4869.2020年2月23日(日) 令和初めての天皇誕生日

 今日は令和時代に入って初めての天皇誕生日であるにも拘わらず、ニュースとして報道されることがあまりない。今新型コロナウィルスが流行っているということから、世間一般に大げさに取り上げることを遠慮する空気があると同時に、宮内庁が一般参賀を中止したこともあり、お祝い気分が吹っ飛んでしまったからである。

 個人的には、天皇が誕生された60年前の今日、大学の山仲間と群馬県新鹿沢温泉を雪中行軍していたことをつい最近のことのように想い出す。当然ではあるが、まさか将来その日が天皇誕生日になるとは考えもしなかった。これからもこの日のことはずっと忘れないだろう。

 さて、今日午後唐突に茨城県の元教師・内海妙子先生からお電話をいただいた。一昨日私が糖尿病と診断されことについて本ブログに、これから食べたい物が食べられず食事面が気になると書いた文面を読んで心配され、わざわざご自身の経験から温かい激励とアドバイスをいただいたのだった。内海先生は昨年後期高齢者になられたと仰っていたが、もう30年も糖尿病と闘っているとも言っておられた。先生のアドバイスで心強かったのは、糖尿病は何でもダメではなく、何でもOKだが、食べ過ぎないように気を付けることが大切だという点だった。何でも食べられると聞いて肩の荷が下りたような気がした。今日も午前中妻とともに糖尿病を考えた食材を買いに自由が丘へ出かけたところだっただけに有難いお話だった。「案ずるより生むが易し」とまではいかないが、ホッとするアドバイスだった。

 振り返ってみれば、1980年12月に文部省教員海外派遣茨城県団として、21名の先生方と16日間ヨーロッパを訪れ、フランスのマルセイユとローマで現地の学校を訪問した。その時たった2人の女性教師のおひとりが内海先生だった。いろいろ懐かしく想い出されてくる。偶々マルセイユ滞在中に、惜しいことにあのビートルズのジョン・レノンが暗殺され号外が発行され世界中が大騒ぎしていたことも強く印象に残っている。もう40年も昔のことで、私も不惑を過ぎたばかりで元気一杯の壮年だった。今もお付き合いしている先生はいる。それでももう多くの先生が鬼籍に入られて寂しい気がしている。

 先生からいただいたアドバイスを活かして、糖尿病に合った食生活を送り、前向きな日常生活を送りたいと意を強くした次第である。

2020年2月23日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com