4398.2019年5月28日(火) 登校中の小学生を無差別殺人

 今朝またもや川崎市内で卑劣な殺人事件が起きた。小田急・JR南武線の登戸駅の近くでスクールバスを待っていたカリタス学園の小学生たちに51歳の男がナイフで切りつけ、生徒1人と他の生徒の父親が殺害された。犯人は事件の後ナイフで自殺した。父親が刺されて生徒たち19人に切りつけ犯人が自殺するまで、僅か十数秒の早業だったという。他にも重軽傷者が出ている。警察は計画的な事件とみている。それにしても幼い無抵抗な少年少女をナイフで切りつけるとは、狂気の沙汰である。どうしてこのような残虐な猟奇事件が起きるのだろうか。

 安倍首相と神奈川県知事が通学時間帯の生徒の安全に万全を期すと語ったが、こればかりは犯人が無防備な弱者に対して計画的に襲うとしたら防ぎようがないのではないだろうか。

 今日午後帰国したトランプ大統領も日本離陸前に死者に弔意を示した。

 たまたま今日は相模大野のホテルで小田急社友会が行われた。その途中登戸駅で南武線から小田急線に乗り換えるので、事件から3時間ばかり経過した後だったが、登戸駅のベランダから外を覗いてみたところ、現場の様子はまったく分からなかった。それにしても酷いことをやる人間がいるものだ。小学生に対してこんな残虐な殺し方をして、自分が死んでは何の目的でこんな酷いことをやるのか、まったく見当もつかない。

 社友会では、会社の2018年度決算は売上、利益とも過去最高額ということと、ホテル業の拡大、人材あっせん業への取り組み、インバウンドの好況などについて小田急電鉄・星野社長から説明があった。退職後も社業が順調であることはOBとしても嬉しいことである。

 大勢の元同僚仲間と会って楽しいひとときを過ごしたが、帰り際にひとりのOBから「近藤さんですね?」と近寄って声をかけられ一瞬誰だか分からなかった。しかし、名前を聞いて分かった。入社して配属された町田駅の同僚、同期生の椿五郎くんだった。彼は高卒だった。駅から本社へ来て今日まで全く会うことはなかったが、彼は駅勤務から車掌、運転士まで務めたと言っていた。駅員時代に「椿三四郎」ではないかと冷やかしたことがあったが、真面目な男だった。半世紀以上も昔の新入社員時代を懐かしく想い出した。

2019年5月28日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com