各地に櫻が満開になってきたところが増えてきた。今日も恒例のウォーキングで近所を歩いて櫻並木へ来ると正に満開だった。やはり櫻は良いなぁと感動しながらしばらく見入っていた。
情緒ある櫻と一緒に語るには些か場違いな感じだが、政府は2026年度予算案の年度内成立に拘り、強大な勢力を背に暫定予算案を閣議決定する強引な手法を押し通している。高市人気がその大きな原動力となっている、カリスマ的な高市人気がどうしてこれほど国民から高く評価されるのかどうもよく分からない。そこには、潤沢な資金があるからではないかと気になっている。
例えば、あまり騒がれないが、早くから高市首相は政治資金パーティを度々開催して資金を集めていた。そしてパーティ券購入者には、必ず「世界平和連合奈良県連合会」の名があった。これは明らかに旧統一教会、「世界平和統一家庭連合」である。その購入者の名前には、「早世会」と書かれていた。「早世会」とは、高市早苗の「早」と世界平和連合の「世」から名付けられたというから、関係の底深さが分かる。旧統一教会が発行する月刊誌「世界日報」に高市首相は1994年にインタビューに応じてから関係が続き、その後25年間に12回もの接触がある。霊感商法対策に関わっている山口広・弁護士は、「旧統一教会は招待を隠して違法な勧誘や霊感商法などの反社会的行為で人材と資金を獲得し、韓国本部への献金を行ってきた団体であり、政治家が関係を持つことで旧統一教会の活動にお墨付きを与え、利用されてきた。高市首相は教団との接点を指摘されてきた。それについて明確に説明し、今後は関係を絶つことが最低限の責任」と厳しく批判している。
そこへまた、新たな疑惑が明らかになった。高市事務所が過去にパーティ券の購入者から受け取った代金を寄付金として確定申告し、寄付金控除申告をしていたという疑惑である。つまり所得税の「寄付金控除」の対象とならない政治資金パーティ券購入者に、控除のための書類を不正に発行していたということが浮上してきた。高市事務所は、脱税に協力した脱税ほう助の疑いがあることが分かった。
総理大臣ともあろう責任ある人物がどうしてこうも意地汚い国民でもあまりやらないような悪行を冒すのだろうか。首相をはやし立てている国民にもその責任の一端はあると言わざるを得ない。高市首相は、トランプ大統領に愛嬌を振りまくような行動を慎むと同時に、自分自身の身近な経理処理などにも厳しく対処し監視の目を光らせ、悪事を行わないよう身を正すべきである。
実は、高市首相には自分自身過去において同じような脱税を冒したことがある。その点を考えると確信犯と言える行為である。それは、2017年3月の参議院総務委員会のことである。首相自身が代表を務める選挙区支部に1千万円を寄付し、寄付金控除で所得税の還付金約3百万円を受け取った件である。総務相だった高市氏は、その事実を認め違法行為ではないが、還付の申請をすることはやめると答えたようだが、そのような認識がおかしい。実際に同じ脱税行為を冒したのは、高市首相自身である。
どこまでも金に汚く襟を正さない「人気ある」首相である。この悪行をそう簡単にやめるとも思えない。手を変え品を変えていつまで続くのだろうか?