充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。
ブログ・ご意見番の意見
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6693.2025年9月9日(火) 重陽の節句に想い出す小中陽太郎さん
今日は縁起の良い奇数「9」と「9」が重なる重陽に因んだ「重陽の節句」である。中国では、不老長寿や、無病息災を願う行事が行われる。
昨年11月敬愛していた「ベトナムに平和を!市民連合(通称:べ平連)」設立者のひとり、小中陽太郎さんが、多くの人に惜しまれながら旅立たれたが、その小中さんは重陽の節句に誕生された。しかも昭和9年9月9日の生まれで、重陽を上回る「9」が3つも重なるトリップル重陽である。小中さんとの長いお付き合いを考えると随分いろいろ教えていただき、ご自宅も近くだったので、遠慮なく交流を続けさせていただいた。懐かしい想い出は尽きることがない。
偶々2017年7月24日付朝日の小田実著「何でも見てやろう」を紹介した「時代の栞」を読む機会があって、随分感銘深いつながりを想い出した。記事には小中さんの言葉も添えられているのだ。小田さんの「何でも見てやろう」は、学生時代に読んで虜となり、それが海外武者修行へ出かける大きなきっかけにもなった。小田さんが同書の中に「ヨーロッパで最も感動したのは、アクロポリスの丘だった」と書いていた一文を取り上げエッセイを書いて、ギリシャ観光局長賞エッセイ部門に入賞する幸運に浴した。また、近々発行のNPO紙に「アクロポリスのパルテノン神殿」について、小田さんの感想文を添えてエッセイを書いたばかりである。小中さんがNHKのディレクターを務めていた時に、小田さんの作品をテレビ化したことがあった。2007年に小田さんが亡くなり、青山斎場で行われた葬儀に参列した。べ平連関係者が葬儀場を去る前に青山1丁目まで行進するというので私も参加したところ、それが翌朝の朝日に私が映った写真とともに記事が掲載された。
偶然にも小中さんと小田さんは東大の同級生で、ベトナム戦争が激しくなった1965年べ平連を一緒に設立し、以降ともにベトナム反戦運動で活動された。
小田実さんとは、直接お話をする機会はなかったが、小中さんを通じて小田さんの噂や、情報を教えてもらった。小中さんとはちょうど10年前にベトナム戦争終結40周年のデモ行進をした際、ベトナム通信社から取材された小中さんのインタビュー記事が、その後ベトナム中に放映されたが、私もほんの僅かであるが、顔を出している。
ついては、このところ一世を風靡したような有名人の訃報が目立つ。メディア論などでユニークなペンを執っていた評論家の紀田順一郎氏が亡くなったことを新聞で知った。その評論をいつも成程と思って文章を読んだひとりである。紀田氏のような地味な人を別にして、♪潮来笠♪や、♪いつでも夢を♪などのヒット曲で知られた歌手の橋幸夫さん、さらにパラリンピックで15個もの金メダルを獲得した水泳の成田真由美さんも惜しまれながら旅立たれた。外国人では、一昨日イタリアの巨匠デザイナー、ジョルジオ・アルマーニ氏が91歳でこの世を去った。服装やデザインについてド素人の我々ですら、ご高名は良く存じ上げている。そして、今日女優の吉行和子さんが去る2日に肺炎で死去されたと伝えられた。兄は作家の吉行淳之介である。享年90歳だった。
小中さんが亡くなって10カ月が過ぎた。今でもしばしば故人を想い出す。改めて今日重陽の節句に生まれた小中さんのご冥福をお祈りしたい。
6692.2025年9月8日(月) 豊かな東京都は支出を全て認めるのか?
10年ほど前にドイツ・ケルン市内の世界遺産「ケルン大聖堂」を訪れた神奈川大学学生が大聖堂に落書きをした。その謝罪を込めてこのほど大学が、ケルン大聖堂に聖堂の外壁にガーゴイルと言われる雨樋の役を果たす彫像を寄贈したというニュースが伝えられた。ちょっと粋な話である。彫像は第2次大戦で破損した19世紀製のものと交換する形で、昨年11月に高さ20mの外壁上に設置された。大聖堂の落書き自体はよくあることなので、そのお詫びにこのような彫像(170万円相当)を寄贈されたことに大聖堂は謝意を表明しているようだ。しかし、仮にもあの素晴らしい世界遺産に落書きをするような大学生の幼児的行為は、日本人として恥ずかしい。大学生が、どうしてこのような幼稚な所作を行うのか。40年くらい前に1度だけこの厳かな大聖堂を訪れ内部の神々しい雰囲気に感動したことを覚えているだけに残念である。
日本でも靖国神社などに反日派の外国人が落書きを書き込むケースが多く、神社としては困惑しているようだ。いずれにせよ他人の財産を傷つけるような幼稚な行為は、慎むべきである。
さて、自治体の中でもかなり財政的に恵まれた東京都は、首都圏自治体から羨ましがられ、教育費の支援などでは、それは自治体ではなく国が成すべきことであると皮肉られる有様である。都民が知らない間にいろいろな催しや施設を設営している。今話題になっているのは、いずれも我々都民がまったく知らなかったことだが、東京都庁舎の壁面に夜間になるとプロジェクション・マッピングとしてライトを当ててショーを行っている。見た目には、中々興味深く観光客にとっても楽しいショーであるが、何せその費用が馬鹿にならない。48億円もかかったそうである。確かにその場にいれば、派手で明るいライトによるイラストは見て楽しいものだと思う。しかし、膨大な経費を注ぎ込んで行う事業としては、原資は都民の税金であることも考えて、前以て都民に知らせたうえで、承認を得るべきであると思う。
そういう有効か、無駄か、よくわからない企画の二番煎じがまた実施されるようだが、これまた都民には無断である。それは、お台場海浜公園に観光客に向けて世界最大級の噴水を整備することである。その目的とは、公園の存在を訴え、臨海副都心の新たなランドマークとするとの考えである。ただ、これも我々ほとんどの都民が知らない間に計画(仮称:ODAIBAファウンテン)され、経費としても20億円を超える建設費が注ぎ込まれる。経費について、都の説明はこの設備は都民の税金ではなく、臨海地域の埋め立て地の売却や、貸し付けによる収入が財源と主張している。しかし、事前に都民に対してこのような説明は一切したことがない。都民が知らない間に、計画し建設して自らの実績とする小池都知事一流の点稼ぎのやり方である。普通こんな贅沢三昧の考えでは、いくら資金があっても足りなくなることは明白である。財政豊かな東京都内に生活していることが、将来的には都民にとってプラスなのか、マイナスなのか分からなくなる。
そこへまた5日に東京都が独自に大学生を対象に海外留学支援を打ち出した。計画自体は反対するものではない。しかし、それでも何らかの方法で都民に計画を説明する機会を設けるべきだと思う。この海外留学プロジェクトは、4週間以上の短期留学生500人に最大90万円、4か月から1年間の中長期の留学生100人には、最大で315万円を助成するものである。私自身学生時代に3or4カ月のウエスタン・ミシガン大への短期留学生制度がスタートして、受験したら幸い受かった。しかし、当時約45万円?の留学費用は個人負担で、父親は留学費用なんて親が負担するものではなく、どうしても行くつもりなら自分で稼いだ金で行くべきだとどうしても留学を認めてくれず、キャンセルした悔しい思い出がある。それを考えると今の東京の学生は幸せだなぁとつくづく羨ましく感じる。
東京都のこの留学生支援制度の予算は、ざっと計算しても7億6千5百万円ほどかかる。小池知事は記者発表の際得意顔で、今年12月ごろから留学希望者を募集すると語っていたが、事前に納税者である都民への説明を行うべきではないか。これもまた知事の個人的な点数稼ぎ・実績造りである。
6691.2025年9月7日(日) 石破首相辞意表明の一方で、阪神リーグ優勝
唐突に石破茂首相が辞意を表明した。自民党内に参院選大敗の責任を取るべきだとの声が当初から上がっていたが、首相自身は目の間にある重要課題をやり抜くことが今課せられている自分の成すべきことだと辞任の声を塞いでいた。ところが、不満分子らは党総裁として責任ある行動を取らない限り、自民党は益々国民の支持を失うと首相へ総裁選前倒しの要求をしていた。党内で総裁選を前倒しで行うべきか否かの意思確認が行われ、明日その結果が出ることになった。その結果が総裁選前倒し要求が過半数なら、事実上のリコールになる。最近の情報ではどうも国会議員の他にも都道府県連も総裁選前倒しの要望が強いようで、石破首相も覚悟を決めたのだろう。次の総裁選には石破首相は出馬しないという。次の総裁には誰がなるのか、まったく予想もつかないが、果たして人気下り坂の自民党を、再び人気、支持率とも回復させてくれる候補者はいるだろうか、頭に浮かんでこない。
それにしても裏金、闇献金の原因だった派閥が、その後すべて解散と言うことになったが、したたかにそのまま維持されていた唯一の派閥・麻生派が、親分の麻生太郎副総裁が、明日までに前倒し選挙の是非を決定する投票を行うべきだと広言したことが決定的だったようだ。
石破首相が、今日辞意を決意した理由のひとつは、懸案だったアメリカとの関税問題が赤澤担当大臣の努力により、何とか決着がついたことで、一応在任中に役割を果たすことが出来たという安堵感があったからのようだ。
さて、プロ野球も終盤戦に入って来たが、今シーズンのセントラル・リーグ優勝チームが今日決まった。阪神タイガースが7日、阪神甲子園球場で広島カープに2-0で勝ち、2年ぶり7度目のセ・リーグ優勝を果たした。めでたし、めでたしである。優勝は1リーグ時代を含め11度目の制覇で、球団創設90年となる節目のシーズンを飾ることが出来た。コーチ経験のない藤川球児監督にとって、今年就任したばかりで早々に栄冠を獲得することになった。阪神の優勝は1990年の巨人の9月8日を抜き、両リーグで最も早い優勝決定だったが、残り試合を17試合も残したのは、セ史上最多だったし、今日時点で2位に17ゲーム差と記録的な独走だった。これから日本シリーズ出場権を賭けて、2,3位チームと争う宿題が残されているが、今年の阪神の実力は並外れているので、勝ち抜いて、上手くすれば日本選手権チャンピオンにもなれるのではないかと思う。
それにしても総理大臣が辞任を公表した日に、こともあろうにプロ野球チームの優勝が決まるという偶然も珍しいことであろう。そのせいだろうか、理由は分からないが、NHKの夜のスポーツ・ニュースであまり詳しく報道しなかった。石破首相に遠慮でもしたのだろうか。
6690.2025年9月6日(土) 秋篠宮家ご長男悠仁様成人式を迎えられる。
秋篠宮家のご長男・悠仁様が19歳の誕生日の今日成人式を迎えられた。本来なら18歳の昨年行われる筈だったが、高校3年生として受験を控えておられたという特殊な事情で1年間延期された。悠仁様は現在筑波大学に在学中である。
皇位継承権2番目の悠仁様だけに、皇室のしきたりに従って中々仰々しい儀式を迎えられた。女性天皇問題もまったく消えてしまったわけではないが、年月の経過に連れ、悠仁様が父親の秋篠宮殿下が皇位継承を辞退するような言葉を漏らしているので、悠仁様が継承される可能性が高くなっている。いずれにしてもまだ大学生であるので、在学中は皇室行事とともに勉学にも力を入れて大学生生活を満喫して欲しいと思う。
さて、これまでにも本ブログで度々批判してきたことである。今更ながら、一国の最高責任者・大統領として、とても付き合い切れない事象が明かになった。言うまでもなく、アメリカのトランプ大統領である。とにかく思い付きで政策を実行している傾向があるが、最近の大統領令などによる身勝手で独断的な行動には、こんなことで世の中が収まるだろうかと首を傾げたくなる。
とにかく気に入らないことはすべて反対、拒絶するという我が道を往く姿勢である。最近の言動だけを見ても、不法滞在移民の強制送還、ハーバード大への助成金凍結、クック連邦準備制度理事会(FRB)理事解職、相互関税に対する連邦控訴裁判所による違法判決、思うように利下げしないFRBのパウエル議長への度重なる圧力行使、国防総省を「戦争省」に名称変更、など数々の話題が注視されている。
実は今日の朝刊を見てもっと驚いた記事があった。それはトランプ大統領1期目の2019年に米海軍特殊部隊を北朝鮮に上陸させる作戦を実行し、失敗していたと報じたニューヨーク・タイムズ紙によるものである。金正恩・朝鮮労働党総書記の暗殺を企てたものではなく、総書記の通信を傍受する機器の設置が目的だったというが、結果として罪もない北朝鮮人を数人殺害することになった。こんな残虐な行為が許されるのだろうか。NYTがニュースを公開したので、当然北朝鮮は知っている筈である。アメリカは北朝鮮との間でこの侵入、殺人事件の決着をつけたのだろうか。北朝鮮はアメリカに対して、抗議や損害賠償を要求するようなことはなかったのだろうか。それにしても今更6年も前のアメリカの秘密行為を公にした目的は何だろう。記事にはその辺りのことは記されていないが、米朝間で秘密裏に問題解決としたのだろうか。ところが、今日テレビでは、トランプ大統領はまったく知らないと述べていた。これだけの国家間の大事件を両国ともに、見て見ぬふりをしているようだ。どうなっているのだろうか。
それにしてもトランプ大統領の派手な言動の裏にはこういう隠密的な行為もある。怖い「お人」である。何を考えているのか分からない大統領には、日本政府も入念に考えて対応しないと、いつか足元を掬われる恐れがある。
6689.2025年9月5日(金) 米大統領、自動車関税15%に引き下げの真意は?
このところ天候が変わり易い。関東南部ではそれほど大量の雨に悩まされることはなかったが、九州や四国、東北地方などでは連日豪雨に襲われている。テレビ画面で観る河川の氾濫や、道路の冠水状況にはその一部でもお湿りとして関東南部に恵んで欲しいと願っていた。
そんな時に九州沖合で発生した台風15号は、今日四国から愛知、静岡、神奈川、千葉と海岸添いに進路を東に向け太平洋へ抜けた。静岡県牧之原市では強風で家が崩壊し、道路上に電柱が何本も倒れ込み、車や歩行者も通ることが出来ず、更に車やトラックが横転する有様だった。都内では江東区辺りでは激しい雨に襲われたが、我が世田谷区周辺ではそれほどではなかった。しかし、流石に日課になっているウォーキングには出かけることも出来ず、ほとんど毎日5千歩は歩いていたが、今日ばかりは何と2千歩一歩手前だった。
さて、アメリカの外交、及び経済政策に関するトランプ政権の意向がまったく分からない。今年4月に厳しい関税を各国へ課すと広言してから、あまりにも厳しい関税率に音を上げた国もある一方で、日本も厳しい関税を課せられ、赤澤亮正・経済再生相が再三訪米して交渉に当たり、7月に不承不承アメリカの要望を飲み、自動車に対する関税は27.5%に引き上げられ、他の品目は15%ということで合意した。
ところが、ここへ来て事態が一変した。合意書が文書化されていないと問題になり、赤澤大臣は昨日急遽渡米した。交渉の結果、日米両政府が共同文書にまとめて公表することになった。今日になって27.5%だった自動車の関税率が15%となり、15%だった品目は追加関税が課されずにそのまま15%と明記された。早速トランプ大統領が大統領令に署名したという。自動車業界は営業的にも以前と同じ目算が立ちホクホクしていることだろう。それにしても相手国の要望を一切聞き入れなかった強気のトランプ氏が、よくぞ日本の要望を聞き入れたものである。
大統領が折れたのは、他にもっと強い要望が日本に対してあったからだと思う。その最たる要望は、かねがね懸念されていた日本の防衛費の増額である。従来から日本の安全保障環境が厳しいことを挙げ、日本の防衛費は不十分だとトランプ政権国防総省高官が語っていた。アメリカは自国の軍隊が、アメリカのアジア戦略により日本周辺に基地を設営し、多額の国防費を投入しているが、財政事情が厳しくなり、これ以上支出が難しいと判断して関係国の日本に無理な財政的要求をするようになったのだ。
アメリカは日本が「軍備を放棄した」日本国憲法の精神と存在を忘れている。戦後生まれが増えたアメリカ国防総省内でも、この戦争とは手を切った日本国憲法がアメリカによって作られたものだということを忘れて、日本に対して無理難題を押し付けているのである。日本に対して防衛費の具体的な数字は述べていないが、6月にNATOがGDP比5%に引き上げたことを高く評価し、韓国がGDP比2.32%に引き上げることを引き合いに出して日本に対して防衛費増額の圧力をかけている。
気分屋トランプ大統領の腹の内は分からない。気まぐれすぎる。精々トランプ大統領も日本国憲法をよく学んで憲法違反に関わることは避けて欲しい。尤もそれは日本の政治家が断固として筋を通せば良いことであるが、せめてもの希望である。