2760.2014年12月3日(水) 「はやぶさ2」打ち上げに成功

 いよいよ衆議院選挙が始まった。テレビでは各党党首の遊説風景を映し出している。今度の総選挙立候補者は1191人である。その数は政権交代が成った前回2012年総選挙時の1504人を大幅に下回っている。当然ながら各選挙区とも激戦が予想されている。特に地方の小選挙区で野党間の候補者調整のための絞り込みを行い、野党の立候補者が大きく減じた。野党第1党の民主党ですら、議員定数の過半数を下回る立候補者数になったのはその典型的な影響である。

 それにしても第3極と言われる政党間で、着々と勢力を拡大してきた「みんなの党」が公示直前になって唐突に解散とはびっくり仰天である。「みんな」が「みんな」自意識が強く、チームワークが感じられなかったうえに党創設者で前党首の渡辺喜美氏が、わがままのし放題で金銭感覚に欠けていたことが、結果的に成長路線上にあった党を解党させることに繋がった。「みんなの党」は、2012年の衆院選で18名を当選させ、昨年の参議院選でも8名が議席を獲得した。だが、その頃から党員が出たり入ったり離合集散を繰り返す組織の不安定さのために、少しずつ党自体が内部から崩れて行った。そんな折に党首だった渡辺喜実氏の不正な8億円借金問題が浮上して、市民団体から告発されたことなどの不祥事により求心力を失い党首を辞任することになって、以降党も立ち直る暇もなく解散へ向かって行った。結党してから解散まで僅か5年だった。

 今後野党の勢力図がどうなるかは、ひとつの関心事ではあるが、「維新の党」や、「次世代の党」は右翼志向が明白であり、当面野党間の選挙協力で合意しても選挙後には袂を分かつだろうことははっきりしている。そうなると仮に自民党、公明党で過半数を取れなくとも第3極の保守勢力が与党に同調することによって、疑似与党が過半数を占めて、これまでと同じ集団的自衛権や特定秘密保護法のような動きをこっそり推し進めることは確実である。アベノミクスへ目を向けさせるどころではなく、沖縄の普天間基地移設問題、更に原発再稼働などが加速する恐れがある。

 世論調査によると総選挙への国民の関心は前回よりも低い。安倍自民党政権にとっては、勿怪の幸いとして一層我もの顔でわが道を往くことになるのだろう。

 今日は午後になってアポを取らずに先日行われた出版記念会の写真、DVDなどを持って、森喜朗事務所とミクロネシア大使館にお礼に伺った。いずれも秘書から高い関心を抱いていただいたことを伺い恐縮している。森事務所では先日話があった拙著800冊の購入を確認した。

 森氏後援会「春秋会」が22日に東京プリンスホテルで開催するパーティの案内状をいただいた。他に先約があったが、参加者に拙著が贈られる場をその著者である私が欠席するわけにはいかない。当然出席するとご返事した。

 さて、今日嬉しい国民的ニュースがひとつあった。小惑星探査機「はやぶさ2」の打ち上げが成功したのである。これまで天候の影響で2度も延期されたが、今日打ち上げられた「はやぶさ2」は、6年という時間をかけ50億㎞という途方もない旅へ出かけて行った。「はやぶさ」と聞くと、どうしても永年関わった「加藤隼戦闘隊」巡拝団の「隼」のイメージが甦って来る。隼も名戦闘機だったが、「はやぶさ2」も名機に違いない。「はやぶさ1」の成功に続いてお土産を持って凱旋するのは2020年の東京オリンピック後だというから、それまで私の健康は大丈夫だろうか、ちょっと気になる。

2014年12月3日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2759.2014年12月2日(火) 益々強まる政府自民党のメディアへの圧力

 今日総選挙の公示が受け付けられ、早速選挙用の車がマイクで大音量を上げて候補者の宣伝をしていた。これから投票日14日まで毎日これを聞かされると思うと憂鬱になるが、まあこれも国民的行事と思えば、音声は音声として真剣に耳を傾けなければいけない。

 各紙朝刊では申し合わせたように総選挙にかなりのスペースを割いて関連記事を掲載している。その中で少々気になった記事がある。先日自民党がNHKや在京テレビ局に送った文書である。昨日8党党首が討論会を行ったが、その際その文書の内容について記者から政権政党が圧力とも受け取られかねない行為だと質問したのに対して、安倍首相は公平公正にやれば問題ないと応えたようだが、この辺りが首相の些か幼稚な点で、総選挙を前に敢えて言うべきことではない。圧力と捉えられかねない時期に、ニアミス的な文書を送れば、それは圧力であると受け取られる可能性は高い。

 今日手元に届いた「選択」12月号を捲ると、「マスコミ業界ばなし」に紹介された記事の2つの「はなし」の中のいずれもが、安倍首相及び自民党のメディアへの圧力に関するものである。

 ひとつは、10月に共同通信加盟社編集局長会議で講演を行った首相は、驚いたことに共同通信から配信される記事は味付けをして、一面には掲載しないよう注文をつけたという。ふたつ目は、選挙期間中に放送される政党CMと新聞広告には、朝日、毎日、東京、テレビ朝日を冷遇するよう対応していることである。これは露骨な反自民メディアへの対抗策であろう。これでよくも「公正にやれば問題ない」と言えるのだろうか。

 アベノミクスで浮かれていた日本経済について、アメリカの大手格付け会社ムーディーズが日本国債の格付けを落とした。消費増税の引き延ばしが、財政再建の遅れにつながるとして中国や韓国国債より下位に位置づけた。

 所詮民間格付け会社が彼らの判断に基づいて決定を下したものであり、政府では一民間企業の格付けとしてあまり深刻には受け止めていない模様だが、政府は財政再建と膨張する国の借金について毎度なおざりにされがちであるが、もっと深刻に受け止めるべきであろう。

 海外ニュースで目立ったのは、イギリス下院の議員団が民主派デモの続く香港の調査をするため中国への派遣を計画したところ、中国政府から入国を拒否されたことである。1984年の中英共同声明調印から30周年になるのを記念して、香港の「一国二制度」の実施状況を確認するための議員派遣だったが、中国政府としてはこれを内政干渉としてイギリスの申し出を頑として受け入れようとしない。やはりやましいのだろう。

2014年12月2日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2758.2014年12月1日(月) 中国圏に渦巻く不満の声

 早いもので早くも師走を迎えてしまった。このところ雑用が多く、いつもなら年賀状作成もスタートしている頃であるが、まだまだそこまで手が回らない。これから年末までせわしくなりそうな気がしている。

 さて、中国の一部となった香港と、中国とは別の国家である台湾が、今世界の注目を集めている。香港は2カ月余り学生団体が道路を占拠していたが、香港政庁はデモ隊の強制排除に乗り出し40余名を逮捕した。国民の声を一切聴こうとしない北京の中国政府が学生団体の意見を聞き入れる筈もなく、ついに学生たちの排除に乗り出したのである。そこには、香港市民から市民生活に支障を来しているとの声を香港政庁側が狡猾に利用した策略もあった。

 一方台湾では、29日に行われた統一地方選で与党国民党が惨敗した。国民党は台北市長選でも敗れ、しかも当選したのはライバルの民進党候補者ではなく、医師で無所属の柯文哲氏だった。要するに中国との接近を図っていた馬政権の外交政策は否定されたことになる。

 香港では香港をリモートコントロールしようとする北京政府の存在をくっきり浮かび上がらせた。他方で台湾では北京政府はノーを突きつけられたことになる。

 海外からは中国政府による今度の香港統治は思惑通り進められたように見られているが、台湾では大きく躓いた。中台接近がより緊密になったと見られていただけに、国民党のみならず中国政府にとっても大きなショックだったようだ。

 その中国指導部は北京に共産党、政府、軍の幹部を集めて、国際システムの改革を進め、中国の発言力を高めて欧米主導の世界秩序の変革を求めて行くとの姿勢を示した。アジア、就中南シナ海に進出して世界中から顰蹙を買っている中国は、身から出た錆とは言え、安全パイと見ていた台湾からもそっぽを向かれ出した。これで国内に抱えるウィグル、チベットなどの民族問題に火が点いたら、大国中国と言えどもそう簡単に収束することはできまい。ここはしばし立ち止まってよく考え、外国の民主国家の立ち居振る舞いをオブザーブしてじっくり見てみる時ではないだろうか。

 ところで、先日俳優高倉健さんが惜しまれながら世を去ったが、今日同じく俳優の菅原文太さんが亡くなっていたことを知らされた。菅原が高倉の後を追うように二人は似たような路線を歩んでいたが、彼岸へ旅立つのもほぼ一緒とは運命だろうか。残念ながら菅原の映画は観ていない。

 そして、もうひとり著名人の訃報が伝えられた。囲碁で一世を風靡し昭和の碁聖と呼ばれた呉清源さんが亡くなったのである。享年百歳である。私自身碁はまったくやらないが、子どもの頃からそのお名前は良く知っていた。心よりご冥福をお祈りしたい。

2014年12月1日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2757.2014年11月30日(日) 友人のクラシック・コンサートを楽しむ。

 上野浅草フィルハーモニー管弦楽団の定期演奏会に妻と出かけた。毎年2回浅草公会堂で行われるが、ゼミ仲間で楽団最高齢の赤松晋さんが楽団員の一員としてチェロを弾いた。毎年感じることであるが、演奏曲目がなかなか知られた曲が少なく、難しい曲が多い。今日はモーツァルトの歌劇「魔笛」序曲、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲ニ長調作品35、シューマンの交響曲第3番変ホ長調作品97が演奏されたが、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲演奏の際はオーケストラをバックにヴァイオリニスト川畠成道氏がソロ演奏をされた。最後はシューマンの最も有名な曲「トロイメライ」をアンコールで締めくくった。

 とにかくクラシックを聴く機会は滅多にない。そういう点では、得難いチャンスに気楽な気持ちで観賞できたことはラッキーであると思っている。この演奏会が楽しいのは、その後食事会に参加して夫婦ともども会話を楽しめることである。今日の食事会には22名が参加した。

 赤松さんも今日で厳しい練習から解放され、来年6月の演奏会が近づいてくるまではしばらくの間寛げるだろう。われわれもほとんど70歳を超えているが、この楽しい一日を捻りだすために赤松さんにかなりのプレッシャーをかけているので、少しは赤松さんの気苦労を察してあげなければいけないとは思っている。それでもまだ何年間かはこういう幸せな時間を持つことができるのではないかと勝手に考えている。

2014年11月30日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2756.2014年11月29日(土) 自民党が報道の自由に介入

 自民党が民放各局に対して衆議院選の報道について具体的な番組の作り方まで注文をつけ、公正な報道をするよう求めた文書を送っていた。NHKに対してはどうだったか明らかにはなっていない。これは明らかに報道、否言論の自由への政治の介入ではないかと危惧されていた矢先、テレビ朝日に出演予定だった評論家の荻上チキ氏と小島慶子さんがテレビ局の都合により出演辞退を要請された。電光石火と言ったら良いだろうか。これから自民党のやり方は益々あこぎになっていくのではないだろうか。

 文書には次の4点が盛られていたようだ。①出演者の発言回数と時間、②ゲストの選定、③テーマについて特定政党への意見の集中がないように、④街頭インタビューや資料映像の使い方、などについて公平中立、公正を期するよう求められた。自民党の政権幹部は一体何を恐れているのか。

 現状をよく見ていると安倍政権になってから、保守的だった姿勢が一層強くなり、今や右翼的というより極右的になり、言論の自由を侵す領域にまで露骨に踏み込もうとしている。来月の総選挙でも隠していた牙が白日の下に晒されることを懸念して、思想的な論戦は避けて政治的な課題は極力目に付かないよう目くらましをかませアベノミクスに焦点を当てた経済戦略を推進するようだ。

 このまま安倍政権の右翼路線がエスカレートすると、特定秘密保護法案や自衛隊海外派遣法案が成立した後には、翁長沖縄県知事ら反自民勢力を無視して沖縄を永久基地化し、更にその先に憲法改正があるのだろう。

 安倍首相のずる賢く陰険な点は、前広に正々堂々と持論を開示、展開するのではなく、アイディアを小出しにしながら国民が気づかぬ間に閣議で承認し、いつの間にか自分たちのやろうとする考えを実施路線に乗せて既成事実化してしまうことである。

 さて、今阿蘇山で噴火が激しくなっている。これに加えて火山噴火予知連絡会は、常時監視体制を取る必要がある火山として、八甲田山、十和田、弥陀ヶ原をその対象とした。9月に突然噴火した御嶽山の例を見るまでもなく、各地で火山爆発や噴火の可能性が密かに高まっているらしい。東日本大震災以来日本国内の地盤が緩んでいるというのが専門家の指摘である。

 こうなると共産党以外各党が原発再稼働を総選挙の争点に取り上げないのは、現実の日本社会のアキレス腱から目を背けているということにならないだろうか。

 何か今度の総選挙は本音を隠して上っ面だけで勝負しているように思えてならない。取り返しのつかないことにならなければ良いが。

2014年11月29日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2755.2014年11月28日(金) 駒澤大学公開講座最終回

 昨日韓国の朴槿恵大統領の名誉を傷つけたとして起訴された加藤達也・産経新聞前ソウル支局長の裁判が始まった。なぜ加藤氏が産経のWEBサイトに書いた大統領に関する記事が大統領を誹謗することになり、起訴にまで持ち込まれたのかちょっと理解に苦しむ。

 人気が下り坂で、あまり芳しくない噂が出回っていた大統領にとって少々神経質になっている向きがある。海外メディアからも報道の自由を抑圧するものだとの批判の声が高まっている。日本政府も遺憾の意を表明している。

 そもそも加藤氏が記事を書いたニュースソースは韓国紙からである。にも拘わらず、その韓国紙は格別の制裁を受けるでもなく、その矛先を日ごろから従軍慰安婦問題で韓国政府の対応に批判的だった産経新聞の加藤氏に向けた意図がありありである。昨日の公判後裁判所から出た加藤氏の車を暴徒が取り囲み、車に生卵をぶつけて暴言を吐いていた行為に対しても日本政府は抗議した。

 韓国国内では政府関係者らによるメディアへの民事提訴、刑事告発などが相次いでいるという。韓国国民の反日感情が強まって韓国政府がむしろ抑え目に行動すべき時に、逆に政府が反日感情を煽っている様子が感じられ、これでは政府高官レベルの両国会談を設営したところで所詮焼け石に水ではないかと考えられる。

 海外メディアからもその対応を非難されている朴政権の今回の裁判沙汰を、韓国政府はどこに落とし所を見つけるのか。

 さて、今日は駒澤大学マスコミ研究所の今年度公開講座最終講義が行われた。2時限の講義を聴講したが、1時限目の「新聞の国際報道と日本」でやや右寄りの大手新聞社出身講師がいう改憲論が私の考えとまったく相反して、やや言い合いになってしまった。今年度最初の講義の際講師は徴兵令が布かれたら進んで兵役に赴くなどと年齢的に徴兵令から逃れられる立場から無責任に言えることだと衝いたが、それなりの自論を話され、どうも話が噛みあわない。結局講師の意見は真に戦争の恐ろしさを知らない人の論理だと主張するに止めてそれ以上の発言を止めた。

 2時限目の菱山郁郎講師の「現代日本政治と報道論」は、自分自身でも興味のあるテーマでもう6年間も受講している。講師が70歳の定年を迎え名実ともに今日が講師として最終講座となった。講師の父親が終戦の翌日「読売報知」紙に社説を書いた論客であることは何度も聞かされていたが、終戦直後という異常な時代の変わり目に、冷静に国民を鼓舞する主張をされていたことに敬意を憶えている。菱山講師のお人柄であろうか、前々週辺りからお別れパーティをしようとの声が上がって、大学近くのレストランで10人の受講生が講師を囲んでざっくばらんに会話を楽しんだ。この後の予定は立っておられないようだが、私より6歳も若くまだまだ働ける年齢である。ぜひともご自分の専門知識と人脈を生かしてご活躍いただきたい。とても良い講座だった。お疲れ様でした。

2014年11月28日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2754.2014年11月27日(木) 橋下徹・大阪市長の支離滅裂

 また橋下徹・大阪市長のスタンド・プレイが顰蹙を買っている。大阪市教職員組合が教育研究集会を開こうとした折、大阪市が組合に会場を貸さなかったことに対して組合が市を訴え、市の使用不許可を大阪地裁は違法と判断し組合へ賠償を命じた。市長が言う労使関係条例の適用により、組合活動の場として会場を使用させないとの言い分は脆くも崩され、あまつさえ、地裁は教育研究集会を開かせないことは職員の団結権を保障した憲法に違反すると踏み込んだ判決を下したのである。判決の筋は通る。ところが、常人と大分違うのが橋下市長の橋下らしい頭脳構造とでも言おうか。この判決に素直に従うのかと思いきや、市長は控訴を考えているという。もうこうなると意地とか、メンツで控訴に踏み切ろうとしているとしか思えない。

 この市長が常軌を逸しているのは、つい先日も来月の総選挙に大阪市長の職を投げ捨て大阪小選挙区から立候補すると公言したことである。不遜にも総選挙に打って出るかどうかは自分の意思で決めるとまで述べた。他人の都合とか、大阪市民なぞどうでも良いとでも思っているようだ。その発想は市長の持論である大阪都構想に公明党が反対したために、短絡的に大阪選出の公明党議員を落選させたいというわがままと狭量のためである。もし、その通りなら当然大阪市長は辞職せざるを得ない。市長職を中途で放り出し、また経費をかけて市長選が行われることになる。市長は3年前にも大阪府知事の職を投げ出し大阪市長選へ立候補して見事当選し市長になった。知事の仕事を蹴飛ばしてなった市長職までまた投げ出そうというのである。

 結局思いつき市長はそのまま市長職に留まることを選んだ。それにしてもよくもこう次から次へと気持ちや持論が変わるものだ。

 その二枚舌市長は地裁の判決がよほどお気に召さないと見えて、粉骨砕身市長職に取り組むよりもメンツをかけて、公費を無駄使いしながらこれから組合の会場使用問題を長い係争に持ち込み、公務を滞らせようとしている。

 こんな手前勝手な理屈をこねて市長に選んでくれた大阪市民に申し訳ないとの気落ちはさらさらなく、市民に犠牲を強いる一方で、よくも彼ら市民の間からリコールの声が湧き起こらないものだと思う。これでは民主主義もへったくれもあったもんじゃない。酷い市長もいたものである。大阪市民でなくて良かったと言っては彼らに申し訳ないか。

2014年11月27日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2753.2014年11月26日(水) 日本ペンクラブの組織改革について

 今日は午後NPO法人JAPAN NOW観光情報協会の理事会に出席してから、毎年東京会館で恒例となった「ペンの日」の催しに参加した。

 前者は会員数が徐々に減少し、財政的にも苦しくなる中で、どういう企画を打ち出すかについて理事長以下で話合ったが、これという決定的なアイディアが中々出されない。しかし、須田寛・JR東海相談役が大学の観光学部などとタイアップして観光振興を訴えるようなイベントを考えてみてはどうかとのサジェスチョンを提案された。かつては、立教大学は協会の1支部だった経緯もあるので、当面立教と縒りを戻すことを考えようということになった。

 「ペンの日」イベントでは、親しい会員と交流を深めることができた。終わってから有楽町近くのニュートーキョーで、ペンクラブの現状と来年2月の理事選について話し合い、今度改正される規則により、30人の理事が新たに選挙で選ばれることになるが、その内10人は浅田次郎会長の推薦になるようだ。残り20人が改選される理事ということになる。現状が必ずしも本当にペンを改革しようという理事ばかりではないので、どうにかしてペン発展のために改革してくれる理事の選出が望ましい。

 それにしても現在40人の理事の内、10人が会長推薦理事である。全体の理事数が10人減っても会長推薦理事が10人で旧来と変わらず、むしろ会長推薦の比重が一層高まるわけである。普段民主的なことをアピールしているペンクラブにしてこの有様である。大体会長推薦理事なんて制度としておかしい。この制度を全理事が会員の投票によって選ばれるようでないとペンは決して民主的な組織とは言えない。課題は山積みであり、容易に変えられる下地があるのになおざりにされている現状から察するとペン内部には、怪しげな魔物が住んでいるということになるのではないか。

 前途多難ではあるが、これは何とかして改革する必要があると考えている。

2014年11月26日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2752.2014年11月25日(火)最近頻発する地震は大丈夫だろうか。

 先日長野県北部地方で地震が発生したが、その後も余震が続いて住民のほとんどが避難している。この地方の地震はこれまで各地で発生した地震とは異なり、家屋は全壊と半壊を含めてかなりの被害を蒙っているが、死者が1人も出ていない。そこには2つの理由があるようだ。

 ひとつは、雪国にあるこの地域の特徴である家屋の建築方法によるようだ。崩れても完全に崩れるのではなく隙間ができる仕掛けに成っていたため、その隙間にいて助かった人がいた。

 もうひとつは、隙間で動けなかった人を、近所の人々が車のジャッキなどを使って助け出した例に見られる。これを効果的にしたのは地域住民の互助精神と日ごろより誰がどこに居住しているという情報を自治会が把握していたことだった。

 一般的に都会では昨今近所づきあいがなおざりにされ勝ちであるが、住民のチームワークが緊密である地方だからこそ、修羅場で力を発揮したと言えるのではないだろうか。

 その震源地に近い白馬村ではJR大糸線が寸断され、余震も依然として激しくいろいろ厳しい情報が伝わって来る。その白馬村では学生時代に毎冬スキー合宿を行っていた。田中さんと仰る学校の先生のお宅へ民宿させてもらい、毎晩田中先生のご家族を囲んで四方山話に熱中し、毎日温かく楽しいスキー合宿をやった。あれから半世紀以上経ったが、今ではご夫妻は亡くなり現在ご長男と年賀状の交歓をして、白馬地方の情報を得ている。

 あのスキー村で村人が毎日余震に怯えていると知り、村人たちのことを思うとどうにも気持ちが落ち着かない。学生時代の楽しい思い出を作ってくれた白馬村は、今スキーシーズンを控えてスキー客受け入れができるのかどうか難しい判断を迫られ、それがまた村の盛衰にも影響してくる。

 それにしても最近各地で地震が頻発している。こんな危険な状況で多くの反対の声を押し切って原発を再稼働することは大丈夫なのか。そして万が一第2の福島原発事故が発生したら、誰がどういう責任を取るのだろうか。あ~ぁ 怖い 怖い。

2014年11月25日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2751.2014年11月24日(月) 人間味溢れる俳優高倉健の人柄と業績

 先日亡くなった俳優の高倉健さんを追悼する企画として、各テレビ局では昔の高倉主演作品を放送している。高倉の俳優人生を振り返る試みも放映されて、いかに高倉健が映画界においてかけがえのない俳優だったかということがよく分かる。

 その中で今朝NHKが高倉健スペシャルとして2年前の「プロフェッショナル・仕事の流儀」を取り上げて、「男高倉健」の撮影現場に密着しながらその行動を追って紹介していたが、寡黙の人の代名詞とされて私生活を表に出さない控えめな性格を掘り下げて映し出していた。

 かつては任侠、ヤクザ路線映画の主役として活躍していたが、平素の彼はそれとは大きく異なり、目立つような我欲の強い人間ではなく、むしろ目立たないタイプの人間のようだ。それにしても映画ファンのみならず多くの人々から慕われ、常に傑作映画の主役を務めてきたのは男優としては極めて稀ではないかと思う。

 今朝のNHKは1時間15分もの長い番組だったが、それでも私生活と個性的な性格はほとんど伝えられていなかった。それについては実は数日前民放で放映された。

 ひとつは江利チエミさんとの結婚と離婚についてだった。二人は結婚して12年後に離婚した。理由は江利チエミの借金が巨額になったために、チエミが望んで離婚を申し出た。その後離婚を悔やんだチエミが再縁を望んだ時高倉はメディアで大々的に伝えられたので、今更復縁は直ぐにはできない。いずれ時期が来たら考えようということになっていたようだ。チエミもその日を待ち望んでいたが、チエミは突然不慮の災難で急逝した。高倉は以降独身を通し、チエミの墓を自宅の近くに建てて毎日成仏を祈っていたという。嫌で別れたとか、不倫とかということではなく、むしろ純愛物語だったことを初めて知り、高倉のチエミへの愛情と生き方を改めて見直した。

 もうひとつ意外で素晴らしかったことは、高倉健はとにかく筆まめだったことで、見知らぬ人から受け取った手紙に几帳面に返事を出したり、チーズ店のオーナーに味が変わったと言って感想を書き送った挙句にチーズ店の味を一段上級の味に変えさせ、以降手紙の交換をしているという人間味溢れるペンパルぶりには、今時の筆不精の若者に高倉の爪の垢を煎じて飲ませてやりたい。

 ひとりの俳優としてしか知らなかった高倉健が、これほど印象に残るエピソードを残してくれ多くの人々に感動を与えてくれていたとは、これまでまったく知らなかった。とかくスキャンダラスな俳優が多い世界で、これほどまっすぐに、愚直に自分の思うように生きて実績を残した人物はそう多くはいないと思う。

 私は高倉の映画は名作「幸福の黄色いハンカチ」しか観ていないが、改めて高倉健は俳優としても、人間的にも素晴らしい人物だったと思う。

2014年11月24日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com