3046.2015年9月15日(火) 政府と沖縄県のバトル発生

 安保関連法案の強行成立を図ろうとする政府与党は、今週中にも参議院で採決へ持ち込もうとしている。そういう穏やかならぬ状況の中で、翁長雄志・沖縄県知事は、防衛省が進めている普天間米軍基地の移設計画に伴う辺野古の埋め立て承認を取り消す手続きに踏み切った。元々沖縄の根強い基地反対の動きから、単なる基地移設計画には反対の声が強かった。それを前知事・仲井真弘多氏が、前回選挙で負ける直前に政府への土産として辺野古移設を急いで承認していたものだ。これに対して翁長知事は移設反対を公約に掲げて知事選に立候補し、当初から撤回を叫んでいた。一方一時埋め立て工事を休止していた防衛省沖縄防衛局は、当然その効力を失わせるべく不服審査請求を行うと見られている。と同時に埋め立て作業を再開する方針である。それに対して沖縄県は政府の行動に対してさらなる対抗措置を取る方針で、国と県の間で法廷闘争になる見通しが強くなった。

 これまで両者の間で幾度となく中身のない話し合いは持たれたが、基地移設を巡る両者の対立は一向に氷解する気配はなく、安倍首相と知事との話し合いも素っ気ない挨拶程度のものだった。政府には、支持した仲井真前知事を破った翁長知事に対して当初から敵対的知事との思い込みが強く、それがお互いの対立となったまま今日まで引き摺っている。防衛省の埋め立て工事は、沖縄県の意向に関わらず再開強行されそうである。だが、県民のほとんどは翁長知事の行動を理解し賛同している。こうなると国とひとつの県が対立するという、最も避けなければならない事態に発展しかねない。ここでも安倍首相の腰巾着・菅官房長官の強引で陰険な言動が妙に気になる。

 さて、今日はペンクラブ9月例会である。昨年から会場が東京会館から神保町の如水会館に移ってから、出席者も減り、食事内容も寂しくなって気持ちもやや寂しい。いつも誰か著名人がショートスピーチをやるのだが、今日はそれもなし。その代役を浅田次郎会長が務めることになった。急に司会役を命じられた人が菊池さんと仰る方だったが、尋ねてみるとあの菊池寛のお孫さんという話だった。国会で安保法制議論が喧しい中で、浅田会長の話はいつもとやや変わっていた。日本人の特性として3つを挙げた。ひとつは原爆被爆国である日本人が世界へ向かって核廃絶を叫ぶことが一番説得力がある。二つ目は日本人が雑多の宗教がある中でどの宗教に対しても同じく公平に対応出来るのでその役割を果たすことが出来るということであり、三番目には話題の安保関連法案だが忘れてしまった。会長は元自衛隊員であり、こういう問題について語る時は、本音を確かめないと何を言いたいのかが分からないからだ。

 会場では珍しく拙著「南太平洋の剛腕投手」に推薦文を書いてくれた元文化庁長官・近藤誠一氏に会って、しばらくぶりに立ち話をした。拙著の好評を喜んでくれた。他には副会長西木正明さんや、今度理事になった西村秀樹さんと話しこんだ。こういう会話は結構楽しい。

 いつもなら輪の中心にいる小中陽太郎さんが、恩師のお通夜ということで急遽欠席されたが、いつもの小中組メンバーとともに神保町の「なにわ」で二次会を持ち、思い思いに今後のペンクラブの発展のためのアイディアを出しあって散会。久しぶりに楽しい「いっぱい会」だった。

2015年9月15日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

3045.2015年9月14日(月) 小泉純一郎元総理の卓見「原発ゼロ」 

 北関東と東北地方を襲った水害は、被災した各地に大きな後遺症を留めているが、死者はこの種の災害では4人と数字的には少なかったかも知れない。だが、避難者数は6千人近くに上り、家屋や田畑が蒙った被害は想像も出来ない。

 市内が一面に水に浸かってしまい、茫然とする被災者の前にはこれから長い苦難の道が待っていると思うと気の毒で堪らない。水没した稲穂を見て収穫を断念した農家の人が、納屋にある農機具もすべてダメになったと寂しくつぶやいていた姿も忘れられない。

 今日都内で外国人観光客が取材されて、日本は自然災害の多い国なので、河川の堤防はきちんと備えるべきだと発言していたことと、もしこのような堤防決壊の可能性を旅行前に知っていたら日本へは来なかったと発言していた観光客がいたことが印象に残った。

 間もなく御嶽山の噴火から1年を迎えようとしている。そして今日熊本県の阿蘇山が噴火して噴火レベルを3へ引き上げた。阿蘇山噴火は36年ぶりのことだという。巷では首都圏直下型地震の発生もいつ起こっても不思議ではないと懸念されている。このように日本国中自然災害の恐れのないところはない。

 その中で桜島火山に近い九州電力川内原発が、つい先日2年間の原発ゼロ状態から再稼働をスタートさせた。国民の間にも原発反対の声が過半数を超えている中で、敢えて原発ゴーサインを出した安倍政権の原発政策が鼎の軽重を問われている。

 そして昨日の朝日新聞に小泉純一郎元首相が、首相退陣後初めて報道機関のインタビューに応じて原発ゼロについて持論を訴えた。

 小泉元首相の原発再稼働反対の持論と強い信念は、これからの日本のエネルギー政策の在り方を信念に基づいて主張したものだ。かつて首相在任時に原発を推進してきた立場上責任を感じていると述べ、当時は安全、安い、クリーンと信じてきた原発が福島原発事故でその偽りを知るに至り、「過ちを改むるに憚ることなかれ」と孔子の言葉に倣い、断固原発反対であると立場を変え、2013年8月にフィンランドの放射能廃棄物最終処分施設を視察して一層考えを固め、原発反対の強い姿勢に転じた。

 小泉氏は首相の決断さえあれば原発反対へ転じることが出来ると安倍首相に強く働き掛けたが、安倍首相が考えを変えることはなかった。有言実行で郵政改革を実行したご本人だけに強い説得力がある。

 最近10年間を見ても新潟中越地震や東日本大震災のようなM7前後の地震が頻繁に起きている。世界一安全だなんて言葉を安易に使うが、厳しい安全基準を出した原子力規制委員会田中俊一委員長ですら、「絶対安全とは申し上げない」と言っている。過去2年間日本は原発ゼロでも停電もなしにやってこられたことを考えれば、危険で費用が高く使用済み核燃料の処分場所さえ決まらない原発より、原発ゼロ社会の方が遥かに国家の政策として優れていると主張する小泉氏の言い分の方が説得力を持つと思う。

2015年9月14日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

3044.2015年9月13日(日) 心配なビルマ国内の政情

 今日は横浜に住む二男家族4人が揃ってやって来て、駒澤公園近くの叙々園で焼き肉昼食を食べてから、公園広場で開催中の「わんわんフェス」とかいう、毛色の変わったマーケットをぶらぶら見て回った。今やペット・ブームとあってワンちゃんを連れて散歩している人を多く見かけるが、そのペットたちのために衣類、鎖、エアバギー等々を販売しているテントがあるかと思うと、ペットのための身づくろいのためのお店があったり、トレーニングの様子を見せている場所もあって、余裕というか、裕福な人たちもいるものだと半ば感心し、半ば呆れて見ていた。4歳と2歳の孫も相手がペットだけに、結構楽しんでいたようだ。

 ところで、昨日の本ブログの朝日新聞との争いの個所をそのままFacebookに載せた。すぐに「いいね」と反応があった。Facebookには初めて書き込んだので、現段階ではまだどうして私が朝日と一戦交えているのかは、はっきりとは分からないと思う。これからもFacebookに積極的に説明を加えて、どうしてこういう理不尽な事態に立ち至ったのかを分かり易いように解説して友人らの理解を得たいと考えている。

 さて、しばらく大好きなビルマについて大袈裟に騒がれるような事件もなく、ほっとしていたが、それでも8月中旬に与党・連邦団結発展党(USDP)の党首シュエ・マン党首が突如解任されたニュースには、実のところ驚いた。表向きは民主化路線へ歩み出した姿勢をアピールしているが、ビルマは近年一筋縄では行かない、したたかさを身に着けてきた。外国向けには、軍部独裁の印象を和らげようと、国民選挙を行い大統領は国民によって選出される制度だけは維持している。だが、これが一皮剥けば、軍部の意向がしっかり採りいれられている点で考えさせられる。最大の非民主化政策は、憲法で国会議員の1/4が軍人から選ばれることである。それが、今回のUSDP党首の解任の裏事情だったとは相変わらずビルマの政界は複雑である。

 シュエ・マン党首は実は2011年の民主化以降下院議長でもある。実力者だったタン・シュエ氏の後継職を狙っていたが、現大統領ティン・セイン氏の後塵を拝した。それが国民民主連盟(NLD)党首アウン・サン・スー・チー氏に近寄り、それが結果的に軍部内で不評を買い、今回の党首解任につながったと見られている。

 一方で一時友好的と噂されたアウン・サン・スー・チー氏との仲が、その解任があってからも距離が置かれていたというから、どうもよく分からない。いつまでも人事抗争なんかでバタバタしているようでは、他のアジア周辺諸国々からも置いて行かれてしまうのではないかと一寸気にかかる。

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3043.2015年9月12日(土) 「朝日新聞社」は近々「夕日新聞社」に社名変更

 今朝5時49分突然家屋全体がガタガタと揺れ出し目が覚めた。地震であることは言わずもがなである。慌てて飛び起き雨戸を開けた。外の様子を見ると別段変った様もない。しばらくすると揺れは収まったので、再び床に就いた。7時半に起床してテレビを観ると東京湾を震源とする地震で、東京・調布市では震度5弱、わが家のある世田谷周辺は4ということだった。このところ自然災害が続いているのであまり好い気分ではない。そのせいか、朝食前に測った血圧がいつになく高い。上が140を超えたのは8月3日以来で144もあった。

 こういう自然による災害は嫌でも受け止めなければならないのが辛いところである。

 ところが、昨日分からず屋「朝日新聞」の‘苦情処理’担当部長から、言い訳三昧の手紙をもらった。些か癪に障るので、7月から朝日に対する気持ちを皮肉ってツィッターで発信しているが、最近朝日新聞社を「夕日新聞社」と呼ぶことにした。

 昨日の返信は、社長宛の手紙をまたもや代理人である件の部長が書いて寄こしたものである。前回に比べて極めてあっさりしたものだ。要点は2点だけで、ひとつは社長には毎日数多くの手紙が届けられるので社長宛の書状ではあるが、自分が前回同様返信したと書いてある。社長の気持ちを尋ねているのに、一向に応えてくれない。2つ目は、説明出来ることはすでに前回の手紙で尽きているので、これ以上説明は差し控えたいと一方的に突き放すものである。

 部長の言う2点はまったく納得出来ない。今更ながら「夕日新聞社」という新聞社は自分を何様と思っているのだろうか、よくもこの世知辛い世の中を生きていけるなぁと思う。社長宛に毎日何百通手紙が来るか知らないが、筋は通っていても返事を出さない人のリストに私の名を入れたのではないか。自分で責任を持って応えないやり方は、差別の大好きな「夕日新聞」の得意手である。夕日新聞社社長は通常の手紙を書く作法を知らないのではないだろうか。これではいつまで待っても社長の考えを知ることは出来ないではないか。2つ目は、部長の手紙は矛盾だらけで私の質問にまったく応えていない。これで意を尽くしたつもりなのだろうか。少し感覚がおかしいのではないか。むしろ面倒な作業から逃げ出したいとばかり最後通牒を送ったつもりではないだろうか。世間知らずの社長、部長からは責任感がまるで感じられない。彼らの行動がまったく納得出来ない以上こちらから休戦を言い出すことはない。徹底的、かつ論理的に追い詰めて行かなければ、「夕日新聞」の傲慢さと非民主性、読者軽視、高齢者侮蔑、ミスを隠蔽し責任逃れする体質は治らないだろう。

 近日中に世間知らずで理解力に乏しいノーテンキの社長と部長宛てに分かりやすく説明して、納得出来る回答を求める書状を送り届けるつもりでいる。どうして「夕日新聞」はこうなったのだろう。世間が甘やかせたということもあるかも知れない。それにしても夕日新聞社というのは尊大だなぁと思う。

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3042.2015年9月11日(金) 案ずるより生むが易し

 先月慶應病院の人間ドック検査で前立腺に関係深い、腫瘍マーカー‘PSA’の数値「6.6」が標準数値の「4」よりやや高いので、専門医に診てもらった方が良いとアドバイスされた。分かってはいたが、4年前泌尿器科医院・いいがやクリニックで診てもらった時、お尻に注射針を12回も刺されて悲鳴を上げ閉口した経験があるので、つい足が遠のいていた。しかし、放っておくわけにも行かず、思いきって飯ヶ谷先生の元へ伺った。いろいろ専門的なお話をしていただいて大分理解することが出来た。幸い一番気がかりだった注射は、今のところ特に必要ないということで針のむしろから逃れることが出来てホッとしている。こういうことならもっと早く決断して、精神的な苦痛から解放されるべきだった。

 飯ヶ谷先生の説明はユニークと言っても好いものだった。4年前診ていただいた時は72歳だったが、今では1ヶ月半後に77歳の喜寿を迎える私に対して、泌尿器学会では近年75歳を境に、今後10年間を苦痛なく生き延びるための処方をする考え方に代わっていて、短絡的、一面的にPSAの数値を下げることより85歳時を目標に総合的な治療に取り組むというお話があった。なるほどと納得して3ヶ月後に改めて血液検査にお伺いするということになった。

 とにかく懸案事項になっていたので、これですっきりした。正に「案ずるより生むが易し」だった。

 さて、今日はあの衝撃的なニューヨーク同時多発テロ事件発生以来ちょうど14年になる。あれは義母の告別式の日だった。この事件から当時のブッシュ大統領が怒り狂ってアフガニスタン領内のタリバーン巣窟へ攻撃が開始され、それがイラク戦争へ繋がり、今日のアラブ諸国内のテロや「IS」問題へ発展している。この9.11テロでは日本人24名も犠牲となった。遺族の中には今日の慰霊祭に合せてニューヨークへ向かった人たちもいる。

 また、今日は東日本大震災発生後4年6カ月を迎えた。これは津波という自然災害に、福島第1原発事故被災に伴う放射能物質の放出が重なっただけに余計にショッキングな災害となって、今以って大きな後遺症となっている。

 だが、一昨日からの関東・東北地方の河川氾濫による水害が尾を引いて今日のところは、日本中テレビ局もそれらの事件より鬼怒川決壊の大雨のニュースで持ちきりである。家の回りを水に囲まれ孤立した人々の救出のため、自衛隊のヘリが大活躍して被災者を一人二人と避難所へ運んで行く。結局一日中孤立した人たちの救出活動を映し出していた。流れ込んだ泥水を川へ戻す作業も緒に就いたばかりで、復旧には大分時間がかかりそうだ。

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3041.2015年9月10日(木) 記録的な大雨に河川も決壊、大災害に

 「栃木・茨城で記録的大雨」「経験ない大雨」と今日の夕刊見出しに書かれているように、特別警報が出されている中で鬼怒川堤防の決壊があり、大きな災害となった。安倍政権の安保関連法案に対して鬼が怒ったのだ。少なくとも6900棟が水没したり流失したという。アメリカのテレビでもこの様子が放映された。昨夜半も降り続いていた雨雲は東北地方に進んで行ったが、関東と東北の一部には今日も一日激しい豪雨により決壊した河川がある。中でも派手にテレビ中継が流していた映像は、鬼怒川が決壊した茨城県常総市で平野部の住宅地には川の水が流れ込み、家屋が次々と流される光景である。同時に屋根やベランダで手を振って助けを求めている人の姿が哀れを誘う。幸い自衛隊のヘリがやってきて1人ひとり吊り上げて助けていたが、屋根から助け出された夫婦がヘリで助け上げられた直後にその家が濁流に流されるシーンにはギョッとなってしまう。191名がヘリで救出されたと聞きホッとしている。

 今朝から気象庁は栃木県と茨城県に大雨特別警報を発令し、関東全県と山形、福島県に土砂災害特別警報が出された。被災地では、何十年ぶりの河川決壊だそうだ。今年の災害は割合犠牲者が少なかった点が、事前の避難勧告が効果的だったのではないかと見られている。特に昨年8月に大勢の犠牲者を出した広島市の土砂災害の実例が効いているようだ。

 それにしても自然災害による家屋や田畑の災害は、特別な保険を除いて保険で担保されるわけではなく、これから立ち直って生きて行かなければならない被災者の気持ちを考えると身に詰まされる。

 日本は宿命的に自然災害の国と言われるが、こればかりは想像外のスピードで突然襲ってくるので、ほとんど防ぎようがない。今度の鬼怒川の決壊も実は、国交省が予測してシミュレーションで危険を警告していた。決壊する個所も今日決壊した地点と同じで、被災する家屋も6900棟と同じ予想をしていた。それが、工事に取り掛かるのが遅れたためにこの惨事となった。それぞれ自衛措置を講じていると思うが、今日の堤防決壊による河川の氾濫による濁流はその気になれば防げたのだ。せっかく建てた家屋を流されるのを黙って見ているのは、辛いだろうと心より同情の気持ちを憶える。自分自身に当てはめて、どんな自然災害に襲われるかは想像もつかないが、やはり備えと覚悟が必要ではないかと思っている。

 さて、2017年4月から消費税が8%から10%へ値上げされるのに伴い、今日税の一部還付についてその政府試案が提示された。試案だから今後当然修正されるが、それにしても相変わらず複雑で手間がかかる。どうせ財務省の役人が考えたことだろうが、現場の状況がまるで分かっていない。このシステムを導入するために投資する費用も馬鹿にならないのではないか。どうしてもうちょっとすっきりした、分かりやすい方法が考えられないのだろうか。

2015年9月10日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

3040.2015年9月9日(水) 台風18号が各地で荒れ狂う。

 このところ天候が思わしくなかった。今朝は台風18号が南方海上から知多半島へ上陸し午後には日本海へ抜けて行った。ところが、太平洋上にもう一つ、台風17号とその隣に温帯性低気圧があり、ぶつかりあって積乱雲を発達させ、この状況が幅の200㎞という広い雲となった。この現象を気象庁の予報課長ですら「台風の風がぶつかりあい、せきとめられるような形で帯状につながる例は珍しい。記憶にない」と語ったほど珍現象で、もちろん私も初めての経験である。

 その影響を受けて関東地方では雨が激しくなる一方で、気象予報の地図を使った解説によると海上から神奈川、東京埼玉方面へ南から雨雲が長い線のようになって北上している。これを線状降水帯というのだそうである。従って今日は関東地方に一日中雨が降り続くという予報が出された。その後雨は降り続き、断続的に激しさを加えた。各地で災害警報や大雨警報が出されたが、東京でも西部の八王子、日野、立川ほかの都市に加え、23区でも品川、目黒、港、大田区等に災害警報が出された。東海地方の土砂災害と大雨被害は道路を冠水させるほどで、各地に大きな被害を発生させている。昨日の降り方から今日は外出しにくいのではないかと気になっていた。

 実は今日9月9日は昔流に言えば、重陽の節句である。小中陽太郎氏の81歳の誕生日に当たる。日ごろからお世話になっており、今夕神保町で誕生祝い会を開くという案内を幹事さんからいただき楽しみにしていたが、何せこの大雨で一部には鉄道も停まっている区間がある。昨晩から様子を見ていてどうもこの雨では集まっても気勢が上がらないだろうし、帰りの電車が運休でもしたら困ると幹事と小中さんにどうされるかと連絡を取っていた。まもなくお二人から電話があり、こんな雨では取り止めようと思っているが、中にはこういうチャンスは滅多にないので、主役の小中さんが来られなくても一杯やりたいという有志もいて誕生祝い会決行となった。こう決まれば、小中さんは行かないわけにいかず、出席することになったようだが、私はお二人からこの雨の中を無理に出席されなくても好いと仰っていただいたので、折角の機会ではあるが、欠席することに決めた。

 小中さんは81歳になったが、「重陽の節句」、9月9日生まれに彩かって「9×9=81歳」と洒落た言い方をされた。私が「文化の日」に喜寿になるとお話ししたところ「旗日生まれの君と僕」なんてユーモラスなメールを送ってこられた。

 15日に日本ペンクラブ例会があるので、近々お会いすることになる。ところで、先日ペンクラブから会報「総会特集号」を送って来た。そこに何と6月の総会席上で私が質問したことが名前入りで大きく取り上げられている。すべてペンの会計に関する質問であるが、察するところ執行部にとっては耳の痛い話でもあり、反執行部小中派と受け取られているだろうことは想像に難くない。これからは従来のようにペンの運営を傍観視することなく、建設的に言うべきことは言い、執行部に対して毅然として行動してペンクラブの安定運営のために健全財政を維持していかなければいけないと覚悟している次第である。

 さて、今日は天候も荒れたが、兜町でも株価が急反発した。このところ中国経済の不振で下がり気味だった株価が、上げ幅としては実に21年7カ月ぶりという日経平均株価の大幅な値上がりだった。実に対前日比1890円の大幅な株価値上がりである。中国政府が市場に乗り出したと言われるが、相場は不安定で明日以降どうなることやら気のもめることである。

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3039.2015年9月8日(火) 安倍政権の言動を監視しよう。

 今日は久しぶりに電車に乗ったという気がしている。最近遠くへ外出する機会が少ないなぁとは思っていた。新宿で元同僚2人に会い、定番のレストランでランチを頂きながら積もる話を半年分ワイワイガヤガヤやって3時間を過ごした。お互いに同年輩なので、同じような健康状態で同じような健康管理をしているが、その様子を話してもらえることが参考になる。

 元勤めていた会社に関する話題が多くなるのは当然かも知れないが、どうしても外から見ていると会社に余計なアドバイスをしたくなるものだ。ただ、現役社員からは煙たがれるだろうから、善かれと思ってもそこは我慢して敢えて言わないが、それでも言いたいことは山ほどある。

 現状で言いたいことは見渡せば周囲にはたくさんある。特に安倍政権の強引な政治の進め方、就中今進めている憲法違反の疑いの濃い安保関連法案の成立に向けた強行採決はとても黙ってはいられない。

 最近首相の発想、思考回路、そして話ぶりを多くの評論家が首を傾げて見ている。喋り方も妙にせき込むような調子で肝心の中味がまるで伝わって来ない。8月27日号「週刊文春」によると、首相が食事中に吐血した、或いは血便が出たとか、夫人にスキャンダラスな噂が流れたり、あまり芳しい話は聞かない。とりわけ「選択」9月号には、首相関連の話題だけでも「官邸機能障害」「燃え尽き始めた『安倍晋三』」「安倍は本当に首相を続けたいのか?」「再び『支持率政治』に陥った安倍」「『安倍語』は空っぽ」とよくもこれだけ悪い記事を書いたと思えるほど、たった1冊の月刊誌にこれだけ首相個人と安倍政治に対する悪評が集められている。結局安倍首相本人は得意げに演説しているが、それらは官僚が書いた原稿を読んでいるだけで、そこには自らの信念とも言うべき中味が伴っていないことが見透かされているからだ。

 今日自民党総裁選挙が告示され、安倍首相だけが届け出て無競争で再選が決まった。この無風状態は何を意味しているのだろうか。果たしてこのままで良いのか。これほど国民の間に反対の声がある中で、自民党内に首相に対立候補がいないほど首相に服従する党員ばかりとは思えない。表面に表れないマグマはいずれ噴火するのではないか。実に不気味で、しっかり監視する必要がある。

2015年9月8日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

3038.2015年9月7日(月) フルマラソン1300回完走の元女性教員

 特別の有名人とは違って、私が知っている市井人の中にもこんなに凄い人、それも数少ない女性の中にそのような人がいるとは失礼ながら思いも寄らなかった。

 昨日神戸市の阪上廣先生から「岸野会30周年記念誌」を送っていただいた。丁度今から30年前旧文部省主催兵庫県教育事情視察団でアメリカへお供した時の同窓会「岸野会」の幹事役をやっていただいている先生である。残念ながら今年は参加出来なかったが、30回目の岸野会を開いて今後どうするかの話し合いもされ、その経過を知らせていただいたのである。その折の記念誌を送っていただいたのだが、冒頭の女性とは、この岸野会会員のおひとりである。

 何に対して驚き凄いと思ったか。その岸野会に渡邊敏子先生という元小学校教員がおられる。定年で退職され、今は新潟に住んでおられるが、47歳になってからマラソンを走り始めて今年6月にフルマラソン1300回目を完走されたという、そのドエライ完走記録を知って腰を抜かさんばかりだった。65歳の今年自己ベストを記録したというが、その記録も3時間29分22秒というから年齢を考えても凄い記録である。昨年の新潟シティマラソンでは大会新記録で年令別優勝を果たしたそうである。正にギネス・ブックものである。

 それにしても18年間でフルマラソン1300回完走ということは、毎年72回も走っている計算で、5日に一度は走っていることになる。少々過剰ではないだろうかと心配になる。本当にこんなタフなランニングをやって僅かの間に大記録ができるものだろうか。16日間のアメリカ教育視察中には陸上競技をやられたとか、マラソンを走っているなどと聞いたことがなかった。学生時代にも走ったようなこともなく、よくぞここまで辿りついたかと思うと頭が下がる。もっと若い時代に走り始めていたら、ひょっとすると日本陸上界において不世出の大選手になっていたのではないか。それでも5日ごとに42.195㎞を走り続けることは相当の忍耐力と体力がないと続けることは難しいと思う。

 岸野会は結成30年を機に今後はその都度希望があれば開催する状態になるが、もし会えることなら来年お会いしてお話を伺いたいと思っている。それにしても47歳からスタートして65歳の今もなお、「フルマラソンの完走回数を伸ばしたい」というのが拘りとはすごいなぁと渡邊先生のチャレンジ・スピリットにはつくづく感じ入ってしまう。

 私も負けずにこのブログを出来れば5千回まで書き続けたいと思う。

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3037.2015年9月6日(日) ヨーロッパに降りかかった難民問題

 ITコンサルタントの小糸武彦さんにわが家へ来ていただき懇切にFacebookとTwitterについて教えていただいた。いずれも先日来ボチボチ始めたところだが、どうしたらより有効的に使えるのか、私もまだ充分それらの機能と使い方を理解しているわけではなく、思うように利用出来ているわけではなかった。そこで理論武装?をすべく指導を仰いだ次第である。理由は最近朝日新聞との間で掲載記事の表現を巡ってぶつかってしまい、こちらの言い分を多彩に主張するための手段として考えたのだ。こちらの連絡に対して朝日側からたぶらかされたかのような、的を射ていない回答ばかりもらうので、ここで朝日にプレッシャーをかけようと新通信手段を通してアクセスしたいと思ったわけである。現在今月1日に送った朝日渡辺社長宛親展に対する返書を待っているところである。

 さて、ヨーロッパではシリア人の3歳の男児の漂着遺体がトルコ海岸で発見された一昨日以来、俄かに難民問題が大きな話題となり、ヨーロッパ各国はその対応に追われている。ブダペスト駅ではシリア人ら多くの難民がオーストリア行き国際列車の運行停止のため立ち往生していた。オーストリア政府とドイツ政府が緊急措置として入国を認めると表明したため、難民はハンガリーが用意したバス100台に乗り目的地ドイツへ向けて出発した。漸く事態は動き出したが、難民のホッとする顔とは裏腹に受け入れ国がこれから為さなければならないことは多い。紛争地から難民がヨーロッパに押し寄せる厳しい状況は続き、難民受け入れを容認するEUも対策に頭を抱えている。

 EU圏内でもドイツが最も難民に対して理解が深く、認定審査の間申請者は政府による保護施設で暮らし、1人当たり最大月約2万円の手当も支給される。ドイツでは今年すでに41万人が入国し、年間で過去最多の80万人が難民申請すると予測されている。仮に難民申請が認定されても精々1%以下に過ぎないと予想されているが、ドイツ国民の間では税金が食い物にされると不満がくすぶっているという。

 EUでは加盟各国に対して人口や経済規模に応じて難民申請者の受け入れを義務づける「割り当て制度」の導入を検討しているが、各国の国内事情もあり思うようには行かない。難民増加の大きな要因は、シリア内戦の長期化によるものであり、シリアからの難民が増え、その数は約400万人に上ると言われている。シリアのアサド大統領の独裁に端を発した内戦が、いまヨーロッパ中を悩ませている。自国民を難民として400万人も海外へ追いやったアサド大統領の責任は、極めて重いと言わざるを得ない。これからヨーロッパ各国はこの難民問題にどう対応し、難民の気持ちを癒してあげられるのか、EU当局が実務能力で鼎の軽重を問われていると言っても過言ではないのではないか。

2015年9月6日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com