充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。
ブログ・ご意見番の意見
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6723.2025年10月9日(木) また、日本人がノーベル賞を受賞
一昨日の朝日朝刊1面トップの見出しに「坂口氏ノーベル賞」と大々的に表示されていたが、今日の朝日朝刊もまったく同じ見出しで「北川氏ノーベル賞」と大きく書かれていた。3日前に坂口志文・大阪大学特任教授が今年のノーベル生理学・医学賞の授与が決まったのに続き、昨日またもや北川進・京都大学理事兼副学長がノーベル化学省を授与されると決まったのである。日本の科学技術の水準の高さを世界にアピールした意味でも、大変価値のある受賞である。
北川氏の化学賞は、金属有機構造体を開発したということで、地球温暖化の原因である二酸化炭素の回収など地球環境問題の解決につながる可能性があるということだが、ちょっと専門的過ぎて理系ではない私には簡単には理解出来ない。それにしても坂口氏にしろ、北川氏にしろ、2人とも京都大学を出て京大で研究を続けてきた。最初のノーベル賞受賞者の湯川秀樹博士以降、どういうわけかノーベル賞受賞者というと東大ではなく、京大出身者が多いのが、今以てよく分からない。謎である。いずれにしても連続的な大賞受賞は、滅多にない慶事である。
さて、今日は1週間前に心臓の不整脈の定期検査を受けた心電図と心エコー検査の結果、及びその日に受けたCTスキャンの検査結果について説明を受けるために、慶應病院へ出かけた。
担当医師の説明を伺って少々ショックを受けた。心臓の不整脈は大分落ち着いて問題になるようなことはないそうだが、CTスキャンの検査では、専門的なことはよく分からないが、内臓が大分乱れているようなお話だった。医師の言葉では、全体にガサガサというような言い方だった。医師は早速、これはアイソトープ検査をしましょうということになった。内臓の血液の流れをチェックする「心筋血流」検査というのだそうである。そのアイソトープ検査の予約(12月12日)は済ませたが、検査にざっと5~6時間もかかるそうである。コレステロールを下げる薬を新たにもらって、食事を済ませて帰って来たが、気持ちが重い。
普段から健康管理には気を遣い、予防医学的見地から各医療分野のクリニックに通って健康に気を付けている。血圧も毎朝晩に計測して注意し、いまでは毎日平均5千歩以上を歩き、少しでも運動不足に陥らないよう留意しているつもりである。それでも自分の心がけや健康管理法では、及ばないことがある。こればかりは運を天にでも任せるより術はないと思う。今はクリニックから受けるべきと言われた検査は受けて、出来得る限りの処方を施してもらうより方法がない。
連続的に日本人がノーベル賞を受賞と言うお祝いの後に、個人的には気持ちが落ち込み勝ちになるが、何とか乗り切っていく以外に逃げ道はない。
6722.2025年10月8日(水) 国立競技場が民間企業名に?
国立競技場の名が表向き消えてしまう。長い間アマチュア・スポーツの殿堂として、2度も東京オリンピックが開催され、各種国家的スポーツ祭典が開かれていた改築間もない国立競技場が、唐突に命名権を民間企業に供与すると公表したのには少々驚いた。
国立競技場がすでに今年4月に民営化のような形になっていたことも全く知らなかった。維持管理費が年々嵩んでそれを賄うための財政的な手段である。すでにNTTドコモとJリーグの運営会社「ジャパンナショナルスタジアム・エンターテイメント」が運営権を取得している。今回命名権を取得したのは、三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)で、5年契約の総額100億円と見られている。MUFGはこれを個別に各企業と契約を結ぶようだ。
実は、近年このようなビジネスがかなり浸透していて、札幌近郊のプロ野球・日本ハムファイターズの球場命名権を日本エスコンが年間5億円で取得して、球場を「エスコンフィールドHOKKAIDO」と名付けた例がある。福岡ソフトバンク・ホークスのホームグランド「福岡ドーム」についても、みずほフィナンシアル・グループが命名権を取得して「みずほPayPayドーム福岡」に変わった。
オリンピックを2度も開催した国立競技場が、1民間企業名を付けたスタジアムに変わってしまうのは、何となくあの国立競技場が安っぽく感じられる。ここで記録した世界記録も田舎の競技場で達成された、あまり立派な記録のようには思われないような気がして仕方がない。
しかし、これも財政面で止むを得ない経営対策と時代の流れだろうか。
その一方で、間もなく閉幕となる大阪・関西万国博覧会が、思いもかけず黒字になりそうだとの朗報が伝えられた。これには、入場料の売上高が当初計画より約200億円上回るほかに、グッズや飲食店の売り上げから万博協会に入る納付金も約30億円増える見込みだという。その最大の原因は、入場券が予想をかなり上回り、当初1,800万枚販売の予定がすでに2,200万枚販売できたことが大きい。そのうえ運営費も50億円抑えられるようだ。これで、1970年開催の大阪万博、2005年の愛知万博に続き、3つ目の黒字万博となった。しかし、私自身1970年と2005年の万博は見学したが、今回の万博だけは残念ながら、猛暑の中で相当混雑していたので、とても見学しようという気にはならなかった。それでも黒字となったのは、あっぱれである。
6721.2025年10月7日(火) ノーベル生理学・医学賞に日本人
今年のノーベル生理学・医学賞受賞者3人の内のひとりに、坂口志文・大阪大学特任教授が選ばれた。昨年の日本人団体、日本原水爆被害者団体協議会に続いての受賞である。生理学・医学賞受賞者としては6人目である。国籍変更などの問題はあるが、全体として31人目である。
ノーベル賞という世界的に誇り高く価値のある賞の存在を知ったのは、1949年小学校5年生の時、日本人として初めて湯川秀樹博士が物理学賞を受賞した時だった。当時担任をされていた湯浅和先生からノーベル賞についてお話していただいた。その時湯川博士がいただいた賞金が当時2千5百万円で、想像もつかない大金だと思っていたが、その頃国鉄船橋駅が大工事を行っていて、その工事費用が偶々ちょうどノーベル賞の賞金と同じ2千5百万円だったことをよく覚えている。子どものくせによくそんなことを覚えていると親父から呆れられた。その後大分時間が経って2010年に根岸英一博士がノーベル化学賞を受賞された。根岸博士は、母校湘南高校の4年先輩であり、何度かお会いしたことがあり、署名入りのご著書もいただいた。特に若者が海外へ出かけることに積極的なお考えを持っておられたので、お互いに大いに意気投合し、お借りしたノーベル賞記念メダルを手にした写真をこのHPに掲載してある。残念なことに根岸博士は、自動車事故が遠因で4年前に亡くなられた。
日本が多くのノーベル賞受賞者を輩出していることは、国の科学技術発展のためには大いに喜ばしいことであるが、近年中国が急速に科学発展のために力を入れて、日本がやや減速気味の中で中国は日本より科学への投資額は遥かに多くなった。このままの状態だと日本は中国に置いて行かれ、科学立国の看板を降ろすようになるかも知れない。科学の発展は、国民のみならず人類全般にとっても歓迎されるべきことであり、政府も防衛費増額なんかに気を回さず、科学分野への国費の投資を行うべきである。今日の朝日朝刊一面トップに「坂口氏ノーベル賞」と大きく書かれていた。くれぐれも「トランプ氏ノーベル平和賞」とならないことを願っている。
さて、一昨日夜東急田園都市線梶が谷駅構内で普通列車が、停車中の回送列車に衝突した事故は、けが人こそ出なかったが、事故後の処理に調査と時間を費やし、昨日の夜、1昼夜を過ぎてから漸く復活した。あまりにも回復に時間がかかり過ぎ、加えてこの路線が通勤、通学客に利用される一種の郊外幹線路線だったために、振替輸送で沿線のバスの混み具合はとても普通ではなかった。
実際、我が家の近くを通っているバスも大変だった。沿線の駒沢大学キャンパスから自由が丘駅を往復している東急デマンド・バスが大変な混み具合で、私も降車口から乗る始末だった。いずれ事故原因が明かされるであろうが、自動停止装置(ATS)が作動しなかったことなど、会社内全般に気の緩みがあったことが原因ではないかと考えられる。
6720.2025年10月6日(月) アメリカも中国も同じ独裁専制国家
昨日NHK・TV「自由への走線」と題するスペシャル・ドキュメントを興味深く観た。「走線」とはあまり聞きなれない言葉だが、単にルートを歩くというだけではなく、この他に「迫られて危険を冒す」と言う意味を含んでいるようだ。このドキュメントでは、中国から国外脱出した人々の苦悩を現在のトランプ政権の移民削減政策をダブらせて伝えている。2022年秋に中国国内で反共産主義の大きな運動となった「白線運動」参加者に対して、中国当局の取り締まりは厳しく、多数の人びとが逮捕され、国外へ脱出する人も増えた。現在中国国内では反共産党、反政府を言い出せばすぐ警察に検束されるので、中国人は国内ではその点を警戒してそれらの言葉を公に口外しない。
この番組では、反共産党行動を冒したことから警察に追われるようになった中国人が、自由を求めてアメリカまでやってきたが、今トランプ政権が移民の追放、削減を唱えているので、ここアメリカで在住権利を確保するために裁判によりその権利を確保しなければならず、それぞれ困難と闘っている姿を伝えている。
彼らが母国中国を脱出して最初に入国したのは、ビザを必要としない南米のエクアドルである。このエクアドルから中米、メキシコを経てアメリカまで陸路約3,700㎞の距離をジャングルや渓谷など難関を通り抜け、決死の覚悟でなんとかアメリカまで辿り着いた。だが、亡命者としては、ここでトランプ政権の排除政策の厳しい壁にぶつかる。1期目以上に移民に対して厳しい対応をするようになった2期目のトランプ政権は、形式上はともかく裁判で亡命を認めようとせずに在米許可を認可し難くした。それは、中国官憲の追及を逃れるように入国していた中国人に対して、正当な裁判というより厳しい「中国送還」の処分を下す方が遥かに多い。特にトランプ政権下では、自由のない中国のやり方と似たり寄ったりである。アメリカ在住を認可する裁判でも、正当な理由があっても認定されるケースはかなり少ない。アメリカ在住の認定率は、著しく低い。トランプ政権2期目になってから移民・難民のアメリカ在住が否定されたのは、実に73.5%で認定率は極めて低い。驚くのは、認定率の高い裁判所では、国から裁判官が有無を言わせず解雇処分になるケースが多いという。
どうして民主主義国家の看板を掲げているアメリカ合衆国が、建国以来の理念を捨て、独裁者が支配する自由、平等のない専制国家となってしまったのだろうか。
トランプ大統領も、中国の習近平国家首席、ロシアのプーチン大統領、北朝鮮の金正恩総書記と同じように、独裁者が権限を一手に握る専制国家の仲間入りをしてしまった。今月末にはトランプ大統領と初めて対面し、首脳会談を行う高市(予定)新首相も、防衛費増額、米軍基地経費負担額増などこの独裁者のペースに引きずり込まれないよう警戒しないといけない。
さて、自民党総裁に高市早苗氏が選出されたことにより、今日の日経平均株価終値が史上最高の47,944円、値上がり額2,175円高も過去4番目に高額で、いずれも先週末の株価を大きく上回った。同時に円安も進み、1㌦=150.60円となった。高市総裁が積極財政を講じるだろうとの思惑によるものであろう。
6719.2025年10月5日(日) 高市新総裁は保守志向を貫けるか?
昨日自民党の新総裁に選出された高市早苗氏の話題で、メディアは忙殺されている。何といっても日本の憲政史上初めて女性総理大臣が誕生する話題に、関心が寄せられている。それは海外でも報道されているが、物珍しさで取り上げているだけで、フレッシュさや、指導力、実行力の点ではあまり期待感が見られない。ドイツのシュピーゲル紙は、「東京の鉄の女」と紹介し、女性指導者がほとんどいない国で大きな勝利と評しながらも、高市氏が女権運動に関わらず、保守派で国家主義者と伝えた。フランスのフィガロ紙は、自民党のタカ派であり、低迷する経済に展望が描けないと厳しく指摘している。イタリアのドマーニ紙は、イタリア初の女性首相メローニ氏も右派であるが、高市氏をメローニ首相に準えて「日出ずる国のメローニ」と冷やかし半分に報道し、外国人問題や家族観で保守的な姿勢をとっているとコメントしている。残念ながら高市氏の能力や実行力に期待しておらず、それぞれにかなり右翼的な人物と捉えている。
その高市総裁は、国内では完全に極右と見られている。
特に、①憲法上の「戦争の放棄」などの条項を削除して、自衛隊ではなく国防軍と明記することを求める、憲法改正推進論者である。②歴史観は、靖国神社への参拝を継続する意向である。日本が戦争へ歩み国民を存亡の危機に陥れ、植民地支配と侵略によってアジア諸国に多大の損害と苦痛を与えたことを反省し、心からお詫びの気持ちを表明した村山談話に否定的である。③安全保障についても防衛費を増額し、敵基地攻撃能力に関する法整備を推進する。④王室の皇位継承に関しては、男系男子による継承を維持し、旧宮家の皇籍復帰を支持し、女性宮家・女系天皇には反対する。⑤今話題の選択的夫婦別姓に反対し、旧姓(通称)の利用委拡大を主張して官公庁や企業に旧姓使用を認めさせる法整備を進める。以上のように頑なに保守的思考を主張し、実践している。
この点で連立を組んでいる公明党の斎藤代表は、昨日選出後訪れた高市総裁に厳しい注文をつけた。斎藤代表は政治とカネが選挙で大敗を喫した原因であると指摘した。政策協議を進める上で、特に靖国神社参拝が現実に外交問題に発展しているとして、懸念を表明した。斎藤代表は、「政策協議で一致すれば連立政権になるが、今の段階では何とも申し上げることは出来ない」と消極的なコメントを述べた。
選挙前までは、5人の候補者がそれぞれ他候補を批判したり、揶揄するようなことはなかったが、これからは真剣勝負である。
高市氏は、しきりに「ワーク・ライフ・バランス」を捨てるような発言をして「働いて、働いて、働いて・・・」と精一杯働き続けると語ったが、仕事と育児、介護仕事以外の生活などとのバランスを取る生き方を否定した一時的なアピールでは、国民に受け入れられず長続きしないのではないか。
まだ現時点では高市総裁に過酷な質問はない。しかし、今後裏金問題関係者を取り込むような発言をしていたことを考えると、果たしてそんな考えで長期政権を続けて行くことが出来るだろうか。
どことなく危なっかしい印象を受ける高市総裁の前途である。