先日久しぶりに会った、映画会社へ勤めている大塚靖敏さんから彼の会社が製作した映画「MARCHNG-明日へ-」の試写会にお招きを受け、妻とともに豊島公会堂で観賞した。MARCHING BANDの行動を通して、MARCHING BAND発祥の地・横浜と東日本大震災に遭った福島の港町を舞台に若者たちのBAND活動を家庭環境にまで入り込んで描写した力作である。なかなか感動的な作品だった。終わってから中田新一監督が、舞台上から挨拶されたが、5年前に構想を練ってから、震災に遭い、資金面の工面もあり、大分ご苦労されたようなお話だった。友人らにぜひ薦めたいと思っている。
今日はその前に義姉の絵画が六本木の国立新美術館で展示されているということで、妻ともども観賞に出かけたが、異常な現象が気になった。新美術館でオルセー美術展を開催中であるが、その人出がすごい。チケット売り場前はもちろん、館内入口は延々長蛇の列だった。各レストランも行列して待っている状態で食事も取れず、池袋でランチをいただいた。平日だというのにこの混雑は、やはりお盆休みの影響だろうか。それにしてもオルセー美術館の絵を観ようと思ったら、ご本尊まで出かけなければゆったりとは観られないなと複雑な気持ちにさせられた。
さて、2日遅れで今日開催された夏の高校野球は、開会式直後の第1試合で母校とも言える龍谷大平安高が春日部共栄高に5-1で敗れる波乱の幕開けとなった。外出していたので、テレビ観戦はできなかったが、ちょっとがっかりである。これから他の試合は観る気も起きない。