1154.2010年7月11日(日) 参議院選挙の結果は?

 今日は戦後22回目の参議院議員選挙の投票日である。いつも通り妻と近くにある息子たちの母校・東深沢小学校へ出かけた。散歩がてら同じ深沢1丁目にある将棋の羽生名人宅前を通り、ぶらぶら歩いて行った。投票終了時間の夜8時を待ってNHKではすぐに出口調査の結果から早くも「当選確実」立候補者名を発表した。手際が良いというのか、システムが完備されたのか、最近の速報の出し方には驚くばかりだ。アフガニスタン大統領選挙のように、発表までに1ヶ月以上もかかったのではとても今の時代には合わない。

 さて、夜9時半を回ったところで、改選数121議席のうち、残りは36になった。この時点で元プロ野球出身の石井浩郎(自民)、柔道の谷亮子(民主)が当選を決めている。この不透明で不景気の時代にあって難しい国政を担うのに、これまで政治家としての勉強も訓練もほとんど積んでこなかった人が、有名人だからとか、素人の純粋な視点だからと言って簡単に国会議員になれるのは釈然としないが、やはり有名人は強いとつくづく思う。まもなく全当選者が決定すると思うが、マス・メディアが予想した通り民主党は過半数を獲得出来そうもない。菅首相就任直後に跳ね上がった民主党の人気回復も、その後の消費税値上げの発表の唐突さと稚拙な説明のために、各党から集中砲火を浴びて人気は急落した。最終結果はまだ分らないが、すぐにも決まるだろう。

 ところで今回当選した議員は、参議院不要説、参議院議員数削減案についてどう思っているだろうか。共産党、社民党以外はほとんど議員定数削減を提案しているが、これまでのところその動きは一切ない。格好の良いことは威勢良く言うが、自分の身に降りかかるようになると、突然黙ってしまう。この後各党はこのマニフェストに盛った議員削減についてどういう行動をとるだろうか。

 序に言えば、石井浩郎氏や谷亮子さんにも消費税問題や普天間基地移設問題についてご意見を伺いたいところである。

2010年7月11日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com