3324.2016年6月19日(日) ロシア陸上チーム、リオ五輪出場出来ず。

 いつごろから今日、6月第3日曜日が「父の日」に決まったのか定かではないが、横浜市内大倉山に住む二男からお祝いに食事を一緒にとの嬉しい申し出があり、妻どもども車で出かけた。特別にレストランを予約していたわけではなかったので、行き当たりばったりになり日曜日のランチ・タイムということもあり、どこも家族連れの人々が溢れて小一時間も待たされた。漸く人気の蕎麦屋に、孫2人を交え6人でワイワイガヤガヤあまり落ち着かない雰囲気の中でごちそうになった。6歳男児と4歳女児の2人の孫を合せて二男家族4人が揃って元気なのが何より嬉しいことである。この次は私の方からお返しをしてやらなければならない。多分キューバから帰った9月も終わりごろだろうか。

 さて、昨日の新聞にショッキングなスポーツ界のスキャンダルが載った。ロシアの陸上選手が来るリオ・オリンピックに出場出来ないことになった。昨年11月に課せられたロシア陸運への資格停止処分を国際陸上競技連盟が現時点では解除しないことを決めたのである。背景にはロシアの選手がコーチ、医師ぐるみでドーピング違反を犯しているとの噂がかねがね聞かれていた、世界反ドーピング機関(WADA)はロシア反ドーピング機関(RUSADA)に調査を依頼していたが、WADAはロシアが国や陸連一体となってドーピング隠しを行っていた事実を認めた。今年2月にはRUSADAの元幹部が突然亡くなった。元幹部は昨年11月にロシア陸連が処分を受けた責任を取らされRUSADAを追われた。その後ドーピング問題告発書を計画している最中だったと言われている。いずれにせよドーピング問題の核心は闇に包まれたままである。

 ロシア陸上界にとっては衝撃的な大きな痛手である。毎度オリンピック陸上競技では距離、跳躍、投てき、などいずれの競技種目でもロシア選手の活躍は世界のトップクラスで、多くのメダルを獲得していた。彼ら選手たちにとってもその後の生活に有利な場を与えてくれる絶好の機会でもあり、大きなショックであろう。個人的には潔白が証明されれば、個人の資格で出場のチャンスがあるようだが、果たしてどうなることだろうか。プーチン大統領も不満を述べ、ロシア陸連が今後スポーツ仲裁裁判所に訴える可能性もあるが、それにしてもどうもロシアには闇のような不透明な事象が多すぎる。

2016年6月19日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

3323.2016年6月18日(土) 日本ペンクラブ改革のための一里塚

 母校湘南高校の同窓会・湘友会総会が藤沢市内で開催されたが、出席する予定でいたところ明後日の日本ペンクラブ総会の質問論旨をまとまり切れず、湘友会出席を残念ながらキャンセルした。今年は4月に校長が交代したので、新校長にもお会いして話をしたかったが、やむを得ない。

 その代わりペン総会で質問する現行制度の一部見直しに関する要望をまずまずまとめることができた。

 それは理事選挙制度の改革である。現状は一般会員の投票による理事選出選挙であるが、立候補制ではないので、知名度の高い会員に有利であり、これを何とかペン活動のために意欲的な個人及び仲間が推薦する立候補制の採用を提案したいと考えている。更に現在理事の定数が投票で選ばれる20名と、会長が指名する10名で、あまりにも指名理事数が多すぎる。これを全廃して理事すべてを選挙で30名選ぶか、会長指名理事を1割か2割に削減しようとする要望提案である。

 もうひとつ付随的な要求として、選挙結果について当選理事名と獲得票数を上位非当選者ともども公表することを要望している。

 いずれも普通の組織・団体ではごく当たり前なやり方だと思うが、日本ペンクラブという組織は、リベラルと見られがちだが、案外現状維持派が多く、保守的で改革意識が薄いことである。現状に問題がなければ変革しようとしない。これでは斬新なアイディアや発想が取り入れられず、時代に取り残されるばかりだ。この点に危機感を覚えて、僭越だが何人かの同志とともに少しでも改革しようと動き出したところである。 

2016年6月18日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

3322.2016年6月17日(金)  ‘NATIONAL GEOGRAPHIC’ 日本語版8月号「読者の声」

 23日にイギリスで EUの一員として留まるか、或いはEUと袂を分かつかの国民投票が実施されるが、残留・離脱の差は紙一重のようだ。最近ではEUから離脱する声が強くなっている。キャメロン首相もイギリスにとって離脱は不利な選択だと、遊説で懸命に国民を説得に当たっている。そんな最中に離脱を止めるよう訴えていた41歳で新人女性の労働党下院議員が、中部都市リーズ郊外で銃撃されて死亡した。つい先日アメリカ・オーランドで49人が銃撃されて殺されたばかりである。どうも世界中物騒な世の中になった。

 ところで、日本では、昨日舛添要一東京都知事が辞職して正式な退職は21日となった。ところが、あれだけ知事職に拘り、都民、都政のために一所懸命仕事をしないと死んでも死にきれないと戯言のように言っていた当人が、今日の定例記者会見をキャンセルした。知事として都民に語り掛ける最後のチャンスであり、当然所信を語るべきであったのにあっさり会見を拒否した。今のところ20日に予定されている退任会見も行わないと一方的に言っている。あの都民のために働きたいと言った言葉は嘘だったのだろうか。この知事は何を考えているのだろうか。言行不一致の典型である。どうも後味が良くない。給与を全額返上しても9月まで知事職に留まらせて欲しいと涙で訴えていたのに、それも撤回するという。一体全体舛添知事の本心はいずこにありや?と直に尋ねてみたい。昨日から都庁庁舎の出入りには、怖い顔をし口を真一文字に結んでいたが、どこかの元知事が、あれでは部下が付いて来ないだろうと批判していた。

 次期オリンピック開催地のトップ・リーダーの金銭がらみの辞職だけに海外でも大きく取り上げられているが、ニューヨーク・タイムズ紙は知事に対して、せこい=‘sekoi’という単語を紹介している。‘too sekoi’とまで言い、‘meaning cheap or petty’(ケチ)と言っている。

 嘘つきで、虚栄心ばかり強かった自己本位の舛添氏だが、素性や性格までこれほどあからさまに知られてしまった以上、今後新たな道を切り開いていくのはいかに頭脳明晰であっても容易いことではあるまい。まあ舛添氏が自ら撒いた種であり、自業自得と言うべきであろう。

 さて、今日日経ナショナル・ジオグラフィック社から、先日送った感想文を‘NATIONAL GEOGRAPHIC’日本語版8月号に掲載したいが承諾してもらえるかとの確認のメールをもらった。同誌5月号グラビアを見たら偶々昨夏孫を連れて訪れたサンフランシスコとヨセミテ国立公園の幻想的な写真が掲載されていたので、「読者の声」に孫との武者修行と、アメリカ国内の小中学校ではどこの図書室にも同誌が備えられているとの感想を送ったことに応えてくれたものだ。高校生の孫にもとても良い教材だと思い、高校生になったのを機に昨年から毎月定期的に贈ってあげているので、孫にも印象深い5月号のグラビアと8月号のおじいちゃんの感想文となるだろう。10年以上も前に同誌には数回寄稿文が掲載されたが、久しぶりに送稿したところ幸い取り上げてくれて、孫のためにも良かったと思っている。

2016年6月17日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

3321.2016年6月16日(木) イチロー選手、ピート・ローズを超える。

 米大リーグ(MLB)「マイアミ・マーリンズ」のイチロー選手が、対サンディエゴ・パドレス戦で日米通算4257本目のヒットを打ち、MLB記録を打ち立てたピート・ローズ選手の生涯記録4256本を追い越した。ただ、ローズの記録はすべてMLBで記録した生涯記録であるが、イチローのそれは日本のプロ野球界とMLBで記録したヒット数を合算したもので、その価値と偉大さは比較しようがない。実際記録を破られたローズ自身自らのMLB記録に誇りを持っているせいと、日本のレベルが低いと考えていることもあり、イチローの安打4257本に日本の記録が加えられていることを大分過小評価している。それでも少しはアメリカのファンも祝福してくれているようで、最近はイチローが打席に立つ度にスコア・ボードに通算安打数が表示されたり、ヒット数を書き込むような特殊なTシャツが販売され人気を集めている。

 それにしてもピート・ローズはよほど悔しいのか、一向にイチローの記録を称賛する気持ちがないようだ。MLBと日本野球界の記録を比較すること自体意味がないと誰もが分かっていることなので、ローズ選手の記録が2番手に落ちることではない。それ故ここは日本から1人でMLBへやって来て頑張ってプレイしMLBで3000本近いヒットを打っている好打者イチローに、少しは華を持たせてはどうだろうか。イチローもローズの気持ちを知っていてローズが喜んでくれていたら喜びは全然違うと言っている。些か狭量なピート・ローズ選手の対応が残念でならない。

 確かにピート・ローズ選手は最多試合出場記録と最多安打記録を持った偉大な選手だったが、残念なことに監督在任中に何度か野球賭博を行い、大リーグ野球機構から球界永久追放処分を受け、幾度となく処分を解除してくれるよう機構に申請したが、今以って処分は解除されていない。

 ピート・ローズ選手と言えば思い出すことがある。1980年9月、偶々文部省教員海外派遣団にお供して1カ月間欧米の教育施設を訪れた時、フィラデルフィアに滞在した。休日に先生たちとホテル前から市電に乗ってローズ選手の所属する「フィラデルフィア・フィリーズ」のホームグラウンドへ行き、ピート・ローズの試合を観戦したことがある。「シンシナチ・レッズ」時代の全盛期を過ぎ、当時39歳のローズはやや峠を越えていたが、それでもその前年までは打率3割台の記録を残していた。トレードマークのヘッド・スライディングは健在で土地のファンを沸かせ、打席に立つとスタンドからはピートの「ト」の音が聞こえないくらい、「ピー!ピー!ピー!」というスタンドを揺るがすようなあまりの歓声に度肝を抜かれたものだった。

 イチローはすでに42歳だが、トレーニングを怠らず、これから何年プレイできるのかは分からないが、海外で活躍する選手の中でも日本人の誇りとされる選手である。試合後の記者会見も謙虚でありながらユニークだった。一層の活躍を願っている。

2016年6月16日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

3320.2016年6月15日(水) 急転直下!舛添知事辞職

 今日午後開催予定の東京都議会で舛添知事の不信任案が提出、可決されて知事は失職するシナリオだった。ところが、今朝のニュースによると知事はすでに職員を通じて都議会議長宛に21日付辞職願を提出した。これにより知事は職を去ることになった。急転直下の展開である。

 自民党東京都連幹事長が現状では参院選に悪影響を与えるため、不信任案を出さざるを得ないからと知事に辞職を勧め、昨晩遅くまで説得していた。ところがどうしても舛添知事はリオ・オリンピック終了後の9月まで知事職に留まりたいと辞職の要請を受け入れなかった。そこでそれまで不信任案提出を控えていた自民党も我慢し切れず、ついに今日の都議会に不信任案を提出することを知事に伝えた。苦しんだ末に知事は一転翻意し辞職を決断したということだろう。

 その後午後1時、3時、5時と度々引き伸ばされた後午後6時になって漸く都議会は開催された。どうもちぐはぐで午後5時には、舛添知事も全都議も着席したにも拘わらず、どういうわけかまたもや議会は延期された。舛添知事最後のスピーチを聞こうと朝早くから都庁を訪れた都民もさぞお疲れだろう。

 知事は最後の議会スピーチで、「都知事に就任して以来、東京を世界一の都市にするため取り組んできた。任期途中で辞任することに反省と心残りの念はつきないが、みずからの不徳のいたすところだ」と退任のあいさつを述べた。また、 「リオ・オリンピック前の(都知事)選挙は次期開催国として相応しくない。避けたいと思ったが、これ以上、都政の停滞を長引かせることは、私にとっても耐えがたいことだった」とも述べた。だが、海外の評判は決して好意的ではない。フランスのAFP通信は、新国立競技場建設、エンブレム問題に続き、東京オリンピックにまたもやスキャンダルが発生したと皮肉も交えて報道した。

 舛添知事が辞めたことで、すべてが落着というわけにはいかない。発端となった高額の海外出張費、公用車の私的利用疑惑、家族旅行費用をホテルの事務所経費で支払い、美術品などの公費支出、等々数々の疑惑の公私混同は未解決のままである。加えて辞職後50日以内に次期知事選出のための選挙を行わなければならない。しかも、その費用がざっと50億円かかるという突然降りかかった臨時支出をどうやって補填するのか。

 それにしても都民はドエライ人物を知事に選出したものだ。目立ちたがり屋で出世志向が強く、恥知らずで情け知らずの男に振り回されてしまった。舛添都政のこの2年4ヶ月間は何だったのだろうか。

 突然の知事降板劇で次期知事の候補者は直ぐには見つかりそうもないが、猪瀬前知事に引き続く金塗れの知事はもういい加減にしてほしいものである。

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3319.2016年6月14日(火) 舛添要一・東京都知事、今や風前の灯

 今や首都・東京都内のみならず、日本中で話題になっているのが、舛添都知事の辞職問題である。これまで公私混同疑惑問題として取り上げられていたが、先週末辺りから辞任と不信任提案へ話題が移った。知事職にしがみついて懸命に「反省」「真摯にやり直す」の言葉を繰り返しながらも、核心部分については逃げ回っていた。最早命脈は尽きたようだ。

 今日自民党都連では閣僚、都出身国会議員、自民党都議会議員らが延々と会議を行った結果、ついに自民党都議は都議各会派と同様に知事不信任案の提出に同意することを決めたようだ。これまで知事は、何とか延命策を模索していたうえに、昨日リオ・オリンピックまでは知事職を続けさせてほしいと議会で恥ずかしくも利己的なお願いをした。自民党本部は舛添知事の説明責任を果たすことを期待していたが、知事はまったく期待に応えられず、自民党本部もとうとう知事に三下り半を突きつけることになったようである。

 今日の駒沢大学講座でも、2時限とも舛添問題が話題となった。新聞、テレビとも大きなスペースと時間を割いていたが、識者からは舛添知事がこれほど都民らの不信を買っていながら、よくも知事職にしがみついていられると呆れる声が聞かれる。

 明日の都議会で各会派が一致して不信任案が提出される形勢になってきた。これで全議員の3/4以上の知事不信任案賛成者がいれば、不信任案は可決される。まずはこの通説が覆ることはあるまい。一都民としてもううんざりである。

2016年6月14日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

3318.2016年6月13日(月) アメリカで史上最悪の銃乱射事件

 またもアメリカで銃乱射により50人が死亡するという史上最悪のテロ事件が起きた。このところパリやブリュッセルのようなヨーロッパの中核都市でも、イスラム過激派によるテロ事件が頻発するようになったが、今度のアメリカのテロはフロリダ州オーランドという気候温暖の地で起きただけに俄かには信じられなかった。現場はゲイが集まるナイトクラブで起きたが、犯人は同性愛者を嫌っていたらしい。オーランドはカリフォルニアのアナハイムと並んでディズニーの人気施設であるディズニー・ワールドやEPCOT・CENTERが集まる観光地であるが、事件の起きたこの界隈は治安が悪く、つい最近も女性歌手がサイン中にファンから銃を撃たれて殺された。

 かつて私も数回オーランドを訪れたことがあるが、以前はあまり危険だとの情報はなく、長男にも新婚旅行に勧めて行かせた都市である。その温暖の地・オーランドでこのような残虐な事件が起きるとは、今更ながらアメリカの武器社会の恐ろしさを知らされた思いである。

 事件を聞いて真っ先に思ったことは、その原因は貧困、差別、テロやイスラム系移民によるものではなく銃所有支持の問題であるということである。度々繰り返されるアメリカ国内における銃乱射事件は、市民が許可さえもらえれば銃を容易に持てる法律が原因である。昨年来オバマ大統領が事件の度に先進国で自由に銃所有が認められているのはアメリカだけで、銃規制が必要だと度々訴えているが、共和党を中心に銃規制に反対の声が強く、国内における銃規制の動きは一向に進まない。

 今年の大統領選でも共和党のトランプ候補は銃規制に反対しており、むしろイスラム系諸国からの移民流入に規制を課そうとしている。特に射殺された犯人がISとの関係をほのめかしていたこととアフガニスタン出身移民であることを理由に、選挙運動でイスラム系移民の制限を訴えたことは自らの言い分が正しかったと主張する有様である。オバマ大統領、クリントン候補は銃規制をアピールしているが、アメリカ社会には身を守るために銃は必要との声は依然として根強くある。これから大統領選本選が過熱化するに連れ、銃規制問題が大きな焦点になるだろう。

 ただ、アメリカ国民に言っておきたいことは、彼らは今もって西部開拓時代の銃で片を付けるというような時代錯誤的で、他国から支持されない自己防衛的な考えに凝り固まっていて、そんな考えはアメリカ自身のためにも早く捨て去るべきだろう。

 さて、今日は舛添要一・東京都知事の都議会集中審議が各派都議と一問一答による形式で延々と続けられ、私も3時間ばかり観ていたが、知事を辞任すべきとの度々の質問には、指摘や反省を踏まえ胸に刻んで職務に励んでいきたいとの繰り返しで、まったく納得させることは出来なかった。

 最後に給料をすべて返上してリオ・オリンピックまでこのまま知事職に留まったうえで、9月に都議会が不信任案を可決するなら、その時点で辞めるようなことを言っていた。議場では失笑を買っていたようだ。すべて自分本位にしか物事を考えられない人である。とても知事としての資質が備わっているとは思えない。

2016年6月13日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

3317.2016年6月12日(日) 朝日流儀の返事と言い逃れ

 去る5日の朝日新聞別紙「GLOBE」は、その特集で世界先進各国の給与を比較し、1991年から2014年の間に日本人の所得が下がったとのOECDの統計から朝日独自の判断により、「おいてけぼりのニッポン」とのレポートを掲載した。それに対してOECDの$表示はその時点での為替レートを考慮に入れて算出比較するべきで、当時の為替相場を斟酌すればその23年間で相場は大きく円高に変動しており、時の為替レートで換算すれば、むしろ所得は増えていると指摘した。為替変動を考慮しない数字の比較の無意味さと、経済最前線に出れば感覚的に所得が増えていることが記者には分かりそうなものだと、多少皮肉を込めて翌6日に朝日社長以下役員10名に書状を送付したところ、意外にも一昨日早々に個人名ではなく「お客様オフィス」から返事が来た。これまで同担当部長から複数の手紙をもらっているが、今度は担当部署名だけしか書かれていない。部長は返書に責任を持ちたくないのだろう。

 回答の論旨は、①レポートはOECDの資料に基づいている、②所得の比較は「購買力平価」を基準にしている、の2点に拠っていると主張してまるで為替レートは「購買力平価」の中で配慮しているので、表だって考慮することはないと言っているようだ。自分たちのレポートの根拠は間違ってないので、面倒なことは言うなと言わんばかりに今回もいつも通り言い分は傲慢そのものなのだ。

 朝日とバトルが始まったのは、そもそも昨年6月5日の朝日トップ・ページに高齢者を愚弄するような書き方をしたことに抗議したことに始まる。その点を指摘したところ、内容はすべて日本創成会議の提言を採用したものだと居直ったのだ。それなら誤解されないよう記事を書くべきだし、場合によっては朝日の考えを披露したらどうかと注文をつけたところ、以降回答がない。今回もOECDの資料を参照したと、まずは逃げる。毎度他人の看板を無断借用しながら、追及されると自分で責任を取らずにとんずらする。朝日には理念も哲学も常識もないのだ。

 それにしても朝日の傲慢体質は相変わらずである。しかし、そうなら最初からレポートに購買力平価について、読者に分かり易く注意書きすべきではなかっただろうか。

 そして読者、部外者から指摘を受けたなら充分精査し、そこに間違いがないことを確認したうえで自分たちはこのように考え、結論づけたと応えるべきではないだろうか。その際決して高飛車な態度に出ないよう朝日には充分配慮してもらいたいものである。

 とにかく朝日新聞社という会社は、普通の神経を持ち合わせていない。今回も「回答は以上です」と結び、傲慢な態度は相変わらずである。疑問や不満はたくさんある。引き続き追及していきたいと考えている。

2016年6月12日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

3316.2016年6月11日(土) 金子みすゞという童謡詩人

 ペンクラブの知人で税理士の柏木隆雄さんから、明治大学裏の「エスパス・ビブリオ」という洒落た[book café]で、童謡詩人・金子みすゞについて金子みすゞ研究家の矢崎節夫氏が講演するのでぜひ聴講をとお誘いをいただいた。

 10年ほど前に山口県長門市仙崎にある商家風の金子みすゞ記念館を見学したことや、最近みすゞの詩に関心を抱いていることもあり、期待して出かけた。講師の矢崎氏が学生時代にみすゞの詩に強い興味を抱いて、西条八十からみすゞの詩について話を聞いたことや、みすゞの実弟から遺品を預かったことなどからみすゞ一筋にのめり込み、金子みすゞという不世出の詩人に関する著作やみすゞの啓蒙に取り組んでおられる。矢崎さんの努力の結果もあり、約30年前から金子みすゞという詩人が再評価されて再び世に知られるようになった。みすゞの小学校時代の恩師のみすゞ評を録音で聴かせてくれたりしながら、矢崎さんは2時間近くに亘りみすゞ研究についてうんちくを披露してくれた。金子みすゞは26歳の若さで亡くなったと言われているが、それが自死だということを初めて知った。

 とりわけ印象的だったことは、

  1.詩はジャズを聴きながら朗読するとよい。

  2.浜辺へ出たら砂浜を裸足で走るくらいでないと詩情は湧かない。

  3.詩は声を出して読む。

ということだった。

 高校の先輩である日本童謡協会会長の湯山昭さんも来られていたが、これまで3度ばかりお会いし、拙著を差し上げてもいるのだが、私のことをまったく覚えておられないのには少々がっかりだった。

 帰りに「金子みすゞ童話集」を1冊買い求めたが、その中にいくつかお気に入りの詩がある。そのひとつをここに紹介しておきたい。これはテレビのCMでも使われている。

 【こだまでしょうか

 「遊ぼう」っていうと

 「遊ぼう」っていう。

 「ばか」っていうと

 「ばか」っていう。

 「もう遊ばない」っていうと

 「遊ばない」っていう。

 そうして、あとで

 さみしくなって、

 「ごめんね」っていうと

 「ごめんね」っていう。

 こだまでしょうか、

 いいえ、だれでも。

 

2016年6月11日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

3315.2016年6月10日(金) エリザベス英女王、在位期間記録を更新

 今日10日は「時の記念日」である。明日11日はエリザベス英女王の90歳の公式誕生日(正式な誕生日は4月21日)に当り、セント・ポール大聖堂では3日間に亘りお祝いの行事が行われるという。前日にはイギリス国王としてビクトリア女王を抜いて63年の史上最長在位となった。1953年父ジョージ6世の思いがけない崩御により、ケニアのツリー・トップホテルに滞在されていた時栄誉あるイギリス国王に即位された。後年その木の上のホテルを訪れた時しみじみと女王の気持ちを慮ったものである。当日女王はスコットランドで新鉄道路線の開通式典に出席され、ウェストミンスター寺院では鐘が鳴り渡り、キャメロン首相が祝辞を述べる。思い起こすとあのドラマチックな即位式、そしてその後の戴冠式に当時は、まだ中学生だったが、3月に75歳で亡くなったソ連の独裁者スターリンの死とともに、世界的なトピックスとして強く印象に残っている。意外にも今日10日は夫君のエディンバラ公フィリップ殿下の95歳の誕生日だとは知らなかった。ご夫妻相和し益々ご健在のようで何よりと思う。

 一方アジアではタイのプミポン国王がその前日9日に即位70周年を迎えられた。現在88歳だが、あまりご健康ではないようで長らく入院生活を送られて敬愛されているタイ国民の気をもませている。

 わが天皇陛下は、現在80歳でおられるが、美智子皇后とともにご高齢にも拘らず、公式行事のためにしばしば全国各地へお出かけになっておられる。国民の両陛下に対する敬愛の念は強く、進んで災害被災地などへお出かけになっている姿に心を打たれている。ご健康に留意され、いつまでも元気におつとめなされるよう祈念している。

 さて、ペルー大統領選は漸く決着がついたようだ。クチンスキー元首相は勝利宣言を行ったが、対抗馬のケイコ・フジモリ氏はまだ敗戦を認めず沈黙を保っている。だが、クチンスキー元首相がコンマ以下の僅差でケイコ・フジモリ氏を破って今後5年間経済に難問を抱えるペルーを背負っていくことになりそうだ。新大統領は今年77歳で、私と同年であるが、昨日もブログに書いたように次期アメリカ大統領も68歳のクリントン氏か、69歳のトランプ氏が選ばれることが決定している。いずれにせよ在任中に70歳を超える。世界的なリーダーの間でも高齢化現象が顕著になり、高齢者の存在感が強くなってきた。

 わが産業界では、社内事情もあったが、長年権力の座に就いていたセブン・イレブン・ホールディングス鈴木敏文CEOが第一線を去ることになった。83歳だった。また、車の「スズキ」のオーナー・鈴木修会長が自社の不祥事もあり86歳で現役を去ることになった。政治や経済の分野で高齢者の去就が注目されるというのは、果たして喜ぶべきか、悲しむべきか、結果で判断せざるを得ない。

2016年6月10日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com