昨日の雨には驚いた。最近これほど激しい大量の雨と雷が轟音を響かせたのは、記憶にないほどである。天気予報解説を聞いていると、西から太平洋沿岸を東方へ向けて雨雲が進んでいた時に、思いがけず北から関東方面へ雲が南下して関東周辺上空でぶつかり合って激しい雨をもたらしたと言っていた。稀なケースと言えるようだ。夕刻から各テレビ局でも都内各地の激しかった降雨の様子を伝えていたが、世田谷、目黒区の大量の降雨状況を知ることになった。それにしても雷の轟くような音には、自宅に落ちるのではないかと心配したほどだった。それでも夜遅くなってから風雨ともに止んでホッとしたところである。
さて、暴力国家アメリカでトランプ大統領の盟友と言われた31歳の若き保守派、チャーリー・カーク氏が集会の最中に銃で狙撃され死亡した。犯人はまだ捕まっていないが、相当恨まれていたものと思われる。これまでの目立った言動を拾ってみると凡そ察しが付く。
それにしてもこれだけ見境のない殺人事件を犯しても凶器である銃器所持、試用を止めようとの声がアメリカ国民の間から湧き上がってこないのが不思議である。この辺りにアメリカ国民の隠された暴力性がある。このままだとするとアメリカ国内には永遠に残虐な殺人事件が絶えることはないだろう。口では、平和とか、友好などを叫んでも根に暴力を隠し持っているようでは、アメリカ人の安全は信頼されないし保たれないであろう。
ところで、一昨日の本ブログにネパールのオリ首相の辞任について触れたが、その後国内は混乱して政治空白となり、次の首相が誰になるのか今のところ予測出来ない。若者らによる政府への不満、抗議が暴力行為に発展し、全国25カ所の刑務所が襲撃され、不用心にも1万5千人以上の受刑者が脱走した。暫定政権を誰が中心になって構成するのか、軍と若者の意見が割れて当分まとまる見通しが立たない。憲法の規定では、首相は下院議員の中から選ぶことになっているので、現状ではそれは難しいようだ。若者グループは、議会解散が先決としているが、このままだと政治空白がいつまで続くことやら見当もつかない。政治も世界的にカウスの時代に入って来たと言えるようだ。
さて、今日は吉祥寺の武蔵野商工会議所で8日前に飯田橋のNPOで行った講義とテーマは似ているが、時間は長く現場の臨場感についてたっぷり話をすることが出来た。聴講者は、弁護士、税理士、会社経営者、建築家など幅広く実務に携わっておられる。大分関心を持って聞いていただいたように思う。私の海外武者修行の珍しい体験談が受けたようだ。最後に質問もいただいた。終わってから割烹料理店で贅沢な料理をご馳走に与り、会頭さんら幹部の皆さんと会話も楽しんだ。久しぶりにアルコールも飲んですっかり好い気分で帰って来た。