2770.2014年12月13日(土) 仲井真沖縄県知事の最後っ屁

 ご近所のゴミ出しの問題で自治会幹事さんから相談したいとのことで、道路上で立ちん棒のまま話し合うことになった。原因は最近わが家の前の駐車場として使われていた空き地が売却され、新たに7軒の一戸建て住宅が建てられ、各家庭から出されるゴミの置き場所を新築の住人から別の場所へ移転させて欲しいとの要望があったからである。

 公道傍の空いたスペースとは言え、自分の家の近くにゴミを置かれては困るというのは誰しも考えることだ。結局各自宅の前に自分専用のゴミ箱を置いて区役所にそれぞれ処理してもらうということになった。最近難しくなった地域の共同利用の問題である。段々住みにくくなるなぁと思わず溜息が出てくる。

 さて、明日投開票が行われる衆議院総選挙で巧みに争点から外された、沖縄の普天間基地移設問題が知らない間に沖縄知事の判断で移設案に承認印が押されていたことが分かった。そしてその直後に知事は退職した。

 先月行われた沖縄県知事選で現職だった仲井真弘多知事は大差で敗れた。敗因は県民の意思に反して米軍普天間基地を辺野古へ移設することにゴーサインを出したことが致命的だった。全沖縄県民の反感を買うことになり、過去2期8年間も務めた知事職をいとも容易く棒に振ることになった。

 その仲井真知事が、知事退職の5日前の今月4日に最後の公務として、最も重要で県民から反対された内容文書を承認することをこっそりやってのけたのである。そして知事公舎を去って行った。どうして県民の反対の意思が明確に示されて間もないのに、敢えて知事は民意に楯突くようなことをやったのか。知事の理念と人格を疑わざるを得ない。知事の判断は、一応法的には認められる。だが、その判断は選挙によって「やってはならないこと」として県民からはっきり否定されたばかりである。それにも拘わらず、法律上問題がないからと言って強引に民意を無視してことを成すというのは、あまりにも県民を愚弄したことにならないだろうか。

 他の知事たちと違って、これまで沖縄県知事は県民とともに政府と闘ってきたとの印象が強い。それがこと仲井真知事に至っては、最初は確かにそうではあったが、晩年になって何が原因だか政府に取りこまれて県民を敵に回すことになってしまった。そこにはいわく言い難い政府側へ擦り寄る何らかの理由があったのではないだろうか。沖縄県政史上に残る疑問であり、汚点でもある。

2014年12月13日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2769.2014年12月12日(金) 日本の若者は何を考えているのか?

 衆議院総選挙投票日が明後日に迫って来た。残りあと2日であるが、とにかく意外に思っていることは自民党が前回獲得議席数295から300議席以上を得る勢いで、公明党と併せて衆議院の三分の二を確保できそうだということである。これでその気にさえなれば、憲法改正も視野に入って来たということである。この楽勝ムードを反映したのか投票率も下がりそうだという。特に若者の投票率が悪い。今取り沙汰されているように予算の執行が、少子高齢化時代に合わせて高齢者に目配りされている一方で、若者にとっては国の財政借金は増え財政再建は益々先延ばしにされ、次世代にしわ寄せされることにより、彼らやこれから生まれてくる子どもたちに負担がかかることである。にも拘わらず、若者は投票所へ足を向けず、権利を行使せず、自分の意見を発揮することなく、自民党政治に呑みこまれるまま見ているという人が圧倒的に多い。

 香港で全面的に排除されたデモに参加した若者が言っていたが、日本の若者は平和に慣れ過ぎていて現状改革の行動を起こそうとしない。自分たちは今願いが叶わなくても少しでも将来のためにプラスになることはやってみる。確かに今の日本の若者には、社会運動や学生運動に熱を入れているような様子はまったく見られない。今のままでは時を経て自分たちにツケが回って来ることは分かりきっているのに行動しようとしない。

 これでは活路は開けない。どうしようもないではないか。

 絶対多数を確保できそうな自民党は、国民の間に賛否両論の沖縄基地移設問題や、原発再稼働については彼らにとって不都合であるため意図的に選挙の争点から避けようとしている。選挙後に議論を交わすようなこともなく、数の力で一気呵成に自分たちの思うように事を進めるつもりである。

 今日も、昨日も政党関係者から投票依頼の電話があったが、楽勝を確信している自民党関係者からは現時点ではない。自民党が圧勝したら、政局はどうなっていくのだろうか。とても他人ごとではいられない。

 さて、過日韓国で水泳の世界選手権開催の折に、日本の平泳ぎ選手が窃盗罪で韓国警察に一時身柄を拘束された。帰国後当の本人が容疑を否認して、事態解決は長引きそうである。日本の代表選手が窃盗などという罪状で国外追放処分に付されるなんてことは、耳にしたくもない話題である。ところが、今日はその他に立て続けにスポーツ関係のスキャンダルが2件も浮上した。

 ひとつは、パレーボールの中国出身の日本代表選手が現金を盗んだとして逮捕され、所属チームの東レは現在開催中のバレーボール大会を棄権することになってしまった。

 もう一件は、ヤンキースの田中将大投手と甲子園の決勝戦で争った相手校の1年生エースだった男が自転車走行の女性から品物を奪ったというものである。

 いずれも次元の低い犯罪で、スポーツで一流選手だった男が簡単に手を出すような事案ではない。実にがっかりである。これは育った環境とか、性格的な弱さが根本にあるのだろうが、指導者の育て方にも若干問題があったからではないだろうか。

 それにしてもスポーツマンシップが求められるスポーツ選手に、こう連続的にお粗末な窃盗犯になられたのでは、何のためにスポーツをやっているのかと問いたい。

2014年12月12日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2768.2014年12月11日(木) ノーベル平和賞マララさんのスピーチに感動

 現地時間の昨晩ストックホルムとオスロでノーベル賞受賞式が行われた。学者先生の格調高い学問や平和活動に貢献した功績に対する表彰式であるが、どうも近頃は式後の晩さん会や、服装のこと、家族のことなどプライバシーがエンターテイメント風に取り上げられ、当人たちはさぞ迷惑だと感じているのではないだろうか。日本人の物理学賞受賞者3人のうち、名古屋大学大学院の天野浩教授ご一家の微笑ましい言動が、笑いを誘っている。

 その中でオスロの平和賞授賞式でスピーチをした史上最年少の平和賞受賞者、17歳のパキスタン人マララ・ユスフザイさんが一身に世界中の注目を集めていた。今朝の朝日にも受賞演説の要旨が掲載されているが、何と言っても17歳の若さでその一挙手一投足が注目されている中で、堂々と自らの信念を臆せず語れるのは只者ではないという印象を受けた。

 彼女は9月の国連総会でも堂々と持論を述べて喝采を浴びたが、昨日のスピーチでも2年前に女性が働くことや教育を受けることを拒絶するタリバーンから狙撃されたことを逆手にとって、女子と子どもに教育の機会を与えて欲しいと強く訴えていた。

 彼女のスピーチの中にこんな主張がある。「教育は『権利』から『犯罪』になりました。女の子たちは学校に行くのを阻まれました。ですが、私をとりまく世界が突然変わったとき、私の中の優先順位も変わりました。私には2つの選択肢がありました。一つは何も言わずに、殺されるのを待つこと。二つ目は声を上げ、そして殺されること。私は二つ目を選びました。声を上げようと決めました~」

 万死も辞せずこれだけのことを怯むことなく主張できるのは、並大抵の勇気と決断力なんかではない。強い信念と行動力があったればこその発言である。世界中が感動している。未だにタリバーンは彼女を目の上のたんこぶとして彼女を抹殺しようと追い続けている。彼女の身は今も決して安全ではない。それでも危険を冒して自己主張をする。昨日のテレビで3年に1冊しか本を読まないと軽薄な発言をした女子大生は、このパキスタンの少女の爪の垢を煎じて飲むがいい。

 国際労働機関(ILO)によれば、18歳未満で働かされている子どもは地球上に1億6800万人もいて、子ども全体の11%にあたるという。まだマララさんの望む理想にはほど遠いが、今朝の新聞にマララさんについて書かれた本が4冊も紹介されていた。これらがベストセラーになることによってマララ基金の財源が潤い、少しでもマララさんが希望する子どもたちへ教育投資されるなら、この運動は緒に就いたばかりとは言え、少しは先行きにも明るさが見えてくる。そんな時代が早くやって来ることを願うばかりである。

 それにしてもマララさんの物怖じしない態度は、これが17歳の少女の言動かと思うとつくづく感心もし、感動すら覚える。

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2767.2014年12月10日(水) 読書と文を書くことの大切さ

 元旦に母校湘南高で恒例のラグビー祭が行われる。来年元旦もいつも通りラグビーが1年の行事の始まりとなる。もう自分自身はプレイできないが、若い部員たちの溌剌たるプレイを見ているだけで楽しいし、元気をもらえるような気がする。

 練習試合の後にOB会総会が終わってから現役部員とOB会員合同の懇親会が行われる。食事は部員のお母さんたちが真心を込めて作ってくれるので有り難く思い感謝している。来年はその場で拙著「南太平洋の剛腕投手」3冊を抽選で部員に贈ることを伝えてあり、OB会長の了解済みだが、当然彼らに対して話をする機会を与えられる。トピックとして来年はひとつ、読書すること、文を書くことと手紙を書くことを心がけるようさらっと話してみようと思っている。今の若い人たちは、IT時代の悪い意味での影響を受けてペンで文字を書くことを避ける傾向にある。これでは自分の本心を充分相手に伝えられない。雑に作文を書くようなことにもなる。従って手紙や文章のごく当たり前のルールすら身に付かない。そして、もっと憂慮すべき大事な点は、やや論旨はずれて論外であるが、相手から手紙をもらってもそれに対して返事も出さないことである。

 いつのころからそんなエチケットが微塵も感じられない世の中になってしまったのだろうか。

 折も折今日NHK「クローズアップ現代」で、「本を読まない人が急増、日本人に異変」と題して今時の学生が読書をしない風潮を伝えていた。中には得意げに3年に1冊と言った愚かな女子大生もいた。仮にもこんな軽薄な考えで大学で学んでいて恥ずかしくないものだろうか。立花隆氏がこんなことを言っていた。読書したら、外へ出さなければいけないが、それが文を書くことだと言っておられた。私自身立花氏の考え方に同感である。本を読むことと文章をかくことをセットに積み重ねて、人は成長していくのではないかと思う。

 偶々今日の日経紙夕刊に万年筆の使用を勧めるコラムがあった。これは必ずしも手紙を書くことを奨励しているわけではない。ここでは、文を書くことを勧めるよりも、「メールやアプリがコミュニケーションの主流になるなかで筆記具が健闘している。文字を書く機会が減ったことで、消費者がかえって手書きの味わいにこだわるようになっている」と読書の楽しみという本筋からずれて説明し、万年筆の効用をしきりにPRしている。一歩進んで、手紙を書くことのメリット、それも万年筆で手書きの手紙を書くことの良さを前面に打ち出して欲しい記事だった。

 それにしても読書を楽しむ人が減ったことは、書籍の販売量にも表れている。寂しいことである。

 元旦には若いラグビー部員諸君に読書の大切さと文を書くことの大切さをぜひアピールしたいと思っている。

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2766.2014年12月9日(火) 牡蠣を食べながら早くも忘年会

 毎年この時期になると下北沢の牡蠣の店「ジャックポット」でゼミ仲間と忘年会を行う。今日も11名が集まった。駅南口からお店までのルートが分かるようで分かりにくい。今日も恥ずかしながら迷ってしまった。とにかく駅構内を含めて下北沢界隈は、連続的に建築工事を進めているのでとんと分かりにくい。

 いずれにせよ気の合う仲間と他愛のない話で時を過ごすのは楽しいものだ。70歳を超えた老人ばかりなので、結局健康や病気治療の話が中心になる。今一番気になっていたのは、以前から糖尿病に罹っていた島田さんで8月に慶應病院に半月余り入院しておられたので、皆が心配していた。今日もアルコールは抑え気味にしていたが、それでもビールは少々飲んでおられた。世間一般と同じように我々も段々病を抱え、病院へ行く機会が増えていくのだろうか。

 やはり明るい話題の方が楽しい。先日上野浅草フィルハーモニー管弦楽団を皆で楽しんだ時の話が良かった。

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2765.2014年12月8日(月) 報道されない太平洋戦争開戦の日

 太平洋戦争開戦のエポックメーキングな日を日本人は忘れてしまったのだろうか。今朝からテレビを通して一言も語られることなく、新聞にもニュースとして採り上げられていない。僅かに朝日の「天声人語」で今日の七曜が73年前の開戦当日と同じだったと暦の話に触れている程度である。こんなに戦争に無関心な開戦記念日の年は初めてである。

 昨年辺りまでは昭和11年2月26日に発生し、戦前の日本を軍国主義へ駆り立てて行った2.26事件をメディアが報道しないことを残念に思い、不満も感じていた。それがあの忌わしい戦争の火蓋を切った日本にとって歴史的な真珠湾攻撃の日をメディアがまったく伝えようとしないことは、今安倍政権がジャーナリズムへの圧力を強めつつあることと関係があるのではないか、いわば恣意的な意図があるのではないかと疑いたくなる。そうだとすると危うい世の中になってきたものである。

 折しも昨日の本ブログでも取り上げたアメリカのオバマ大統領の日本への干渉発言について、同じような内政干渉を思わせる記事が、今朝の朝日新聞一面の元アメリカ国防次官補ジョセフ・ナイ・ハーバード大学教授のインタビューに見られる。知日家として知られ対日政策に詳しいナイ氏は、日本国内の米軍基地問題について日本政府に対して極めて批判的である。日本政府、況してや沖縄県民の基地に対する考えについて大きな不満を述べている。戦後沖縄を植民地的思考で管理し続け、辺野古への移転ですら長期的には解決策ではないと身勝手な論理を吹聴し、散々日本が苦しんでいる問題をいとも簡単に突き放している傲慢さである。

 ナイ氏は中国の弾道ミサイル能力向上に伴い、固定化された基地では安全保障は脆弱であると捉え、もっと日本国内に基地を分散することを要求しているのである。現在の脅威に対処するには最適とは言えない米軍基地の在り方を変えていくべきであるとまで述べている。前線にある日本国内の米軍基地の在り方を自分たちの思うように考えろと日本に言っているわけである。

 だが、ナイ氏は一体全体どこの国の安全保障を言っているのか。どこの国の安全保障に口出しようというのだろうか。少し日本と日本人を舐め切っているように受けとられても仕方があるまい。ナイ氏が日本国内からの反発を承知のうえで、ここまで思いきって発言するのは、長い間日本の政治家や外交・防衛官らとの間でいくら言っても日本の外交官が受け入れようとしなかったり、聞いたふりだけしていたことが、結局ナイ氏に諦めの気持ちと不遜な言動に走らせたのではないだろうか。

 政治家や外務・防衛官僚もよくナイ氏の話を聞いて是々非々で、日本の実情、更には日本防衛問題を彼に対して毅然として言うべきではなかっただろうか。

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2764.2014年12月7日(日) 円の実力は過去40余年間で最低

 昨日に引き続き、また円の話である。昨日、今日と休日のため経済市場がストップしていてあまり大きな記事とはなっていないが、流石に経済紙、日経新聞はトップ記事で最近の下落傾向の円の実力を分析している。日銀によれば、日本の貿易相手国通貨に対する円の総合的な価値を示す実質実効為替相場は、1973年1月以来約42年ぶりの弱さになっている。その頃は海外旅行をしながらその時々の為替相場を実感していたが、それが現在では最低の円相場とは俄かには信じられない。その年の翌月に変動相場制に移行した時の円相場は300円だったというから夢のようである。これにより輸出業は有利となるが、輸入や海外旅行にとっては厳しい場面である。

 今朝のTBS「サンデープロジェクト」で、アメリカの景気についてオバマ大統領が日本経済について踏み込んだ厳しい見方をしていた。特に決まっていた消費税を先延ばしにしたことや、意図的に金利を抑制していることなどを挙げ、それが好況のアメリカ経済の足を引っ張らなければ良いと自分たちの論理を押しつけていた。流石に司会者もアメリカからそんなことまで言われる筋合いはないような発言があったが、案外アメリカ人の本音を表しているのかも知れない。

 アメリカにとって日本は同盟関係にあり、アジアで最も頼りになる友人だった筈である。ほとんどの日本人はそう信じている。だが、実際には必ずしもそうではないようだ。沖縄基地、在日米軍経費負担問題、広域経済協定、安保問題等々日米間には奥歯の挟まった素直に言えない問題も多いようだ。今安倍政権は日米関係は盤石であるかのように公言しているが、果たしてどうか。日中外交関係や同じく日韓関係でもアメリカは、日本の対応の拙さに舌うちしている。今度の総選挙でも安倍自民党は勝利を収めるだろう。だが、問題はその先である。本当の意味で緊密な同盟関係にあるアメリカと互角で、信頼できる外交関係を構築していけるだろうか。真価を問われるのは、選挙後安定政権がスタートしてからだろう。

2014年12月7日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2763.2014年12月6日(土) 円安急ピッチで進行

 このところハイピッチで円安が進んでいる。連日のように円の価値が下落して、昨日はついに1$=120. 17円(東京外為市場)となり、一時121円台になった。この1カ月で10円も値下がりしている。2007年7月以来の円安相場だそうである。

 なぜこれほどまでに円の価値が下がるのか。専門家の解説によれば、アメリカの雇用が改善されアメリカの景気の上向き傾向をプラス材料と捉えたことが、円が売られドルが買われた原因と見られている。その背景には日米の金融政策の差があり、日銀が追加の金融緩和で大量の資金を市場に流して市場金利を抑えているのに対して、アメリカは近々利上げする方向にあり日本の金利がアメリカに比べて低いと見られ、それが円売りドル買いの決定的な動きにつながったようだ。

 国内外の経済がそうなら、国内の気象もちょっと異常である。昨日から全国各地で急激に冷え込み、異常な天候をもたらしている。積雪が1m以上のところが多く、あまり雪とは関係ないと思える愛媛県や高知県でも激しい積雪により僧侶ら2名が雪中で死亡し、集落が孤立している状況である。

 地球温暖化が言われ出して久しいが、例年以上の寒さとなると地球温暖化が元へ戻るのかというとそうでもないらしい。それなら冬は寒く、夏は益々暑くなる2極化傾向ということになるのだろうか。

2014年12月6日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2762.2014年12月5日(金) 故竹内謙・元鎌倉市長を偲ぶ。

 元鎌倉市長の竹内謙さんが今年4月に亡くなった。遅まきながら今日その竹内さんを偲ぶ会がプレスセンターのレストラン「アラスカ」で行われた。彼にまつわる思い出は尽きない。最初の出会いは、私が高校ラグビー部のキャプテンになった昭和31年4月、彼が新入部員として入部してきた時である。竹内さんの他にその時彼の中学時代の仲間がどっと入部してきた。それまであまり強くなかったラグビー部が少しずつ力をつけていき、彼が卒業した翌々年ラグビー部は初めて関東大会へ出場することになった。

 その後深い付き合いもないまま1993年突然鎌倉市長選に出るので、選挙対策本部事務局長を引き受けて欲しいと要請されたが、時間的にとてもその余裕がなく、幾分時間的に余裕のあるラグビー部の先輩に事務局長役をお願いして側面的にバックアップすることに回った。彼は見事選挙に勝ち2期市長を務めた。

 その後市長を辞めてからもしばしば会う機会はあったが、格別仕事をともにすることはなかった。それが2年前「鎌倉学会」を立ち上げるので、発起人のひとりになって欲しいと電話があった。試行錯誤を重ねた末に要職はダメだが、側面的に協力するということで落ち着き、何度か会って話をした経緯がある。鎌倉の世界遺産登録に協力しましょうと話し合ったこともあった。

 それが今年4月に突然亡くなったと連絡をもらい愕然とした。彼は彼が願う人生を思い切り歩むことができただろうか。市長を辞めてから時代を先取りしてインターネット新聞社を起ち立げ、契約者を1千万人に延ばして読売新聞購読者を追い抜いて見せると大見得を切っていたこともあったが、残念ながら会社は営業休止状態のままである。早大探検部で一緒だった直木賞作家の西木正明さんが、彼のことだから必ず再建しますよと言っていたが、その機会も潰えてしまった。享年73歳だったからまだ思い残すことは沢山あったのではないだろうか。

 今日は彼の同期生や、ラグビー部仲間とも彼を想いながら懐かしい話を交わしたが、思い出は尽きない。行動力のあった彼にはやって欲しいことはまだまだいっぱいあった。

 会場の正面壁面に彼の旅を中心とする何枚かの写真が大きく映し出されていたが、その中に3人の男性が並んだ写真があった。彼と同級生のJR貨物の伊藤直彦氏、そして2010年ノーベル化学賞受賞者根岸英一博士と納まった写真である。14年3月私が撮って彼に送ってあげた写真だ。

 発起人を始め、多くの著名人のスピーチがあったが、その中で元朝日新聞社長中江利忠氏が話された1993年に彼が市長選に出るかどうか逡巡していた頃の話が最も印象に残っている。確かにその市長選前の会合で彼が市長選に出るというので、新橋で高校ラグビ-部の仲間と対策を考えていた時に、中江社長から竹内氏に電話が入り、もし市長選に出るなら朝日は辞めなければいけないと言われたと聞いて「彼もいよいよ腹を括らなければならない」と決意を固めたようである。その時中江社長は、‘Think globally,act locally’と言って彼の背中を押してくれたという。

 今年彼からもらった年賀状には、「寒き世に頼りは一樹百穫の子」と書かれ、「近藤先輩の精力的な発信に敬服しています」と添え書きしてあった。彼とはまだ話し足りない気がしている。せめて拙著「南太平洋の剛腕投手」の中に、彼について簡単に紹介したことで私の気持ちを少しでも察して欲しいと思っている。心より畏友竹内謙さんのご冥福をお祈りしている。

2014年12月5日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2761.2014年12月4日(木) 総選挙立候補者に憲法改正論者が多い。

 総選挙も序盤戦が始まったばかりだと思っていたら、早くもメディアでは世論調査の結果から序盤戦の動向を予想している。それが思いがけない結果となっているので、少々驚いている。それは今朝の朝日、日経紙トップ記事の総選挙の得票予想に見られる。序盤戦の予想自体毎度のことであり格別騒ぎ立てるほどのことではないが、今朝の新聞分析によるといずれも自民党圧勝を予想している。戦前の予想とは逆の結果を報じているのである。これまでは自民党が改選議席295から0増5減も考えて現状維持は難しく、公明党と合せて絶対多数266議席は何とか獲得するだろう程度の予想だった。それが何と自民が更に議席数を増やしそうだという。現状295議席から300議席をも窺がう勢いだというからなぜそんなに自民党が受けるのか分からない。本当に自民党が300議席を獲得したら憲法改正に必要な2/3、317議席だって可能性の範囲に入ってくるのではないだろうか。

 更に頭を痛めるのは、立候補予定者の中に想像以上に憲法改正論者が多いことである。ここにひとつ大きな問題があると思う。これまで議員の憲法論は現憲法をどう思っているのか、敢えて言えば憲法改正に賛成か反対かぐらいは知っておきたかった。メディアでもこの点については、踏み込んで調査し報道することはなかったと思う。いかに憲法改正論者が多いかは、朝日新聞社と東大谷口研究室の共同調査で明らかにされている。

 憲法改正に賛成する候補者は、自民党、維新の会、次世代の党の大多数の他に、民主党でも反対を上回るというから意外だった。集団的自衛権の閣議決定に異を唱えている民主党の立候補者の考え方が、党の目指す方向とは異なっている。また、公明党の候補者で憲法改正賛成が反対の3倍もいるというのも知らなかった。

 もし、これが現実だとすると少数派の共産党、社民党を遥かに凌駕して、自民党政権は今直ぐにも憲法改正を実施することも可能だ。問題はこんな大事なことが、ほとんど報道されないまま不意打ちのように選挙へ突入してしまったことだ。これでは国民としては反対を唱える前に憲法改正賛成論者の議員が当選し、短兵急に憲法改正を決められてしまう。国民がこんなツンボ桟敷に置かれたままで良いのだろうか。メディアはもっと政治の動きを毎日正確に生々しく伝える責任があるのではないだろうか。

2014年12月4日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com