1124.2010年6月11日(金) ももこさんのご主人急逝

 今朝メールを見たら、小中陽太郎さんから払暁4時娘さんのご主人が亡くなられたとショッキングな伝言が入っていた。手遅れだったと書かれていたが、急逝の原因について詳しいことは分らない。娘さん、ももこさんの夫は韓国人で鄭さんと仰る。まだ若いのにお気の毒だ。葬儀関係については韓国の人がよく面倒をみてくれていると感謝の気持ちを書いておられる。お仕事の関係もあるのだろう、今日大邱市から帰国すると知らせてくれた。小中さんご夫妻とももこさんのお気持ちを考えると何と言葉をかけていいのか分らない。心より鄭さんのご冥福をお祈りし、ご遺族の皆さまにお悔やみ申し上げたい。

 今日は2つの予定があった。ひとつは、JN協会の観光セミナーである。講師は横山善太・㈱JALUX特別顧問で、日本航空OBらしく昨今話題になっているJALについて外から容易には分り難い内情や、JALとJASの合併話の裏話などを話された。合併話では私が知り合いのJAL社員から聞いた風聞のような話とは随分違った。やはり実際にそういう深刻な問題に関わった人から内部の話、特に両社の合併比率決定の経緯を聞くと大分印象が異なる。目から鱗が落ちるような話だった。

 2つ目の予定は、夕方プレスセンターで開かれた片山正彦氏の「ここに記者あり!」(岩波書店発行)出版記念会である。片山氏には2年ぶりにお会いした。モデルの村岡博人氏も出席された。村岡氏はサッカー元日本代表選手だった割には、小柄な方だ。入れ替わり立ち代り親しい人たちが、村岡氏と片山氏を誉めておられた。参加者は150名あまりだったが、ほとんどメディアの人びとだった。今ジャーナリズムの危機が叫ばれているが、それを裏付けるように冒頭挨拶された元共同通信役員の原寿雄氏が、自民党政府から機密費をもらっていたジャーナリストがいる。それが近日明かされるのではないかと言われ、ジャーナリストは襟を正すべきだと強調された。

 片山氏にも、北岡和義氏、菱山郁朗氏にもお会いした。

 先週土曜日の寺前さんの出版記念会とは趣も異なり、片山氏のお人柄や個性的な面が表れていたように感じた。

2010年6月11日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com