6874.2026年3月9日(月) 自民党推薦の現職石川県知事敗北

 衆議院選の余波も少し収まって来たところで、このところ各地で自治体首長選が行われている。その中で、昨日石川県知事選の投開票が行われ、前金沢市長山野之義氏が、現職の馳浩知事を破り、4年前のリベンジを果たした。2024年元旦に思いも寄らず襲った能登半島地震により大災害を被った石川県にとって、最大の争点は震災復興であり、馳前知事が復興に向けて精力的に活動しているのは知っていた。今回の選挙でも地震で甚大な被害が出た輪島、珠洲、七尾各市と能登、穴水、志賀では、馳氏が制した。加えて、今波に乗っている自民党と日本維新の会の推薦を受けた馳知事は、厳しい戦いを強いられたが、4年前に勝っている相手だけに行けそうな感じだった。県内19市町で馳氏は16勝3敗で圧倒していたが、最後の金沢市が鬼門だった。実際最後の金沢市の開票を前に、馳氏は山野氏に僅かだが、差をつけていた。だが、4年前まで金沢市長だった山野氏は、有権者の4割が住む票田の金沢市で馳氏に3万4千票もの大差をつけ逆転することができた。馳前知事も能登の復興に力を注ぎ、まだ達成するまでは道半ばである。これから山野新知事の力量が問われる。

 一方、戦闘中のイランでは、最高指導者ハメネイ師を殺害されて昨日専門家会議で後継者選びにより、ハメネイ師の次男であるモジタバ・ハメネイ師が新たな最高指導者に選出された。憲法により最高指導者は、国軍最高司令官を含むほぼすべてに亘って最終決定権をもっている。モジタバ師は、イスラム革命防衛隊でも力を持っている。ただ、イランはイスラム教の下で必ずしも一枚岩ではない。近年反政府デモが頻発し、特に今年初めには、アメリカの制裁強化により通貨急落などの影響で国民の間に生活苦が嵩じて、反政府抗議デモが発生し、当時の指導者ハメネイ師の退陣を求める反体制運動に発展した。治安部隊の出動により鎮圧して数千人規模の死者が出たと報じられたほどである。新最高指導者のモジタバ師が、こういう空気の中でどうイランを立て直すのか、手腕が問われる。

 この選出について、アメリカのトランプ大統領は好い顔はしない。「アメリカの承認がなければ長続きしない」などと述べ、イランが貯蔵する高濃縮ウランを押収するために特殊部隊を派遣することも排除しないなどと相変わらず身勝手な言葉を繰り返している。

 さて、トランプ大統領のことを考えると目の前が真っ暗になる。それを晴らしてくれるひとつは、今開催中のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)である。相変わらずテレビ中継が行われず、昨日日本チームの結果を知ったのは、午後11時ごろだった。結果は、日本が4-3でオーストラリアを破り、グループCの1位が確定し、アメリカのヒューストンとマイアミで行われる準々決勝戦以降への出場が決まった。

 昨日東京ドームで行われたオーストラリア戦には、天皇ご一家が観戦にお見えになったが、愛子さまにとっては初めてである。

 日本チームは、明日チェコ戦を終えてからアメリカへ旅立ち、2連覇へ挑戦するが、今大会はアメリカ以外にもベネズエラ、ドミニカ共和国、キューバなど強豪国が相手になるので、厳しい優勝争いになるだろう。しかし、昨日までの日本チームの試合ぶりからすれば、優勝の可能性もかなりあると見ている。普段通りの実力さえ発揮してくれれば、勝てるものと期待している。

2026年3月9日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com