4216.2018年11月28日(水) びっくりした! 特賞当たる!!

 日本旅行作家協会の忘年例会と称する懇親会が飯田橋のホテル・メトロポリタンで開かれた。ほぼ3年半ぶりに出席した。監事の近藤聰氏を日本ンペンクラブ会員に推薦し、26日の理事会で承認されたことを近藤氏に直接伝えたいという気持ちと同じく推薦者になっていただいた栗山定幸氏とも話をしたいと思ったからである。日本旅行作家協会会員の中には、日本ペンクラブ会員も何人かいる。当協会会長の下重暁子さんも日本ペンの副会長である。

 今日びっくりしたのはお開き前の最後の抽選会で何と特賞「にっぽん丸クルージング」が当たったことである。クジ運は決して悪いわけではないが、これまで上位当選なんてことはなかった。それが今夜は最後の出し物で特賞を得たのだから本人が一番びっくりした。壇上で商船三井客船㈱嶋田和芳常務から目録をいただき、挨拶する羽目になった。目録には「にっぽん丸 神戸/横浜C to Seaクルーズ、2018年12月25日(火)~12月26日(水)2日間1室2名様(客室タイプ:コンフォートステート)」と書かれている。嶋田常務には、乗船体験記を書きましょうと約束した。

 帰宅して妻にこのハプニングを話したら、流石に驚いていた。乗船日は2人とも予定がないので、揃って参加することに決めた。妻とはエーゲ海クルーズ以来の船旅である。今年傘寿を迎え、来年は我々夫婦にとって金婚式を迎えることになる。今年も残り1ヶ月と押し詰まり、終わりよければすべて佳しとの言葉通り、来年もきっと幸多い1年になることを信じている。

 さて、今月初めから中南米の移民キャラバンが大群となって北上し、メキシコ領内を通過して目的地アメリカとの国境にたどり着いた。キャラバンの中の数人は国境線上の高い壁を上ってメディアにアピールしているが、アメリカ領内壁の下では米陸軍兵士が銃を構えて見張っているためそれ以上の行動には出られない。これからどうなるかと気になっていたところ数人が米兵士に捕らえられたようだ。

 一方今月8日以来アメリカ・カリフォルニア州内の山火事が燎原の火の如く拡大して、大勢の住民とともに多くの家屋が炎に包まれ、いつ消火されるとも分からなかったが、25日に漸く東京23区と同じ面積を焼き尽くして鎮火した。過去にないほどの大きな災害となり、90人以上の人が亡くなった。行方不明者の数も200名を超えると見られている。毎年のように大きな被害を出していながら、毎年同じような山火事を起こしている。どうして防止出来ないのだろうか。アメリカのような世界第1の大国にとっても解決不可能なことなのだろうか。これはアメリカ人の思い上がりと自意識過剰によるものだと思う。

 もうひとつアメリカ人が今以て解決出来ないのは、銃乱射事件防止である。これは原因がはっきりしていながら、全米ライフル協会が政界に多額の寄付をして、法律で銃の所有を禁止する制度を遮二無二抑えようとしているからである。悪いことだと分かっていても自分の身は自分で守るという前近代的な思想に凝り固まっているのだ。自らの行き方が最善だと思い込んでいる狭量さから脱皮出来ないうちは、アメリカは世界から尊敬される存在にはならないだろう。

2018年11月28日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com