3933.2018年2月18日(日) スピード・スケート500mで小平選手が金メダル

 昨日の男子フィギュア・スケートの羽生結弦選手の金メダル獲得に続いて、今日も女子スピード・スケート500mで日本期待の小平奈緒選手が、オリンピック新記録で堂々金メダルを獲得した。日本の金メダルは2つとなった。

 先日行われた1000mではあと一歩のところで及ばず、惜しくも銀メダルだった。500mは小平にとって最も得意な種目で、今季ワールドカップで15連勝を飾っている。絶対本命視されてストレスも大変だったと思うが、それに打ち勝ち期待に応えてくれた。だが、前評判ではほとんどが小平本命の中で、昨日辺りから優勝候補に韓国のイ・サンファ(李相花)選手の名が挙がって来た。何とイ選手は前大会、前々大会で連覇した金メダリストである。実際イ選手は今日も小平に次いで銀メダルを獲得した。どうしてメディアは、韓国でも優勝候補筆頭として金メダルを期待されていた強豪選手をこれまで小平選手のライバル、かつ金メダル有力選手として名を挙げなかったのだろうか。いくら小平が今季負け知らずだったにせよ、この辺りのメディアの事前の取材や報道の仕方に少々疑問を感じている。それはともかく先ずは、小平奈緒選手におめでとうと言ってあげたい。

 さて、現在国会では、相変わらず森友学園の国有地売却問題が採り上げられている。森友学園→加計学園→森友学園と順次疑念は移動しつつ、再び森友学園に新たな疑問が生じている。安倍首相夫妻を取り巻く関係者の首相夫妻への忖度の度が過ぎ、今や疑似疑獄的事件と化しつつある。

 確定申告のシーズンに入り、納税者が書類を作成して正しい申告をしようとしている矢先に、前財務省理財局長だった疑惑の佐川宣壽・国税庁長官が正しい納税申告のためには、必要書類をきちんと保管しなければいけないと当然のことを述べた。だが、その本人が国会では書類は廃棄したと言っていたのだから佐川長官の本音はどこにあるのか、また納税者には厳しいことを言っておきながら、自ら言を翻すが如き言動に、納税者からは厳しい非難の声が集中している。先日霞が関周辺では佐川長官の解職を求めるデモが行われた。一官僚の辞任を求める街頭デモなぞ異例である。佐川氏は安倍首相を逆風から守った功労者として、国税庁長官へ栄転したばかりである。明らかに安倍グループが与えた論功行賞でありやらせである。

 今回の佐川氏の二枚舌は、廃棄した筈の文書が保管されていたことが判明して明らかになった。だが、それにも拘わらず財務省が会計検査院の検査の際には、その文書を提供しなかったことも問題になっている。財務省OB氏の言によれば、これほど糾弾すべき材料が揃って佐川氏と安倍首相夫人を証人として国会喚問すべしの声が出ているのに、その必要がないと逃げているのは、森友学園と財務省近畿財務局との国有地売却の話し合いに、事件に絡んでいる森友学園名誉校長だった首相夫人に忖度しているからだと語っている。事実前記話し合いの前後に首相夫人から籠池夫人へのメールが34通もあったそうだから、まったく関与していなかったというのは、筋が通らないのではないか。叩けばまだまだ埃が出る。日本の総理大臣である安倍晋三、昭恵夫妻というのは、どこまで図太い神経をして国民を騙そうとしているのだろうか。

2018年2月18日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com