6083.2024年4月17日(水) 小池都知事、知事の資格なし! 即刻辞めよ!

 自治体の長たる者が、このザマは何だ!ウソつき、ごまかし、騙し討ち、無責任で、よくぞ恥ずかしげもなく都民、国民を騙し続けていられたものだ。小池百合子・東京都知事は、即刻知事を辞任すべきである。

 都政については、それなりに実績を上げていると思う。その点は評価したいと思う。しかし、無駄な政策も多かった。築地市場移転、東京オリンピック開催、そして今都民のみならず多くの国民から反対の声が上がっている神宮外苑再開発プロジェクト計画である。築地については、仲買人たちの声を充分聞き入れなかったし、東京五輪ではまだ使用出来るスポーツ施設があるにも拘わらず、新たな施設を建設した。実際自宅近くの駒沢公園には、使用出来る施設がいくつもあったが、ひとつも使われず新施設を建設して、建設会社を潤わせた。それは今懸案の神宮外苑再開発も同じである。無用な経費を使いすぎることが大きな問題である。

 7月に都知事選を迎える小池百合子・東京都知事の学歴詐称問題に関する信憑性の高い情報が最近放出されて、4年前の知事選前と同じ問題が再燃して今度ばかりは知事も胡麻化しようがなくなったが、何を考えているのか、知事は今以て反論も説明もしようとしない。

 都政の長たる知事が、4年前に売名と自己弁護のためにカイロ大学のメールによる声明文公表などで学歴詐称を隠蔽したことから、今や逃れようがないが、その他にも学歴詐称を暴く疑念が後から後から暴露されている。「文藝春秋」5月号にキャリア官僚だった元側近弁護士が黙っていられず、詐称隠蔽を誌上に告白した。最初に偽証だと分かったカイロ大首席卒業は、舛添要一元都知事に在学生2人中の1番だったと語ったり、その後首席ではなく優秀生だったとか、日本では関西学院大学卒業と称していたが、僅か9か月で中退したり、カイロ大入学前にカイロ・アメリカン大東洋学科入学とあるが、同大にそういう学科はないという。そうかと思うと外部の日本人アラビア語通訳から「知事のアラビア語はしどろもどろで、会話は2歳児レベル」と厳しく指摘されたり、とにかく止めを刺されている。中でもカイロで2年間も同宿していた女性が、「百合子さん、あなたが落第して大学を去ったことを私は知っている」とまで証言している。

 自らの不祥事で都知事を辞任せざるを得なかった舛添氏からも、「嘘から始めた政治家人生、大衆迎合のパフォーマンスで権力の階段を駆け上がって行った虚飾、本人のためにも、日本国のためにも、この権力欲にまみれたポピュリストはもう政界から去ったほうがよい」と厳しく指摘され、非難されている。

 問題は、あちこちから疑念が出てカイロ大卒業を証明するものがなくなった今も、卒業したと言い張るだけで正面から応えようとしない知事の姿勢である。裏金問題で国民からすっかり信用を失った自民党国会議員と同様に、自ら蒔いた種の学歴詐称に納得出来る説明が行われないようでは、もうすでに遅いとは思うが、記者会見を開いて1日も早く辞任の意向を表明すべきである。

 今月28日に衆議院議員の補欠選挙が全国3地域で行われるが、そのひとつ、東京15区で小池知事は、昨日都民ファーストの会所属立候補者の応援演説を行った。困ったことに、まだまだやる気充分のようで、7月には3期目を目指して立候補する意向のようだ。だが、これだけ世間にウソをつき、説明もしない無責任な人物が東京都知事に居座り続けながら、負い目を抱いているカイロ大学へ公費を寄付したり、国家財政に比べてややゆとりのある都財政を自らの手柄にすべく、18歳以下の都民に教育費無料の子育て支援政策を国に先立って実行したり、こう身勝手な都知事を抱えていては都民にとっても大迷惑である。改めて早く辞めてもらいたい。

 それにしても週刊誌やネットでは、大分小池知事を非難しているが、メディアをリードする新聞やテレビが知事の疑惑を深く追及しないことがどうにも納得出来ない。特にNHKでは何を考えているのか、公職選挙法に触れる行為について何も言わないというのは、欺瞞放送局と言われても抗弁の仕様もないだろう。

2024年4月17日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com