4256.2019年1月7日(月) 30年前の今日、昭和天皇崩御される。

 30年前の今日、昭和天皇が崩御され即日今上天皇が即位されて翌8日平成時代がスタートした。あの日行われる予定だった全国高校ラグビー決勝戦も中止となり、対戦予定だった大阪工大高と茨城代表の茗渓学園の両校同時優勝となったことをよく覚えている。中山競馬場のレースも中止され、繁華街のネオンも自粛され国内には暗いムードが立ち込めた。今日天皇は昭和天皇の御陵にお参りされた。早いものであれからもう30年が過ぎ去った。その平成も来る4月30日に天皇が退位され、平成時代も終わる。翌5月1日には次の元号がスタートする。新元号は4月1日に発表される。皇太子が天皇に即位され、その後大嘗祭を始め、皇室絡みの行事が種々行われる。皇室にとっては慌ただしい1年になる。

 さて、今日から新たな税金「国際観光旅客税」1,000円が、国籍に関係なく日本から海外への出国者ひとりひとりに課税される。これの年間収納額は、総額で500億円と予想されている。これまでもなんやかんやと屁理屈をつけては、懐豊かな海外旅行者に目をつけて徴税することになったが、これはれっきとした国税である。取れるところから取るという安易なやり方は止めるべきだと思う。徴収することばかり考えず、政治家と財務省は基本的に徴収した税金を無駄遣いしないようもっと知恵とモラルを働かせるべきではないかと思う。毎年積み重なる国の借金は累積で1,062兆円にまでなった。日本人ひとり当たりにして837万円である。これだけ多額な借金を返せる人はそうはいない。国はもっと真剣にこの現実を捉えるべきである。残念ながらこの重要な問題に対して現時点で政府も財務省も何らの行動も起こしていない。例えば、昨年世間を騒がせた森友学園問題でも、財務省は森友学園に対して無節操にも国有地を8億円も値引きして提供しその明確な理由も国民に説明しようともしない。メディアも追跡に手を抜いている。誰も彼も国民のことをまったく考えていない。こんな好い加減な状態を放っておいて国の財政が破綻しても良いのか。

2019年1月7日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com