ブログ・ご意見番の意見

 充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。

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6464.2025年1月23日(木) タレントの不祥事でTV局にも危機感

 このところ大きな話題となったタレントの中居正広が、今日芸能界を去ると公表された。彼の冒した行為は厳しく非難されるべきであるが、あまりにもメディアで興味本位の話題となり、問題とされたフジテレビの対応が、事件当時と現在もクリアでないという点が咎められている。ひとりのタレントの女性に対する性暴力という不祥事から、今ではその女性が所属していたフジTVのその後の対応と説明がすっきりしないとの声が拡大している。昨日は、関西テレビの社長がフジTV在職時に事件を知り、このまま放置出来ないと港浩一社長にその事件を伝えた。ところが、港社長はテレビ局や週刊誌の記者に取材させなかった一昨日の記者会見では、自身は知らなかったようなことを話した。そこへ内外から記者会見がすっきりしないとの声が出て、フジテレビでは改めて対策を検討中である。

 今日フジTVの「めざまし8」に出演した社会学者の古市憲寿氏が生放送で、「フジTVは企業の体をなしていない、有り得ないことが起こっている。フジサンケイ・グループの総帥である日枝久代表と経営陣に1回辞めてもらわないと、問題は収束しない」と厳しい言葉を述べたのである。日枝会長と言えば、フジサンケイ・グループのトップとして87歳の現在まで40年間もグループを引っ張ってきた。古市氏はフジTVから干されることも覚悟したうえで、敢えて率直に本音を述べたようである。元フジTVアナからも、中居正広にすべて責任を押し付けて逃げて終りにしようというつもりか、と厳しい糾弾の声も聞こえる。

 しかし、ここへ来てフジTVのスポンサー企業が、櫛の歯が抜けるように次々とスポンサーから降りると申し出て、その数実に75社を超えた。こうなると会社の経営上も大きな支障が出てくる。すでにフジTVの最大の株主で、モノ言う株主として評判のアメリカの投資ファンドが、港社長へ今週中にカメラを入れたオープン形式で会見を開くよう強く申し入れている。今後話が決着するまで他にも犠牲者が生まれたり、いろいろ付随的な問題も出てくるだろう。どうも次元の低い話になりがちであるが、ここにはテレビ業界と芸能界の関係性において陰惨で複雑な問題もあり、一刀両断とはいかないようだ。

 さて、上記の世俗的な話題とは大分異なるが、今日財務省が2024年の貿易統計を発表した。それによると我が国の昨年の貿易収支は5兆3千億円の赤字だった。これで4年連続赤字である。財政支出は社会保障費、防衛費を主に毎年増え続け、国の借金も増えるばかりである。しかし、政府自民党内からは、赤字を減らそうとの声があまり出て来ない。確かに輸入には、円安が影響してこのまま円安状態が続けば、余程の覚悟で政策を立てなければならない。それ以上に国会議員の頭の中に財政支出を減らそうとの考えがまったくないことが問題である。随分言われていることだが、このまま放漫財政を続けて、国が借金地獄から永遠に抜け出せなくなるのを黙って見ているのかと問いただしたい。

2025年1月23日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

6463.2025年1月22日(水) 体調を崩す。高齢により胃に問題か?

 メディアではトランプ大統領就任のお祭り騒ぎで、アメリカの保守派が盛り上がっている。それに世界中が振り回されているが、反トランプの動きも現れ始めた。日本政府もどうトランプ外交と取り組んで良いのか分からないようで、首脳会談も予定が立たない。

 国内では、兵庫県斎藤元彦知事のパワハラによる解任、その後の再選挙当選に絡んで事件が起きている。その中で斎藤知事が内部告発された件に関して、県百条委員会が真相解明に努めていた元県議が突然亡くなった。自殺と見られている。亡くなった元県議が誹謗中傷に悩まされ、またひとり犠牲者を生むことになった。

 今世間を騒がせている世俗的な事件は、タレントの中居正広が一昨年起こした女性性暴力事件の後始末である。フジテレビの社員が仲介していた云々で、フジがやり玉に上がり、企業でフジへCMを止めた企業が75社以上もあるというから、経営上も大きな問題である。まだ、第三者委員会を通じた結論次第では、今後どう解決へ向かうのか不透明である。他にもいくらでも首を傾げるような事件が多い。

 嬉しいニュースは、日米プロ野球界で活躍したイチロー選手が一昨日日本の「野球殿堂」入りが決まったのに続き、本日アメリカMLBの「野球殿堂」入りが記者らの圧倒的な賛意を得て、そのまま決定したことである。満票とはならなかったが、投票した記者394名の内、反対はたった1名だったという。メデタシ、メデタシである。

 その点で最近私自身はあまりプライベートの問題に喜んだり、悩むようなことはなかったが、昨日になって胃の痛みにやや往生している。昨夕肋骨の辺りが痛み、さすっていたが、入浴して多少痛みが引いたので、早めに床に就いた。ところが、中々寝つかれない。普段は寝付きがよく時差を感じない男などと冷やかされたくらいである。夜中3時15分ごろに突然吐き気を催し、急いでトイレへ直行して口から吐き出した。嘔吐である。そして4時に再び嘔吐だった。この時は、トイレへ間に合わずそのままベッド横の床に吐き出してしまった。床と布団を汚してしまった。その後も寝付かれず、重い気持ちのまま朝を迎えた。どうも頭と身体がすっきりしない。朝食も食べる意欲が湧いてこない。それでもお茶を一杯飲んでいた時、突然吐き気を催した。テーブルの上とキッチンの流し台に、併せて5度も嘔吐をしてしまった。妻も気遣い、直ぐクリニックで診てもらった方が良いと勧める。こんなことはこれまで経験したことがない。吐き出した中には、昨晩食事で食べたすき焼きの具材が大分含まれていた。消化し切れていなかったのだ。それでも気分的には少しすっきりしたので、昨日も出かけた通いつけの内科医院に2日連続で診てもらうことになった。

 医師が身体に聴診器を当てたり、身体に触りながら痛みのある個所を探ってくれ、結局「胃」に問題があるようだと仰り、取り敢えず内服薬をいただいた。

 我が人生でもこんな1日に5度も嘔吐をやってしまったのは初めてであり、醜態である。想像もしていなかっただけに、ちょっとこれからの先行きを考えると少々憂鬱な気分にもなる。

2025年1月22日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

6462.2025年1月21日(火) トランプ大統領就任⇒民主主義国家崩壊

 世界中から注目されていたドナルド・トランプ氏のアメリカ大統領就任式が昨20日、日本時間の今朝未明アメリカ連邦議会議事堂内で行われた。78歳7か月での大統領就任は、史上最高齢である。数日前から相当冷え込み長い時間戸外に留まっていることは、健康上問題があるとして40年ぶりに議事堂内で行われた。実際議事堂の外は雪が降っていた。

 ある評論家が、トランプ氏は自分と自分の支援者のためだけに行動していると言っていたが、まったくその通りである。反対する人に対しては徹底的に誹謗中傷を交えて非難する。就任式でもバイデン前大統領を目の前に、彼の実績に対し国の発展を遅らせたと批判的に述べ、同時に「アメリカの黄金時代が今から始まる。今日から我が国は再び繁栄し、世界中で尊敬されるようになり、あらゆる国から羨望の的となるだろう」と早くも自己顕示欲を表明した。私流に翻訳すれば、「アメリカの没落時代が今から始まる。今日から我が国は再び低迷し、世界中で軽蔑されるようになり、あらゆる国から嫌われの的となるだろう」というところだ。とにかくアメリカ第一主義に固執して、他の国の人びとをうんざりさせている。就任式を終えた後、ヘリコプターで議事堂を去るバイデン夫妻を見送った後、支持者を集めたイベントでバイデン政権から大幅な政策転換を行うと宣言した。前大統領を手厚く見送るような気持ちはさらさらなかったようだ。

 その後に支援者を前にしたイベントでは、言いたい放題だった。支援者を前にテーブルに座って数々の大統領令に署名した。バイデン前政権時代の「破壊的で過激な大統領令などを撤回する」と言って、懸念されていた世界保健機関(WHO)からの脱退、地球温暖化の国際的な枠組み「パリ協定」からの離脱、を決断した。その他に、2月1日からメキシコとカナダからの輸入品に25%の関税を課すこと、メキシコ湾をアメリカ湾と名称を変更し、北米最高峰のデナリ山をマッキンリーとかつての名前にもどすことなど、相手の国民感情や、先住民デナリ族の心情を損なうようなことまでやった。今日は公言しなかったが、これからパナマ運河をアメリカに返還させ、グリーンランド領有の意向を具体的に表明するだろう。

 こんな身勝手な大統領を抱えるアメリカを世界の人びとが、羨望するわけがない。それが分からないのが、この人物の世界観の狭いところである。

 アメリカも口では、民主主義国家を謳っているが、こんな国をどうして民主主義国家と言えよう。就任早々に数多くの大統領令に署名したが、早くも海外で非難する動きが表面化している。ロンドン・テムズ川岸には、「トランプ、気候の集団虐殺」と書いてトランプ氏の気候温暖対策の強化を求めるデモ隊が集結している。この様子では、今後4年間は世界中で、反トランプ運動が展開されることだろう。

 すでに数日前にこれまでとても考えられなかった中国戦略として、台湾を中国から絶対守ると公言していながら、台湾を中国との取引材料に使うのではないかと言われている。それは、アメリカは絶対的に台湾を守るわけではないとの発言があったそうである。これは日本にとっても他人事ではいられない。

 就任早々に問題発言が連発されるアメリカ大統領の言動は、今後世界中が注視し、対米外交にどう取り組むのか多くの関心を呼ぶことだろう。それにしてもヒデェ野郎が大統領になったもんだ。

2025年1月21日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

6461.2025年1月20日(月) 沖縄県内で社会運動が沈静化の傾向

 沖縄の自治体首長選の結果に少々驚いている。実は、昨日投開票が行われた宮古島市長選で現職市長が敗れ、6人の立候補者の中で、副市長だった嘉数登氏が初当選した。敗れた前市長は革新ではなかったが、保革共闘の「宮古市民ファースト」や、「オール沖縄」の支持を受けていて、今回の落選によって沖縄県内にオール沖縄系の市長がいなくなった。2014年11月の知事選で普天間基地移設反対を掲げて、当時翁長雄志元知事が反対勢力を結集して「オール沖縄」を立ち上げ当選した。以降運動の精神を継承してきた玉城デニー知事にとっても少なからずショックであったようだ。

 ここには、名護市辺野古の国による移設基地工事の建設を巡り、沖縄県が認めなかったことから設計工事が国の代執行により行われ、すでに1年が過ぎた。「オール沖縄」の内部にも、県民が飽きているとの声が聞かれるという。

 それにしても、今沖縄県内では昨年12月にまた起きた米兵による女性への性暴力行為に対して激しいデモが行われているが、日本側にとっては不利な日米地位協定の改定を目指す動きも起きている。これに伴い、来る26日に実施される沖縄市長選に名乗りを上げているナカムラミオ立憲民主党県議が、協定改定を強く訴えている。「オール沖縄」は市長の座を取り戻すことが出来るだろうか。

 しかし、最近の県内選挙戦を見る限り、県民から徐々にリベラル思考が消えつつあり、基地問題や日米地位協定への関心が薄らいでいる傾向が窺える。それは、本土に比べて比較的高かった投票率が、少しずつ下がり出していることでも分かる。今回の宮古島市長選でも前回の投票率65.64%から58.99%へ6.65%も下がったことでも分かる。

 折も折、アメリカでは明日トランプ元大統領が再び大統領に就任する。回り回って日米同盟が今後も沖縄県民に大きな圧力となって押し付けられるのではないかと心配している。その点でも26日の沖縄市長選で「オール沖縄」の火を消して欲しくないものである。

 最近の国内世論にやや保守的傾向が窺えるが、朝日新聞が実施した最近の世論調査によると、石破内閣の支持率が、昨年10月の就任直後は、46%だったが、12月には36%まで下がり、今月には33%にまで落ちている。一時は、岸田政権への支持率を上回ったこともあったが、どうも一過性だったようだ。支持率の下落は保守層への支持が欠けているということではなく、石破茂首相への信頼、支持が落ちているからであろう。国民はこれから「保守」、「革新」のどちらに気持ちが傾いていくだろうか。

2025年1月20日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

6460.2025年1月19日(日) 尹錫悦・韓国大統領逮捕と大相撲の話題

 お隣の韓国で昨年12月初め以来、尹錫悦大統領の非常戒厳令発令が大きな問題となり、その後大統領は昨日収監されたが、今朝未明合同捜査本部は内乱を首謀したとの容疑で大統領を逮捕した。現職大統領が逮捕されたのは、韓国憲政史上初めてのことである。これまで大統領退任後の逮捕者を含めれば6人目である。歴代20人の大統領の内、6人も逮捕されるとは聊か異常ではないかと思うくらいである。いずれにせよ国のトップの行き着く先としてはあまり名誉なことではない。不正資金疑惑で検察から事情聴取を受け、高台から飛び降り自殺した廬武鉉大統領のような大統領もいる。この背景には、大統領の強大な権限が利権を生みやすいことが挙げられている。それにしてもこの1か月以上は、この非常戒厳令問題で韓国内は上を下への大騒ぎで、国内政治もストップし、国内も分裂した状況にある。世界の動きがスピード化している時代にトップ政治を停滞させても国にとってはプラスにならない。1日も早い解決を他人事ながら望んでいる。

 さて、大相撲初場所も今日は中日である。最近はテレビでもほとんど毎日のように観ているが、偶々今年が現在の日本相撲協会の前身である財団法人大日本相撲協会が誕生してちょうど100年になる。現在の両国新国技館が開館してからも40年になる。両国国技館で相撲を見たことはないが、その前の蔵前国技館では1度だけ観戦したことがある。特に今も印象に残っているのは、京都市内の中学を卒業した直後に、友人らと大阪府立体育館で春場所を2度も観戦したことである。2度目の千秋楽には、優勝した大関三根山が優勝パレードに出かける直前に三根山と握手を交わす機会があり、それが今も忘れられない。

 今場所は3年半に亘り一人横綱として頑張っていた照ノ富士が、一昨日引退することを表明した。ケガのため大関から序二段まで番付を落としながら、再び舞い戻り横綱にまで昇進したのは本人の努力によるものであるが、見事なものである。惜しいことに膝のケガと糖尿病に悩まされ、身を退くことを決断した。優勝は実に10回を数える。

 モンゴル出身力士の照ノ富士に続いて、次の横綱を狙っている大関豊昇龍もモンゴル出身である。その豊昇龍の叔父でモンゴル出身最初の横綱となった朝昇龍も、25回優勝を飾っている。モンゴル出身力士が日本の国技である相撲界で、日本の力士を差し置いて活躍している。実際現在42人いる幕内力士の内16人が外国人力士で、モンゴル人はその半数8人を占める。これまでにモンゴル出身力士は、最多優勝45回を誇る白鵬をはじめとして5人もの横綱を輩出している。今やモンゴル出身力士を抜きにしては、相撲界も成り立たないのではないだろうか。

 まだ初場所は前半戦が終わったばかりで、明日から後半戦に入る。先場所初優勝を成し遂げた大関琴櫻が、横綱へ一歩踏み出すかと期待されながらも大きく取りこぼし、今日まで3勝5敗で、横綱を狙っている大関豊昇龍も6勝2敗で、優勝と綱取りはどうなるだろうか。後半戦を楽しみにしたい。

2025年1月19日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com