2001.2012年11月4日(日) ブログ2000回の反応と励まし

 昨日ブログ2000回達成をメールで友人や知人に連絡したところ、早々に多くの友人から元気をいただく返信メールをもらった。中にはイスラエルやアメリカ・フロリダからもメールをいただいた。皆さんによく読んでいただいているようで、嬉しい限りである。また、2000回と言わず、3000回を目指せと励ましてくれた先輩もいた。こうなると何が何でも、次の目標として2500回、3000回を目指さざないわけには行かない。

 だが、いずれにしてもこのブログを書き続けることが、気障に言えば今や自分にとってもひとつの生きがいになっているのかも知れない。ただ、現状は思いつきで何でもかんでもその時の話題に食らいついて書いている感じである。総花式過ぎてパンチが利く文章になっているのかどうか、やや気にかかるところだ。ある程度ジャンルを絞った方が良いのではないかとも思っている。この点について今度この道の専門家に相談してみたいと思っている。

 さて、先週からやっと臨時国会が開かれ、サボりっ放しの国会議員も漸く仕事始めとなった。すると今まで衆議院解散を執拗に求めて国会審議を拒んでいた野党・自民党が態度を豹変させた。国会審議で最も重要な赤字国債発行法案がストップしていたために、国から地方自治体へ回す交付金が支給されず、自治体にとって資金借り入れのための利子を生んでしまったのだ。これで自治体が、民主党ばかりでなく、むしろ法案成立を妨害している野党に不満をぶちまけたのである。自民党の対応がこれで変わったのだ。何ともだらしない腰砕けである。体裁を保つため、自民党は相変わらず法案成立には賛成するが、衆議院解散は早急に求めるとの姿勢は崩していない。何とも政治家の節操のなさには呆れるばかりである。自分たちの都合だけで世の中が渡れるとの狭い料簡で、まったく国民には目を向けていない。

 この機能しない政治の様子は国内ばかりでなく、海外から見てもよほど無能で異様に映るようで、昨日のフランスの大手新聞「ル・モンド」第一面に、日本の政治は麻痺していると書かれるていたらくである。国会が開かれても、中身のない議論のやりとりだけでは何の意味もない。やはり議員一人ひとりが、自分の立場と役割を弁えて、国家と国民のために尽くすのだとの強い自覚を持つことが大切である。売名行為や、パフォーマンスばかりが目立っているが論外である。今の政治家には国家のため、自分自身のために普段から地道に勉強している様子が見られない。現状のままなら、議員数を半減しても問題はないだろうし、世襲議員にブレーキをかけるぐらいの劇薬的なことを行わないと議員らの奮起を促すことは無理だろう。

 政治に失望はしたくないが、政治家には約束ごとぐらい守る誠実さと実行力を求めたい。

 ところで、秋分の日にお墓参りを欠かしてしまったので、選りに選って大安の今日、長男が居候しているのを幸いに連れ出し、妻と3人でお墓参りをすることにした。今日はいつもと順序を逆にして、妻の実家のお墓、多磨墓地へ先にお参りして、その後近藤家の菩提寺、中野の宝仙寺へ回った。大安とあっていずれも人出はあまり多くなく、多磨墓地では静かな雰囲気を楽しめた。その後ハイアット・リージェンシー東京で久しぶりに美味しいランチを食した。ホテルには七五三祝いの家族連れがチラホラ見られた。これでやっとお勤め?を果たしたような気持ちである。

2012年11月4日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com