5252.2021年9月28日(火) 明日自民党新総裁が決まり、首相も・・・。

 明日自民党総裁選が行われるが、投票の行方が過去に比べて若手議員らの声をそのまま受け入れ比較的自由になり、必ずしも派閥に縛られることがないようだ。但し、4人の立候補者のうち、最初の投票で過半数が得られなければ、上位2人による決戦投票になり、その場合はかなり派閥に締め付けられるようだ。現状では、決選投票に持ち越されそうだとの見方が強い。決選投票では、国会議員票と同数の党員・党友票は行使されない。国会議員票382票と各都道府県代表票47票の投票によって決まる。

 4人のうち、最後に滑り込みで立候補した野田聖子・幹事長代行が他の3人に大分離されているとの印象が強い。現時点では、議員票なら岸田文雄・前政調会長が、3割の支持者を得てややリードしているとの観測がある。だが、党員・党友票を加えると河野太郎・行政改革担当相が3割強を得て首位を覗う構図である。結局、河野氏と岸田氏が決戦投票に臨むことになるが、その場合かなり肉薄するであろう高市早苗・前総務相、及び野田少数派に投票した議員が、河野氏、岸田氏のどちらを支持するかによって次の総裁・総理が決まる。ここで相も変わらず派閥の領袖がしゃしゃり出てくるのではないか。特に、自らは表立って行動しないまでも、背後で操る安倍前首相、麻生副総理兼財務相、二階幹事長が黒幕としてどう行動するか不気味である。これからの日本を決める自民党総裁・総理がいよいよ明日決定する。

 4人がそれぞれ主張することには、賛成出来ることもある。だが、彼らのスローガンを見てみると国家、及び国民のためにどれほど貢献することが出来るか、むしろマイナス面が多いと思うことの方が多い。もう少し利己的な考えを捨てて、国家のため、国民のための政治を真剣に考えて行動して欲しいと願うだけである。

 さて、4月1日以来半年間に亘って発出されていた新型コロナウィルス防止に対する緊急事態宣言とまん延防止等重点措置を、今月末で解除することを午后7時菅首相が記者会見で正式に発表した。確かにこのところ新規感染者は漸減傾向にあり、経済的にも打撃が大きく、国民は解除の日を今か今かと待ち焦がれている。だが、油断は禁物である。リバウンドにならないことを祈るばかりである。

 ついては、妻のその後の病状が、良くもならず悪くもならずの、いわゆる江戸時代に見られた「ぶらぶら病(やまい)」のようで、手術がいつ行われるのかはっきりしない。昨日でもう入院後1週間になった。今日は私もほぼ4週間に1度の頻度で、同じ東京医療センターに通院しているが、偶々妻の入院棟へ届け物をしたところCTスキャンを終えた妻とばったりお見合いをしてしまった。その様子が下腹部を抑えてどうも浮かぬ顔をしていた。この様子だと手術を終え退院するまで、まだ当分時間がかかるのではないかと思っている。私のリューマチ性発筋通症は、大分回復して明日からプレドニン錠を7錠から6錠へ減らすことになった。やれやれとホッとしているところである。

2021年9月28日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com