7013.2026年7月26日(日) 大相撲安青錦優勝とイランの地球温暖化

 今日は大相撲名古屋場所千秋楽である。珍しくも3人の関取による巴戦の優勝決定となった。大関霧島、関脇熱海富士、そして優勝した関脇安青錦である。安青錦にとっては3度目の優勝であるが、すべて優勝決定戦で勝ち取った優勝である。春場所にケガで負け越し、夏場所を全休して大関から陥落したが、今場所は関脇の地位で10勝以上を挙げたので、来場所には大関へカンバックする。中々気持ちの良いウクライナ出身のお相撲さんでファンも多く、今日の決定戦では優勝が決まると場内は大盛り上がりで湧いていたくらいである。大関へ復帰したら、横綱を目指して一層の活躍を期待している。

 さて、連日のように厳しい熱波が襲来して、東海地方を中心に酷暑日を記録している都市が多い。世界中でこの温暖化気候を何とか和らげたいとの希望が強いが、国同士の対立や、政治家の独善的な思惑などにより、前向きにこの問題を解決しようとの空気があまりない。そんな人間の浅はかな考えをあざ笑うかの如く、地球上の気温は毎年少しずつ上昇している。早く効果的な手を打たないと取返しが付かなくなる。

 実は、3日前の本ブログにヨーロッパ中を襲っている熱波により、各国に多くの死者が出ていると指摘した。二酸化炭素排出が地球温暖化現象の主たる原因とは考えようとしないトランプ大統領のアメリカでも、実際には「ヒートドーム」と呼ばれる現象で死者は今後増え続けると考えられている。

 かなり古い記事になるが、昨年11月21日付朝日夕刊に特集として、対米戦争前のイランの気候変動の様子が紹介されていた。アメリカのイランに対する不信感は、イランの核開発問題である。このためアメリカは長らくイランに対して資金援助や投資等を止めていた。それが更にエスカレートして今年3月のイラン空爆に至ったのだ。昨年ブラジルで開催された国連機構変動会議(COP30)でブラジル副大統領が「イスラエルの空爆などにより、首都テヘランだけで5万㌧以上の炭素放出により広範な環境破壊を被った」とイスラエルとアメリカを非難した。

 私が特にこの記事に改めて注目したのは、3月以降アメリカ軍によるイラン中部の世界遺産イスファハンへの攻撃により、かなり都市が破壊されたというニュースについて、どの程度の規模で破壊されたのか記事にまったく書かれておらず、1度同地を訪れ名品ペルシャ・ジュータンを購入したことがあるイスファハンをはじめ、ペルシア王朝時代の数々の遺跡が破壊されてはいないかと気になって仕方がなかったからである。その後いろいろ調べてもイスファハン史跡の戦禍は分からなかった。ただ、夕刊記事では昨今河川や湖が干上がっていると知り、空爆による破壊とは別に、大好きなイスファハンもイマーム広場近くのサーヤンデ川が水位の低下と過剰な地下水のくみ上げにより地盤沈下を引き起こしていると知り、聊か失望している。イランでは過去30年間に1.8℃も気温が上昇しているという。ベゼシュキアン大統領は、このまま雨が降らなければテヘランから市民は退避しなければならない」と語って物議を醸したほどである。そのイランは温暖化対策の国際ルールである「パリ協定」に最初に署名した国でもある。だが、未だに批准をしていない。その一方でアメリカは、トランプ大統領が「パリ協定」の主旨に納得出来ず、身勝手に離脱してしまった。

 いつも世界中をお騒がせしているトランプ大統領も、もう少し真面目に地球温暖化対策について考え、知恵を出し、資金を供出して地球のクリーン化に真剣に向き合ってもらいたいものである。

2026年7月26日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com