5348.2022年1月2日(日) 正月に考えさせられる友人の言葉

 今日も元旦に引き続き快晴である。恒例の「東京箱根間往復大学駅伝競走」、通称「箱根駅伝」第1日目をテレビ観戦した。午前8時東京読売新聞社前をスタートした。結果は往路1位は青山学院、2位帝京大学、3位駒澤大学だった。もうひとつのテレビ観戦はラグビーだった。伝統校の早慶はすでに準々決勝で敗れたので、やゝ気合が入らなかったが、午後国立競技場では、ラグビー大学選手権準決勝が行われ、第1試合では明治大が東海大を、第2試合では帝京大が京都産業大をそれぞれ破り、9日の決勝戦で相まみえることになった。昨秋の関東大学対抗戦ですでに対戦して帝京大が明大に勝っているが、今日の両チームの戦いぶりを観ていると、どちらが勝つかの予想は難しい。

 テレビ観戦の途中で近くの駒澤公園へウォーキングがてら、第100回全国高校サッカー選手権が開催されている駒澤球技場へ寄ってみた。外からスタンドへの入口を通してスタンドの様子が覗けるが、閑散としている。入場口で係員に尋ねてみると事前に入場券は完売したと言い、これ以上場内へ入ることは出来ないということだった。コロナ対策とのことで、観客で満員にすることは出来ないようなシステムになっているようだった。

 どこもかしこもコロナ、コロナで窮屈になったが、流石に正月休みということもあり、公園広場には大勢の家族連れが三々五々集まって、凧揚げをしたり、ボール遊びをしたり、思い思いに楽しんでいる様子を見ていると心が和んでくる。

 さて、妻が明後日東京医療センターに入院し、翌5日に虫垂炎の手術を受けることになっているが、今日その手術のためのルールとしてPCR検査を受けに行った。病気、入院、手術の話になりがちだが、つい最近2人の友人から入院、手術の連絡を受けた。2人とも退院され安静に努めているようだ。ひとりは、胃がんで、もう一人は大動脈解離で術後慶應病院に3週間入院していたが、食事で栄養管理をするよう言い渡されたようだ。妻のケースは、盲腸なのでそれほど心配はしていないが、年齢的な問題もあり、気にしないわけではない。そんな時に、次弟から7月に白内障の手術を受けると知らせて来た。これまであまり周囲に手術をする者はいなかったが、自分自身も含めて、手術をする人が増えて来た。これも年齢のせいだろう。

 気持ちが暗くなりがちであるが、前者の胃がんの手術をした地方都市に住む高校の友人は、日ごろから徒然草や、江戸期の文学、とりわけ俳人蕪村を学び精通している。夕べに田舎道を散歩していると人生の黄昏時や終焉の時を感じさせられると感受性の強い言葉を伝えてきた。そして、新年に当たり、「私の趣味として多少なりとも古典を読みこみながら、短文を書き認めメールに添付して知己の皆さまへのお便りをしたい」と新年のメールを添付で送って来てくれた。終活というか、身辺整理というべきか、若い時から貯めていた書籍を整理したいとも書いている。少々心寂しい気にさせられる。私が未熟のせいか、まだまだそのような境地には至らない。人それぞれである。私にはまだまだやり残したことがいっぱいある。健康管理が一番の課題であるが、そのうえで、思い描いているドキュメントを何としても仕上げたい。

2022年1月2日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com