6885.2026年3月20日(金) 日米首脳会談は、日本に成果はあったか。

 世界中から注目されていた日米首脳会談が、今日真夜中に高市首相とトランプ大統領の間で行われた。事前にイラン攻撃や、ホルムズ海峡の原油輸送船の安全航行などで、NATOや中国から厳しい声が伝えられて、自らの言い分を撤回したトランプ大統領だったが、高市首相を与しやすしと見たのか、終始頗るご機嫌が良かったようだ。冒頭に首相が大統領を持ち上げるような発言「世界中に平和と繁栄をもたらせるのはドナルドだけだと思っている。私は諸外国に働きかけて、しっかり応援をしたいと思っている。今日はそれを伝えに来た」とのヨイショに気分を良くしたようだが、NATO首脳陣はこのパフォーマンスをどう見ただろうか。大統領は、「日本の対応について非常に素晴らしい支援を受けている。NATOとは全く違う」と納得したようだ。

 会談の大きな課題は2つあった。ひとつは、大統領が求めたホルムズ海峡の安全確保のための貢献に対して、首相は、戦闘が続く中での自衛隊の艦船派遣は、法的制約が多い日本の実情を説明し、可能な貢献を行う意向を伝え、大統領は艦船派遣に関する要求を重ねなかった。

 もうひとつは、日米関税合意に基づく対米投融資額は約87兆円で、アメリカ産エネルギーの生産拡大にともに取り組むことを確認した。

 首相にとって不満が残ったのは、対中政策について大統領がどう考えているのかを知りたかったが、対中関係で中国を誤解させたくないと考えたのか、あまり対応してくれなかったことぐらいだろうか。

 訪米前には、時期的にも、中東情勢の流れからも難しい時期であったが、首相としてはまずまずの成果だったと納得しているのではないかと推察される。ただ、事態は動いており極めて流動的であるだけに、首相としては安閑としてはいられないだろう。

 各国メディアが興味を抱いたのは、日本人記者がトランプ大統領へイランへの攻撃をなぜ同盟国に事前に知らせなかったのかと質問したことに対して、秘密事項は事前に他へ伝えない、対米戦争開始時に日本軍が秘密裏に真珠湾攻撃を行ったのも同じだろうとの大統領の説明に、イギリスやドイツのメディアはとりわけ関心を持って伝えていたようだ。

 さて、昨日開幕した選抜高校野球大会で開会式直後の最初の試合で、昨年夏の全国高校野球大会優勝校の沖縄尚学高が、東京代表の帝京高に3-4で敗れた。そして2日目の今日は、昨年の選抜大会の優勝校・横浜高が鹿児島県代表の神村学園に0-2で負けてしまった。最終回に二死満塁の逆転のチャンスが訪れたが、打者三振で呆気なく敗れた。プロ野球とは異なり、高校野球は正確な情報が入手し切れず、勝敗の予想は難しいが、それにしても昨年の春夏の優勝校が緒戦で早々に姿を消すとは意外だった。

 終盤戦に入った大相撲春場所も今日は13日目であるが、元大関の関脇霧島が12勝1敗で優勝争いのトップに立っている。霧島に続く力士は、横綱豊昇龍と前頭5枚目の琴勝峰であるが、今日時点で勝ち星2つの差をつけているので、明日にも優勝が決まるかも分からない。

 プロ野球も日米とも間もなく公式戦が始まる。もともとスポーツ好きだったので毎日文を綴りながら折を見てテレビ観戦するのも悪くない。

2026年3月20日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com