稀代のおバカちゃん総理・鳩山由紀夫氏が今朝成田へ帰って来た。空港では群がる報道陣の質問には一切応えず、無言のまま立ち去った。日本国内の自らへの厳しい批判を知って、やはりバツが悪いのだろう。
モスクワを離れる前にも慌ただしく、日本との交流の窓口となっているロシアのナルイシキン下院議長と会談し、 議長は鳩山氏が日本政府の中止要請を押し切ってまでしてクリミアを訪れ、ロシアへの制裁解除を呼び掛けたことに対して感謝の気持ちを伝えた。完全にロシアのペースに引きずり込まれている。
どうしてこういう非常識で日本にとってマイナスになるパフォーマンスをする人物が、総理大臣になれるのか、いくら考えても凡人には分からない。結局あり余る金と世襲の地盤さえあれば、常識や教養がなくても政治家になれ、そしてそのトップの座に就くこともできるということを鳩山氏が図らずも証明してくれたようなものだ。これでは国民は堪ったものではない。2度とこのような凡庸で、世間知らずの総理大臣は誕生して欲しくないものである。
さて、今日JR北陸新幹線の長野・金沢間が開業し、東京・金沢間が僅か2時間半で結ばれた。これで日本海側と首都東京がより近づいたということは言える。いずれ福井まで伸び、ずっと先のようだが、最終的には大阪と東京が東海道新幹線以外でも結ばれるという。観光業を核にしてこれまで地方都市だった都市が、首都圏都市へ一歩近づいた。その一方で、昨日は上野・札幌間を走っていた特急寝台車、いわゆるブルートレイン「北斗星」が、一昨日は大阪・札幌間を結んでいた同じく「Twilight Express」が引退した。本家本元南アフリカのブルートレインには乗ったが、惜しいことに、ついに日本のブルートレインにはいずれも乗車する機会はなかった。
走るゴージャス・ホテルと言われ、車窓の景色も楽しむことができた寝台特急車に比べて、新しくスタートした新幹線では窓外の景色は二の次で、スピードが最大の売り物である。ビジネスマンにとっては、東京と金沢間を日帰り往復できるということは、確かに時間の節約という点では大きなメリットであろう。ただ、沿線の景色、旅を楽しむという見地からは程遠く、そんな余裕もなく、トンネルが多く優雅に夢見心地になっているわけにはいかない。現代風に「時は金なり」を具現したと言ってもよいが、現代社会からどんどん情緒とか気持ちのゆとりというものが失われていくような気がして、一面寂しさを禁じえない。