2719.2014年10月23日(木) 出版記念会の打ち合わせ

 11月10日に開催を予定している拙著「南太平洋の剛腕投手」出版記念会の進行スケジュールについて、当日司会役をお願いしている本橋敬彬さんとホテルのマネージャーを交えて会場「ハイアット・リージェンシー東京」で打ち合わせを行った。3日前にはジャズ・バンドを生演奏してくれる甥の江上友彦くんとも会場を下見しながら打ち合わせをしたばかりだ。本橋さんには過去2回の出版記念会でも司会役をお願いして見事なコーディネーター役を果たしていただいているので、大船に乗った気分でシナリオに則って重点的なポイントだけを打ち合わせした。出席者は概ね100名様程度と考えているが、これまでと大きく異なるのは懇親の時間に会場に流していたBGMを、「江上友彦カルテット」に生演奏してもらうことと、これまでより著名な方々が多数出席されるという点である。

 案外予想できなかったことは、ここへ来て健康問題で出席できないと連絡があった友人が随分多いことである。この会を前から楽しみに絶対出席すると言ってくれていた勝山小学校時代の同級生・笹生嵩夫くんにしても前立腺癌と診断されて手術に踏み切るか、化学療法で対処するか実弟の医師らと相談中という深刻な事情も判明した。やはり健康面で年齢的に難しい年代に差し掛かって来たということだろうか。その点では私自身も普段から健康を売り物にしているが、まもなく76歳になるという点を考えれば他人事のようなことばかり言ってはおられない。

 スピーチなど役割をお願いしようと考えていた人が出席できないとなると、いろいろ障碍が出てくる。代わりの人を見つけなければならないからだ。

 まぁいろいろ課題はあるが、要は楽しい会にできれば良いということだ。森喜朗元総理大臣にもご出席いただけるという光栄なことでもあり、妻はこの日のためにお召し物を誂えた。私はシングルの礼服でゲストをお出迎えするつもりだ。

 拙著の書評も多くの方々から書いていただいたが、今日もまた「秋田魁新報社」論説委員の鈴木亨氏の配慮もあって、同社が発行する10月19日付「秋田魁新報」の「新刊紹介」欄に拙著を掲載してくれ、その新聞を送ってくれた。有り難いことである。

 さて、カナダの首都オタワで物騒な事件が起きた。「イスラム国」に触発されたカナダ人テロリストが国会議事堂に侵入し、乱射事件を引き起こした末に警察に射殺されたのである。いま世界的に恐れられている「イスラム国」が起こした凶悪事件だけに、欧米各国も神経を高ぶらせ異常な関心を示している。「イスラム国」の支配地域を中心に欧米が空爆を行っているが、それほどの打撃を与えることができず、むしろ欧米からイスラム国へ戦闘員として加わる若者が増えている。欧米諸国は結束して「イスラム国」を殲滅させるとの考えでは固まっているが、あまり効果は上がらず恐怖感ばかりが募る。今日はNHK「クローズアップ現代」でも取り上げ、朝日朝刊でもオピニオンとして専門家の意見を大きく紹介している。

 対「イスラム国」に当面効果的な手が打てないようだが、このまま放置すればまさかとは思うが、「イスラム国」に世界が席巻されるという幻想が、現実になりかねない。何とか一掃する手段はないものだろうか。

 ところで、10年前の今日中越地震が発生して68人がその犠牲となった。一番被害の大きかった旧山古志村では復興は進んだが、高齢化や人口減などの問題に直面している。これらは中越地区ばかりでなく日本全体が抱える課題である。いずれにせよ日本は自然災害から容易に逃れることはできない。エネルギー政策を始め、あらゆる国策は自然との調和をないがしろにして考えられるものではない。

2014年10月23日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com