今日午後4時27分ごろ熊本県で震度7という大きな地震が発生した。最大震度7を観測したのは、宇城市と氷川町で、熊本市と八代市は震度6だったが、県内のみならず九州全般に揺れを感じさせる広域的な地震でもあった。まだ犠牲者については報告がないが、明日になればかなり大勢の犠牲者が出るのではないかと思う。実際嘉島町のイオンモールで地震発生後に爆発があり、2階が落ち多くの人が建物内に閉じ込められているという。JR八代駅構内では貨物列車が脱線して横転していた。高速道路もつなぎ目でずれが出来て通行止めとなっている。余震もあり、大勢は明日以降に分かることだろう。熊本は10年前に大地震があり、熊本城を再建中であり、少しでも被害のないことを祈るばかりである。
さて、最近は気候温暖化のせいで、天候と気温の変化が激しい。特に猛暑が一転して豪雨や雷雨になり警報が発せられるケースが多くなった。
昨日は関東でも各地で激しい降雨があったが、東京都内でも地域的に一時雷雨が襲った。テレビ・ニュースでわが世田谷区内の激しい雷雨が放映されても自宅近辺では空は明るい。その内雷雨警報と竜巻警報が発令されるありさまである。一昨日には、夕刻になっていつも通りウォーキングに出かけたところ雨が降り出し、途中で引き返したくらいである。こんなことから毎日テレビで天気予報を観ることが多くなった。今日は時折激しい降雨となったので、ついに外出することも出来なかった。
猛暑については各地で熱中症警戒アラートが発せられ、救急車の出動が増え、酷暑日が増えた。東海地方を中心に厳しい熱波が押し寄せ、今年から制定された「酷暑日」が、今月21日から記録され、岐阜県美濃市、静岡県浜松市、山梨県甲府市などでは以降連日5日間酷暑日を観測した。九州では、昨日大分県日田市で観測史上初の酷暑日となった。
この猛暑は、世界共通でヨーロッパでもフランスとスペインでは大規模な山火事が発生し、フランスでは東京23区の約2/3に当たる地域が焼失し、22万人が避難しているという。ワインの生産地ボルドー周辺が山火事に襲われた現場を視察したフランスのマクロン大統領は「第2次世界大戦以降最悪の事態」と語っているほどである。
スペインでも同じように山火事により近年最大規模の火災となっている。大分昔のことになるが、スペインからボルドーへバスで走り抜けたことがあり、あの時のハプニングを想い出す。1979年12月にスペインで文部省派遣教育使節団に同行した時のことだった。スペイン・アンダルシア地方のビルバオからバスでピレネー山脈を越えてボルドーへやって来てレストランで昼食を取った。その晩になってそのレストランのオーナーが宿泊先のホテルへ車で追いかけて来て、昼食分にもらい損ねた金額があり、それをいただきに来たと不足分を請求され、支払った。オーナーは昼食時にドライバーから宿泊するホテル名を聞いたと言っていた。珍しい事件だったと思う。翌日ボルドー市内を見学したが、ブドウ畑と昼食代の不足分支払いが印象に残っている。
ともかくあのブドウ畑に囲まれたボルドー周辺が山火事に襲われていることは何とも残念であり、今後対策を講じて再び山火事が発生しないことを祈るばかりである。
洪水の被害も悲惨で、アジアでも台風の影響で、メコン川が溢れ出し、ベトナム、タイ、ミヤンマー、ラオスなどで洪水と土砂崩れの被害が発生している。ヨーロッパでもルーマニア、チェコ、オーストリア、ドイツ、ポーランドなどで大雨により死者が出ている。
このように近年急速に増えた火災や洪水などの自然災害は、尽きるところ地球温暖化現象によるものであり、その原因である二酸化炭素による排出ガスを抑制する必要がある。それはこの原因である排出ガスを認めようとしないトランプ大統領のアメリカが、自己の利ばかり主張するのではなく、真面目に深刻な事態を理解して考え直し、各国と協力して地球温暖化防止対策を講じなければ、これからも地球は熱く、洪水に見舞われることだろう。