってこの数字が多いか少ないかは何ともいえないが、これだけ多くの人に見ていただけるのはありがたい。今年はブログも一層気を引き締めて自分の考えや提言をどんどん発信していこうと思う。
外部の市民講座については、いずれ駒沢大学や多摩美術大学の公開講座の案内も送られてくるものと思う。今年もこういう市民大学のような場で、大学の授業を受講したいと考えている。
講師の仕事もボランティアを含めていくつか務めていくことになると思う。今月下旬から始まるTEIの「図解塾」2日間講座が3月まで続くのを皮切りに、すでに話のあった講義を考えると例年通り忙しくなるのではないだろうか。
これらはみんな健康が土台である。昨日のようなことがあってはならないが、回復までもう一息のところまで来ていながら、膝の炎症が完治していない。CRPの数値が大分良くなってはきたが、副作用として服用している薬のせいで血圧も上がったままである。今年こそはCRPを下げて膝の炎症からおさらばしたい。さすれば血圧も平常値へ戻ると見ている。
夜になって新年恒例のNHKウィーン・フィルハーモニーのニューイヤー・コンサートを楽しんだ。今年の指揮者はフランス人のジョルジュ・プレトールで、2年前にも務めている。お年が何と85歳というから驚きである。いつもながらこのクラシック・コンサートは楽しい。ウィーンを紹介したビデオもバレーも判りやすくすっかり堪能した。
夜になって食欲はあまりないが、大分具合は良くなってきた。
さあ、新年の幕開けだ。平成22年、2010年を平穏ながらも、健康にして仕事面でも思い切り活動出来るよう頑張るつもりだ。