4381.2019年5月11日(土) 東洋英和女学院理事長、論文捏造で懲戒解職

 8日に定期的な検診のため、近くの森内科に伺った際、その数日前の夜中に胸が圧迫されるような小さな痛みがあったとお話しした。その後も胸に気になるような圧迫感があったので、その点についてもお話ししたところ血液を検査しましょうということになり、その場で血液検査をして今日その結果を教えていただいた。「案ずるより生むが易し」の言葉通り、先生が心臓周辺と肝臓周辺の筋肉が硬くなっているのではないかと心配されていたが、検査の結果、数値的にはまったく問題がないと分かってホッとした。8月に慶応病院で人間ドックを受診するが、それ以前に心臓は問題ないと分かって一安心である。

 さて、先月末に共同出版書「令和の観光」(仮題)の担当執筆を依頼されて以来、ほぼ毎日担当項目の「観光のあゆみ」について取り組んでいるが、担当分30枚の原稿をざっと書き上げてみた。これから何度も見直して内容、表現ともにチェックして恥ずかしくない原稿に仕上げて提出したい。

 われわれの書く原稿ならともかく、今朝の朝日一面のみならず社会面にも大学理事長の学術論文に捏造があったと大きく取り上げられていたことに驚いた。神学会を代表する論客として知られ、昨年読売・吉野作造賞を受賞した深井智朗・東洋英和女学院理事長が論文捏造と盗用が認定されたとして女学院から懲戒解雇の処分を受けた。これほどプロテスタンティズムについて精通した神学者で、功成り名遂げた学園理事長が何故にこのような下劣な行為に走るのか、まったく理解出来ない。特に神学者・カール・レーフラー氏の保守的な論理を厳しく非難したが、実は氏は実在しないのではないかと疑問が出されたという馬鹿々々しい話が表沙汰になっている。

 政治家のウソには馴れっこになっているが、大学教授の悪質なウソにはただ呆れるばかりで言うべき言葉もない。

2019年5月11日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com