2315.2013年9月14日(土) オリンピック景気に浮かれて見落とされがちの無駄遣い

 2020年東京オリンピック開催が決定したことを受けて、ここ数日はあれやこれや狂乱第一弾は漸く静まってきた。国内外とも安倍首相のスピーチを評価する声が高いが、国内では昨日辺りから首相の放射能汚染水漏れはコントロールされているとの発言に対して、東京電力の技術顧問である山下和彦フェローがコントロールできていないと言っている。

 安倍首相の発言以後も汚染水の海洋流出が相次いで発覚しており、本当に制御できている、いないで迷走している。

 それでも安倍首相のスピーチ内容は間違っていると受け取られかねない発言ではある。山下氏は東電社員として責任を感じているせいか、生真面目に発言しているが、「予想されるリスクはコントロールされているが、想定を超えてしまうことが起きている」とどうも煮え切らない。IOCのプレゼンテーションで日本の首相が確約したことが、日本国内ではそうではないと考えられていると今後海外で受け取られたら問題である。JOCを含めて政府と東電がよく話し合いをして、外国から誤解を受けないようにしてもらいたいものである。

 そうでなくても日本における2度目の東京五輪開催前に日本の漁業水産物の輸入を止めると発表して日本に対して不利になるような嫌がらせをしたり、東京開催を快く思っていない中国と韓国が、日本でのオリンピック開催は放射能汚染の危険があると噂を広げる恐れがある。一部の反日勢力が日本周辺に治安の悪さとか、騒動を引き起こして開催の雰囲気を悪化させようとしているとの見方もある。実際両国は日本政府に対して開催決定後祝意を表すことは現時点ではまだない。どうして他国の慶事を素直に祝福する気持ちになれないのか理解に苦しむ。中韓両国には普通の常識がないと言うべきか、他人への思いやりに欠けるところがあると言わざるを得ない。

 中国の「環球時報」の電子版では「日本は五輪開催前は武力衝突を避けるため、低姿勢をとらなければならないだろう」と得意になって偏屈な自論を主張している。韓国も東京での開催を素直には喜んでくれない。復活が決まったレスリングでは、5月にニューヨークで角突き合わせているアメリカ、ロシアとイランの親善試合が行われた。こういう友好的な対応が中韓両国にも期待したいところだが、まあ当分無理か。実際中国海軍が公艦を尖閣諸島領域内へ侵入させたり、無人偵察機を飛ばしたり、その挑発行為が益々エスカレートしている。

 さて、その東京オリンピック開催に当り、競技場が改装、或いは新設されるようで、21競技で使用される施設のうち、17競技の会場が新設されるらしいが、現在充分使用できる競技場があるにも拘わらず、新しい施設を建設するのは少しもったいないような気がする。例えば、駒沢オリンピック公園内の競技施設のうち、64年大会でレスリングやバレーボール会場として使われた屋内体育館は使用されないようだが、敢えて臨海地区に集中的に施設を新設することは、現状で使用可能な施設をボイコットすることであり、新規建設は無駄遣いに当らないか。今日もいつも通りウォーキングをしながら駒沢公園をじっくり見てみたが、交通の便は良し、緑も多く環境も抜群であり、このまま使用しないのはいかにももったいないと思う。

 老朽化なら補修すれば済むことであり、なぜオリンピック景気の陰でこのような無駄遣いがされるのか、これでは待ったなしの財政再建も益々遠のくばかりである。

2013年9月14日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2314.2013年9月13日(金) 親しかった元上司の八木さんに会う。

 歯の定期検診のため会社に勤めていたころから通っていた代々木の歯科医院へ行ったところ、偶然にもそこで元会社の先輩、八木朝男さんにお会いしたのである。なんとほぼ20年ぶりに近い。時折手紙の交換はやっているが、普段はほとんど会うことがなかった。八木さんは英語の卓越した使い手で、英語通訳資格取得者として途中入社してきた。

 学習院で天皇陛下が皇太子時代に家庭教師だったアメリカ人・ヴァイニング夫人に英語を習っていたというから筋金入りである。会社で改めて英語に目を見開かせてくれ、人一倍興味を持たせてくれたのも八木さんである。一時は八木さんが部長で私が課長時代に2人で会話をする時は仕事であれ、日常会話であれ英語を話していたこともある。毎週‘DALE CARNEGIE COURSE’に通い、スピーチの勘所、特にジェスチャーの表現方法を少しはマスターできたのも日常のそういう風変わりなトレーニングがひとつの成果として表れたのではないかと思っている。‘DALE CARNEGIE COURSE’終了後は、そこから依頼され短期間ではあったが、話し方英語講師の助手のような‘Graduate Assistant’として活動できたのも八木さんのアドバイスがあったからである。

 旅行会社現役時代に新たな分野へ興味を示すことができて、ほぼ全方位の分野で活動できたのは英語の師匠だった八木さんの影響が大きい。聞けば、6年前に奥さんを亡くされてから難聴の傾向にあると言っておられた。旅行会社のスタート時にともに力を合せて海外旅行部門を軌道に乗せるべく努めたことが思い出される。

 お互いによく知っているブリュッセルに住んでおられた安原久雄さんが昨年亡くなられたことを惜しみ懐かしんで話が尽きなかった。四国出身の安原さんは半世紀近くブリュッセルに生活し、自然食品の普及に力を尽くされた。この間ブリュッセルで何度となくお会いしていたが、残念である。

 八木さんも今では1人暮らしで今年80歳になると仰っていたが、いつまでも元気でいて欲しいと願わずにはいられない。

2013年9月13日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2313.2013年9月12日(木) 川勝平太・静岡県知事のやりたい放題

 一昨日川勝平太・静岡県知事が、全国学力調査で静岡県の小学六年生国語Aの成績が全国で最下位だったことを憂慮して、成績が下から100校内の小学校長名を公表すると爆弾宣言した。責任の所在を明確にしたいとその理由を述べた。しかし、「教え方が悪いから子どもの成績が上がらない」とか、「先生の授業が最低だということ」とはあまりにも短絡的でよく言ったものである。教育者と自称する人が、よくもこんなえげつない非教育的なことを行えるものかと呆れるばかりである。

 これには下村博文・文科相も「教育とはいいところをもっと褒めること」と指摘して暗に川勝知事のやり方に批判的な考えを述べた。

 大体この川勝知事は、これまでパフォーマンスが過剰で過去に私生活面でもとかくの噂があった人である。確かに教育者だったキャリアはある。知事に就任する前は、静岡文化芸術大学学長だったし、自分の名と実績を売り込んだのも早稲田大学教授時代だった。但し、その早大教授時代には、女性問題を引き起こし顰蹙を買ったことがある。お気に入りの女性を早大事務局に採用させて、自分の秘書代わりに使っていたところまでは問題にならなかったが、その女性を妊娠させて堕胎させ、早大事務局の実力者が走り回って示談に持込み、ことを収めたスキャンダルは知る人ぞ知る有名な話である。果たしてこういう人物が教育者として、また行政のトップとして適任かどうか、資質を問われるところである。

 高校後輩の軍事評論家・小川和久氏から伺ったところでは、小川氏が静岡県立大学客員教授に就いたのは、川勝知事の強い要請だったということであるが、さぞや小川氏もこの知事の暴走にはがっかりしているだろう。

 今年6月知事に再選された川勝知事は多分有頂天だろうが、このような人格的に問題があり非教育的な人物が県のトップの地位をかさにきて、教育の現場で教育的な効果がほとんど期待できない仕打ちをしようというのは、どういう料簡だろうか。

 先日橋下徹・大阪市長が大阪市立大学学長選出問題に関して横車を押すかのような言動があったが、川勝知事のやり方もそれと同じ次元の話で噴飯物である。こういう人たちは、自分が偉くて何でもできる、許されると思っているのだろうが、自分でやっているプライベートの行為があまりにもだらしなく、やっていることはまったくお話にならない。教育面で他人につべこべ言う前に、まずは自分自身の未熟さを反省し、自分を正すことの方が先ではないか。

2013年9月12日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2312.2013年9月11日(水) 東日本大震災から2年半、尖閣諸島国有化宣言から1年

 一昨日の本ブログに2020年東京オリンピックの盛夏の開催時期について懸念していると指摘したところ、タイミング良く同じ日にブラッター国際サッカー連盟(FIFA)会長が、2022年ワールドカップ・カタール大会について、カタールを開催地に決めたのは間違いだったかも知れないとの考えを明らかにしたと時事通信が伝えた。6~7月に開催されるワールドカップ・カタール大会は、生憎猛暑が真っ盛りで選手の体調面が憂慮されている。自分たちで決めておきながら、何をいまさらという感なきにしも非ずだが、真剣に考えてみると猛暑時期に全身を精一杯使うスポーツでは体力の消耗のみならず、精神面の疲労も計り知れない。そればかりか、観客も熱中症を起こす心配がある。悪条件下の大会では、素晴らしい記録が生まれることも少ないだろうし、観戦して楽しい気持ちにもならないと思う。

 ブラッター会長は次回理事会で開催時期の冬季への変更を提案することも検討していると語った。

 そこで2020東京大会もテレビ局の商業ベースに惑わされず、現状の真夏の開催予定を秋に変更するとか、せめて夜間開催に変更することを考えてみる気はないのだろうか。時恰もIOC会長が12年間務めた五輪規模縮小派のベルギー人ロゲ会長からドイツ人のバッハ会長に交代した。この際より良いスケジュールを再検討する話し合いを持って新会長としての新機軸を打ち出して見てはどうだろうか。

 さて、今日は12年前にあの忌まわしいニューヨーク同時多発テロが起きた日である。日本国内では東日本大震災が今日ひとつの節目の日を迎えた。東日本大震災が襲ってからちょうど2年半になる。死者は15,883人に達した。不明者はなお2,654人もいる。最も犠牲者が多かったのは宮城県である。宮城県の死者の数は全体の過半数を超える9,537人になる。オリンピック東京開催決定の慶事も被災者にとっては、気休めにもなるまい。復興支援が遅れている時に、莫大の予算をつぎ込む五輪関連インフラ整備事業なんて他人事に思えるのではないだろうか。安倍首相もプレゼンテーションで力説していたように、‘The situation is under control.’の言葉が国際公約となった。一日も早く本当にコントロールして欲しいものである。

 今日は日本にとってもうひとつエポック・メーキングな日である。尖閣諸島の国有化宣言をしてちょうど1年である。最近とみに中国公船の日本領海侵入が甚だしくなった。一昨日には中国の無人機が尖閣島近海を飛ぶようになった。益々エスカレートしていまや一触即発の雲行きである。この危険な事態をこのまま放置するのか、中国の姿勢が問題ではあるが、日本政府も日本固有の領土との主張とか、話し合いの門戸はいつも開いているとの一方的なステートメントだけでは、分らずやの中国は聞く耳を持たないだろう。改めて尖閣問題を棚上げするというのは無理だろうが、少しは知恵を絞った考えを提示できないものだろうか。

 この先は政治家が解決すべき問題だが、普段から勉強をせず怠けて、私利私欲のためにしか働かない政治家にはいくら言っても所詮無理だろうか。

2013年9月11日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2311.2013年9月10日(火) ススム・アイザワ大酋長の父の実家ご当主を訪問

 先日トラック島のアイザワ大酋長のより身近な情報を得たいとアプローチしていたが、漸く大酋長の父親の実家・相澤本家のご当主である相澤重男氏にお会いできることになった。海に近い藤沢市辻堂に住んでおられる相澤さんにJR辻堂駅まで車で出迎えてもらい相澤邸にお邪魔した。文化文政時代以来土地の名士として約200年に亘りこの地で名跡を継いできたと仰るだけに大邸宅である。広い芝生の敷地と建坪80坪の広い邸宅でお話をお伺いした。ここで大酋長は中学校時代を過ごし、その後も大勢のトラック島の親戚が入れ替わり立ち代り生活した。大酋長の甥であるジョン・フリッツ・ミクロネシア駐日大使もここから東海大学へ通い10年間を過ごしたそうである。

 湘南海岸はライフセービングの発祥の地とも言われるそうだが、その日本ライフセービング協会神奈川県支部会長として長年に亘り、海との関わりを続けて海外との交流も続けて来られた。奥さんもかなり相澤さんのお仕事に協力されているようにお見掛けした。驚いたのは、奥さんの父上が早稲田大のラグビー部の監督をやっておられたと伺って、全体の話の中で、野球とラグビーにからまる話が多いと感じている。これも縁であろうか。今日見せていただいたり、コピーをいただいた資料は、事実を裏付けるのに大分参考になるものだった。

 特に、藤沢市役所発行の戸籍謄本に相澤父子名が記載されているのは驚きだった。市からは死亡したなら除籍の手続きを執るよう求められているという話だったが、そのままになっているという。そうすると相澤父子は国連信託統治領下のトラックで市民権を取得したので、父子は二重国籍取得者になるのではないかと思う。実際にこういう珍しいケースは初めて知った。その他にも家族関係についてもより明確な情報を得られた。

 相澤重男さんもススム大酋長にまつわる真偽混ざった不可解な噂については、何となく納得されているようだった。しかし、まだまだ解明されていない点が多く残されている。幸い相澤さんが大分好意的に資料を提示してくれるので助かる。これまで以上に事実関係をはっきりさせて、より明快な内容にしたいと考えている。

 さて、先日来シリア内戦でアメリカが軍事介入を行うかどうかが、世界中の注目を集めている。アメリカはオバマ大統領の介入決断を上院で議論中であるが、今日になって事態が動いたので議論は一時ストップすることになった。。それは、ロシアがシリアに対して化学兵器を国際管理下に置くよう提案したことである。これに対してオバマ大統領がそれが実現されるなら攻撃回避は可能であると述べて、軍事介入中止の可能性が見えてきた。オバマ大統領も上げた拳を下ろせる場ができるかも知れない。フランスも、イギリスもこのロシアの提案を前向きに受け止めている。日本政府もロシアの提案を評価している。ロシアの提案をアメリカが認めるのも珍しいが、何はともあれ、戦争が回避されるなら喜ばしいことである。

 今日もオリンピック効果が続き、東京証券市場は日経平均株価が昨日より218円上昇した。上半期末を間近に控えて、いつまでこの株価上昇景気は続くのだろうか。

2013年9月10日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2310.2013年9月9日(月) 灼熱のオリンピック開催時期は変えられないのか。

 2020年オリンピック東京開催を受けて、関連ニュースがいろいろ取り上げられている。今朝は2020年オリンピック競技種目で過去に実施されていたレスリングが一旦は除外とされながらも、復活を果たしたとのニュースが入ってきた。レスリングは日本が得意とする金メダル有望種目であるだけに、開催地で競技が実施されることが決まったことは心強い限りである。

 気になるのは、開催時期が前回と同じようにスポーツに最適な10月ではなく、最も不向きな蒸し暑い7月24日から8月9日の17日間に決められていることである。今夏も猛暑日・真夏日続きで大分参ったのに、時期をずらせて開催するという話がどこからも出ないことが不思議である。夏開催は既定路線である理由がテレビ局の都合であることは分りきっている。しかし、このままだときっと熱中症により観客がバタバタ倒れる事態が起きるだろう。どうしても日時を変えられないならせめて夜間にナイターで行うよう実行委員会は配慮して欲しいものである。

 東京が開催地と決定した背景には、最後のプレゼンテーションで代表者が行ったスピーチの評判が高かったことが挙げられるようだ。冒頭の高円宮久子妃殿下と滝川クリステルさんの上品なフランス語のスピーチ、震災と挫折から立ち直り聞く人の心に響く体験を語ったパラリンピック出場選手の佐藤真海さん、ジェスチャーを交えて歯切れの好い話しぶりのフェンシングの太田雄貴選手、そして政府のサポートと汚染水からの安全性を力説した安倍首相のスピーチが海外のメディアの間でも評価が高かったようだ。更にプレゼンテーションの間に背後に映されたビデオ画像が良かったようだ。

 すでに日本はこれまで大きな大会を成功裏に運営した実績が数多くあり、運営面ではまったく不安は感じられない。あっと世界を驚かすような開会式を始めとして、世界中から信頼される大会運営を行って欲しいものである。

 それにしても開催地決定の直前に、隣国の中国と韓国が反日感情があるにせよ、平和の祭典に嫌がらせのような情報をいくつも流して日本の足を引っ張るような行為が度々見られたことは極めて遺憾であり残念なことである。日本側からの要望や、アプローチに対しても両国IOC委員は、一切接触を避けていたが、これは国からの指令に基づくものなのだろうか。いかにも子どもじみた態度だった。

 結局は世界の良識が日本でオリンピックが開催されることを快く思わない中・韓両国の未成熟な国民感情を一蹴した点においても、東京開催が決まって良かった。

 これが五輪効果なのだろうか、今日の東証株式市場では早速建設、不動産、鉄道等で大きく株価を上げ、今日の日経平均株価は対前日344円の値上がりとなった。

 さて、昨晩訃報を受け取った。高校ラグビー部仲間の大島泰毅くんの奥さんが亡くなったとの連絡だった。数年前からALS(筋萎縮性側索硬化症)になり、常に愛妻家の大島くんが傍で付き添っていたようだ。ラグビー部の催しにも奥さんを1人にして長い間外出することができず、気持ちはあれども現場に顔を見せるということはあまりなかった。元々滅法ラグビー好きなだけに、奥さんを失った悲しみは計り知れず当分は落ち込んでいるだろうが、早くその悲しみを乗り越えて、ラグビーへ戻って以前のように明るい顔を見せて欲しいと思っている。

2013年9月9日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2309.2013年9月8日(日) 2020年オリンピック開催地、東京に決定!!

 起きて早々にテレビを点けると「2020年オリンピック・パラリンピック開催地、東京に決定」とのテロップが目に入った。今朝5時に決まった。やきもちさせられたが、漸く東京における56年ぶり2度目のオリンピック開催が決定した。これから7年後の開催を目指して準備に着手していかなければならない。

 テレビ画面からは開催決定の瞬間のはちきれんばかりの興奮ぶりが伝わって来た。どうなるかと散々気を揉ませた開催地決定だったが、東京に決まって本当に良かった。これでオリンピック・ムードが沸きあがり、少しは景気にも良い影響が表れるだろう。

 一時マドリードに小差で敗れるのではないかと悲観的な声も伝えられた。だが、結局は東京開催が安全・安心・確実・経験・財政的基盤の点で一番信頼できると認められたことになる。決定前に一番の懸念材料として危惧されたのは、福島原発の汚染水流出による影響だったが、直前に現地へ乗り込んだ安倍晋三首相がプレゼンテーション・スピーチで、汚染水流出はコントロールできているし、7年後は開催に関してまったく問題はないと力説したことで、ある程度払拭された。1回目の投票では42-26-26でどの都市も過半数を得られず、東京がリードした。マドリードとイスタンブールは同数となったが、再投票でマドリードが落ちた。この結果東京とイスタンブールの間で決戦投票に持ち込まれ、東京が60-36で圧勝した。マドリード、イスタンブール、東京にとってはそれぞれ悲喜こもごもだったが、勝った東京にしても問題はこれからだろう。安倍首相が世界に向かって約束したことはやり遂げなければならない。汚染水処理の現状を見ていると相当な覚悟が求められると思う。

 昨晩から今朝にかけて都内各所で開催地決定を待ち望んでいたグループの中に、駒沢オリンピック公園室内体育館内で待ち望んでいた人々がいた。決定の瞬間わっと歓声が上がったのをテレビ・ニュースで観て、昨日ウォーキングした同公園へ今日も出かけた。ちょうどスポーツ博覧会というイベントが開催されており、何箇所かに電光で「祝 2020東京オリンピック開催」と素早く掲示され、スポーツを楽しんでいる人たちにとってはハッピーな知らせだったことがよく分る。

 これから東京オリンピックに関するニュースがしばしば報道されることと思うが、運営・実施に携わる人にとってはまだ端緒が開かれたばかりで、これからが大変だろう。1964年のオリンピックでは、マラソンで甲州街道を走ったアベベ選手や円谷選手を目の前で見たが、2020年時点では私も80歳を超えているので、もう一度マラソンを路上で見るためには、よほど健康管理をしっかりやらないといけないと覚悟している。 

 さて、今日は妻の母の13回忌を多磨墓地で行った。妻の兄家族8人と、わが家では親子4人がお参りした。息子たちには、それぞれ当人だけ奈良と新潟から来てもらった。

 早いもので思えば、義母が亡くなったのは2001年9月9日で、その翌々日通夜が行われた9月11日にニューヨークで同時多発テロが勃発した。葬儀場の控え室でテレビを観ていてあまりにもショッキングな映像に衝撃を受けたことを思い出す。あの事件を境に世界的にテロ事件が頻発するようになり、同時にテロの撲滅が叫ばれ、多くの血が流され、それは今もシリアや世界各地で深刻な事態を醸成している。

 2020年までに何とならないものだろうか。

2013年9月8日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2308.2013年9月7日(土) G20、成果なしのまま閉幕

 2日間のG20も慌しく閉幕となった。安倍首相は昨日閉幕前に明朝オリンピック開催地が決定するブエノスアイレスへ向かった。今回のG20はいつもに比べて、あまり力が入らない会議だったし、共同声明も中途半端なものに終った。シリア内戦に捉われ過ぎた会議だったと思う。議長国のロシアが主導権を握り、アメリカをシリア介入問題で孤立させる作戦は一応成功したが、さりとてロシアのシリア保護国というイメージばかりが先走ったように思う。いかにシリア国内に自国の基地があるとは言え、でき損ないの子どもを過保護にかばう親のような態度は少々異常である。ましてや仮にアメリカが武力介入したら、対応措置を取ると言ってみたり、今後もシリアに武器供与をするとの発言はいただけない。

 アメリカはシリア問題に関しては圧倒的に不利だった。これまでは国連安保理事会では「何事にも反対を貫く」ロシアや中国側に就く形となったドイツやイタリアまで、アメリカに同調しなかった。

 日本の態度は、介入には積極的に賛成はしないが、アメリカ政府の行動を理解するというアピールの弱いものになった。アメリカは11日の議会で政府提案の採否を問い、それによって行動に移すか、手を退くかとなった。

 武力介入に前向きのフランスは、今月末に出る国連調査団の報告書次第では武力行使をすると発表した。まだどうなるのか予測がつかない。この間に多くの難民が国外へ脱出している。難民のひとりが悲しそうに話していた。「世界中の誰も助けてくれない」。この悲壮な叫びをどう救ったら良いのだろうか。

 さて、昨日物々しい記者会見があった。その主はアニメ映画監督の宮崎駿氏である。最新作「風立ちぬ」が上映中であるが、長編アニメ映画の製作から正式に引退を表明した。ヒット作を次から次へと製作し惜しまれたうえでの引退であるが、こういう仕事師の心境というものがよく分らなかったので、まだまだやれるのではないかと思っていたが、それなりの悩みや苦しみがあったことを知った。宮崎監督はヒット・メーカーのイメージが強いが、1978年「未来少年コナン」以来最近まで35年間に11作品で、早くて1年、時間がかかる場合は5年を要するようだから、かなりの費用をつぎ込んで当るか当らないか分らない作品製作に賭ける気持ちがあると相当なプレッシャーを背負うことになるのだろうか。監督自身今後年齢とともにもっと製作に時間がかかるだろうと考えて引退を決めたと語った。骨身を削って仕事をしていたということだろう。

 政治家に爪の垢を煎じて飲んでもらいたいものだ。

2013年9月7日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2307.2013年9月6日(金) オリンピック開催地決定の不明瞭

 明後日未明に2020年オリンピック開催地が決まるとあって、テレビ局はこのところあれやこれやと候補地の品定めに余念がない。東京以外にはスペインのマドリードとトルコのイスタンブールが立候補してしのぎを削っている。

 今年の初夏辺りまではイスタンブールがヨーロッパとアジアに跨った都市開催と宣伝し、更にイスラム圏で初めての開催地としてかなり優位にあった。ところが今夏市内で大きな反政府デモがあり、それまであまり批判されなかった交通渋滞を絡ませて評価が下がった。持ち直しの傾向にあったが、ここへ来て隣国のシリア問題がネックとなった。シリアからの難民を抱えて治安問題が浮上してきたのだ。

 もうひとつの対抗馬・マドリードは、経済不安から都市部に多くの失業者を抱えている点が懸念され、ヨーロッパ全体の経済不況の影響も受け、一時ローマに続いてマドリードも下りると噂されたが、市民の五輪支持率が90%を超えるとPRし、そのうえバロセロナ・オリンピックに出場したフェリペ皇太子が先頭に立って活動し、ヨーロッパに多い王家、皇族シンパ票を取りまとめようとしている。

 これに対してわが東京は、安全・安心・確実に実行できるとの売り込みだった筈であるが、最近になって福島原発汚染水処理が懸念され思いも寄らぬ形で評価が下がりつつあるようだ。残り2日もないが、安倍首相がG20を途中で抜け出して、IOC総会会場で招致を訴え、その際福島原発の汚染水について安心できるスピーチを行い、何とか委員の票を勝ち取ろうとの目算である。

 ロンドンの賭け屋の予想では、かなり東京が有利との賭け率であるが、こればかりは天のみぞ知るということになろうか。

 それにしても決定前の過熱した報道はこれまでにないくらいヒートアップしている。もし、これで幸いにして東京に決定したら想像もできないような大騒ぎになるのではないかと思う。

 かねがね不審に思っていたのは、この開催地決定というのがどうもスポーツらしからぬルールで決められる不明瞭さである。そもそもIOCという組織自体が公明正大なものではない。委員の選出がヨーロッパに偏り、王家や皇族の出身者が多く、会議もほぼ非公開で悪く言えば、ヤクザの組織とあまり変わらない。どうしてこんな不思議な組織が力を持つようになったのかは定かではないが、民主的な組織でないことは明白である。各委員が裏取引に近い接待、供応、派手なロビー活動にうつつを抜かし、中にはある国の委員に投票すると確約するようなIOC委員がいる。もう少し公開の場で堂々と公平に決めることができないのだろうか。スポーツ貴族と称する奇妙な人たちが、立候補地との取引に応じるが如き対応でことが決定されるのは、どうも理不尽に思われて仕方がない。

 今度の決定にはもう間に合わないが、次回2024年の開催地決定に当っては、世界中の誰もが納得できるような明瞭な方法を考えてもらいたいものである。

2013年9月6日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2306.2013年9月5日(木) G20で米ロの舌戦始まるか。

 気象異変は今日も関東地方を襲っている。今朝未明豪雨と雷の激しい音にふっと目が覚めた。聞き耳をたてていたが、あっと気がついて慌ててテレビとPCを接続しているコンセントを抜いた。7年ほど前に同じような状況のままにしておいたところテレビは無事だったが、PCが落雷で壊れてしまった。修理して使えるまでに大分無駄な時間と費用が掛かった。同じような現象が通っていたPC教室でも起きたと聞いたので、以降雷鳴が聞こえたらコンセットを抜くよう心がけている。

 まあ、今日は何の被害もなかったので、ほっとしている。

 しかし、それにしても竜巻の被害に遭われた人たちは、後片付けをどうするのか。自分たちの家屋や家財道具を失った経費をどうやって賄っていくのか。悲鳴の声をあげ沈痛な表情で語っている住民の声を聞いていると気の毒で堪らない。

 さて、今日からG20がロシアのサンクト・ペテルスブルグで開催されるが、いち早く現地入りした安倍首相は、早速プーチン大統領、続いてアメリカのオバマ大統領と会談した。G20とは言いながら本題の世界経済より喫緊の課題は、シリア介入の国際的な政治問題であり、現在米ロの意見がアメリカの介入を巡って激しく対立している。安倍首相も両者から同調を求められたようだ。同盟国として日本の立場は難しい。アメリカへ賛意を示す国が少なく、オバマ大統領は各国へ必死の説得工作を続けている。安倍首相は確約を与えることなく、G20を終えるとその足でヴェノスアイレスで開かれているIOC総会会場へ向かい、8日に2020年東京オリンピック開催への招致演説を行う。

 このところこの東京五輪開催の可能性が日一日と怪しくなってきたような雲行きである。今日の記者会見で海外記者団8人中6人から福島原発の汚染処理について厳しい質問が出され、世界中が日本の汚染処理の拙さを心配している空気が炙り出されてしまった。ここへ安倍首相が乗り込んで果たして逆風を順風に変えられるか。8日の決定が待ち遠しいような、怖いような気持ちである。

2013年9月5日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com