4867.2020年9月8日(火) 予定通り24日に白内障手術

 来る24日(木)国立東京医療センターで左眼の白内障手術を受ける予定であるが、今日執刀医師による説明会があるということで医療センターへ出かけた。医療センターでは、医師が手術を受ける患者を対象に1時間半程度の説明をするということだった。しかし、新型コロナウィルスの影響で1か所に集まることは出来ず、1人ひとり別々にテレビ画面で説明するということから、タブレットによって15分程度の画像による説明を受け、その後に執刀医師から個別に検査と説明を受けた。

 白内障手術を受けた友人は結構いるが、受ける立場からすれば、それほど大変な手術ではないと聞いていた。ただ、身体の中でも最も大切な目を診てもらうわけで、いくら設備の良い国立病院で名医の執刀であろうとのほほんとする気持ちにはなれない。3日前から所定の薬を服用し、手術以降は就寝時にも眼帯を外さないことが少々面倒である。それでも今世界が暗く見え、寝ながら読書することが出来ない状況では、手術後は世界が明るくはっきり見えるようになることを楽しみにしている。

 さて、コロナ禍の中で観光業界が落ち込んでいるとの声に、7月から観光業全般の景気テコ入れとして国土交通省主導の「GO TO トラベル」キャンペーンが実施され、一部に問題があったとは言え、ある程度観光業界にとっては息をつくことが出来た。そこで柳の下の2匹目のどじょうを狙って、今度は農林水産省が旗振りして「GO TO EAT」キャンペーンを始める。あくまでコロナ禍に伴う外出自粛などの影響を受け、甚大な影響を受けている飲食業者に対して期間を限定して需要喚起を図る。

 果たしてこれが観光業界全般にどれほどの効果をもたらすだろうか。

 コロナが少しずつ終息の方向へ向かっているという一方で、一部にはむしろ逆に感染者が増える傾向が窺える。日本では確かに7月下旬を頂点に少しずつ減り始めている。だが、不名誉にも感染者数トップのアメリカをはじめ、2位のブラジル、3位インドは相変わらず増え続けている。そこへ異変が起きた。連日1日当たり9万人が感染しているインドが、昨日になってブラジルを抜いて2位に躍進?した。インドは何度も訪れたことがあるが、人口も中国に次いで多く、街に人が溢れ、とても「3密」を避けることは難しい。そして、衛生状態が悪いという悪条件が重なり、このままではインドのコロナ旋風を抑え込むのは容易ならないことである。世界で感染者の数は2千7百万人を超え、死者は90万人弱となった。この勢いからすると直ぐに、感染者は3千万人、死者は90万人に達することだろう。

 折も折大統領選で苦戦を強いられているトランプ大統領が、コロナ・ワクチンを来月10月には提供できるだろうと随分楽観的な発表をしたが、一種の選挙戦術ではないかと俄かには信じ難い。アメリカも大統領がひとり相撲ばかり取っているだけに、科学的根拠よりも感情が先走って取り巻きはさぞや大変だろう。

2020年9月8日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com