充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。
ブログ・ご意見番の意見
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5918.2023年7月27日(木) 朝鮮戦争に関わって殉職した日本人
70年前の今日朝鮮戦争休戦協定が結ばれ、戦闘は停止された。北朝鮮では「戦勝記念日」として夜には派手な式典を行い、今年はロシアからショイグ国防相が、中国からも政治局員らが訪れた。しかし、これは「終戦」ではなく、あくまで「休戦」である。いつ再発しないとも限らない。この休戦協定書には、当事国の軍隊である北朝鮮軍、中国人民軍、国連軍が署名しているが、肝心要の韓国軍は署名していない。実は、本戦争中日本にとっても憲法に抵触する違法行為があったのである。これまで表沙汰にはならなかったが、私自身この重大な憲法違反行為があったことを、ネット上の東京新聞「社説」から初めて知った。
1950年6月北朝鮮軍が、韓国との国境を越えて進軍し開戦の火ぶたが切られた。当時小学6年生でまだ世間知らずの子どもだったが、連日新聞とラジオによって報道される北朝鮮軍と韓国軍の攻防は小学生にとっては興味深く、加えて担任の先生が戦況を地図で示しながらいろいろ教えてくれた。同級生らも挙って韓国の戦場と化した都市名を覚えたものである。強い印象を受けたのは、トルーマン大統領が司令官の勇将マッカーサー元帥を解任し、後任の司令官にリッジウェイ中将を任命したこと、ウォーカー中将の搭乗ヘリコプター墜落による墜死事件、そして一番驚いたのは、劣勢だった韓国軍と国連軍の同盟軍が南端へ押されっ放しの末、乾坤一擲の勝負を賭けて南部から仁川へ電撃的な上陸作戦によって同盟軍は一気に形勢を逆転させ、その後北朝鮮領へ進軍したことだった。
その当時敗戦で壊滅状態だった日本経済は、この戦争による特需景気により戦後の復興を加速させることが出来た。だが、この裏には日本憲法に抵触するような日本人の戦争行為が度々行われていたのである。日本の奇跡的経済復興は朝鮮戦争の犠牲の結果によるものだと見做したのか、連合国総司令部(GHQ)は、密かに日本政府に対して戦争への支援的協力を要請した。北朝鮮が敷設した機雷除去のため、海上保安庁の掃海艇など54隻の船舶と要員約1,200人を朝鮮半島周辺の海域に派遣した。元山沖合で米軍の大型えい航船が触雷して沈没し、日本人22人が海底に沈んだ事件もあった。他にも米軍の戦車揚陸艦に日本人船員が乗り込み、国連軍兵士とともに朝鮮半島へ物資を運んだ日本人船員の数は、2千数百人に上がるという。この日本の協力行為は戦後制定された平和憲法を蔑ろにするものであり、朝鮮戦争に手を貸していたことになる。
朝鮮戦時下の掃海作業は戦争に関わることであり、戦争放棄を定めた憲法第9条に抵触するため、当然その活動は極秘下に進められた。実は、その後日本の戦争への関与は、1997年に「日米防衛協力のための指針」改定と99年周辺事態法により、朝鮮半島有事の際、自衛隊はアメリカ軍を後方支援が出来るようになった。いま北朝鮮は度々ミサイルを発射しては、日韓両国を威嚇し、ともに一発触発の不安な状況に追い込まれている。
現在中国軍の進出により台湾有事の対策が練られているが、韓国と台湾の有事に備えて防衛省はアメリカと密かに話し合い、しかもこれもまた国民を蚊帳の外にしたまま政府は、日米合同国防戦略を練っているだろう。
朝鮮戦争のように、隣国で戦われた戦闘に日本人が関わったという重大な憲法違反行為に対して、政府、並びに自民党から国民に対して73年間も何らの責任ある説明も行われていない。憲法違反行為を犯し続け、時間の経過を理由に、その責任も一切取らない無責任さと無神経には、危なくてとても国家の統治と運営を任せるわけにはいかない。
5917.2023年7月26日(水) ビッグモーターと「そごう・西武」、それぞれの対応
今日もご多聞に漏れず暑かった。東京都内の最高気温は今年最高の37.7℃だった。意外だったのは沖縄県那覇市の31.3℃で、札幌市内の32.7℃より低く国内で最低だったことである。南の島・沖縄の太陽は強烈だが、島内を吹き抜ける涼しい風が気温を下げているということだろう。これから暑さの最盛期である8月へ向け、各地でどこまで人々を悩ませることだろうか。
さて、世の中には酷い会社があるものだというのが、最近メディア報道を通しての実感である。中古車販売会社のビッグモーターが、損害保険会社へ保険金を水増し請求して世間から注目を浴びている事件である。単に水増し請求していたという単純なものではなく、物件に傷をつけ損害額を高くして請求していたというから悪質である。不正が乱発され公になったにも関わらず、責任者である社長が記者会見すら開いて責任ある対応をしないことにメディアから非難が集中した。慌てたのか、止むを得ないと感じたのか、昨日になって漸く社長以下役員出席の下に記者会見を開いた。
社長は書類を読み上げながら一通りの謝罪をしたが、事の経緯について報告書で初めて知ったと述べ、経営陣の関与については否定した。同時に、責任を現場の「車の修理を担当する板金塗装部門が単独で行った」と部下にすべての責任を押し付けた。副社長である社長の長男が、かなり事業に関わっていたとの声がある中で、記者会見にはどういうわけか出席せず、社長ともども昨日を期して職を辞すると発表された。
事件には、過大な請求をされた損保会社にも責任がある。損壊した車の傷をチェックする責任があるにも関わらず、ビッグモーターの言いなりになっていたり、損保会社がビッグモーターへ社員を派遣していた事実からも道義上責任がなかったとは言い切れまい。
創業者である社長、及び息子の副社長は経営から退くことになるが、上場企業でもなく大株主である以上、今後も引き続き外から会社経営には口出しすることだろう。
これから道路運送車両法に基づき国土交通省によって、また保険業法に基づき金融庁からも立ち入り検査が行われるだろう。
それにしても随分酷い会社があるものだ。
さて、もう1件今話題になり対応に苦悩している会社がある。これはビッグモーターのような悪質な問題ではないが、池袋駅の西武百貨店を舞台にした会社経営に関する当事者と株主の争いとでもいうべき案件である。池袋駅の西武百貨店を経営する「そごう・西武」の全株式を所有するセブン&イレブンが、昨年11月アメリカの投資ファンド会社にその「そごう・西武」全株式を売却する契約を結んだ。その後その投資ファンド会社が家電量販店の「ヨドバシ」と組んで西武池袋本店をはじめ、他の店舗に大規模出店する計画が進行した。これが、これまでの西武百貨店のイメージとはかけ離れている。これに西武の幹部、従業員が反発、更に豊島区長以下地元豊島区が、長年育てた地元文化の土壌が喪失してしまうと反対した。そこで親会社の西武鉄道にもなかった労働組合が、セブン&イレブン、並びに投資ファンド会社に対して反対の意思表示をするべく約4千人もの組合員がスト権確立の是非を問う投票を実施して94%の賛成を得た。百貨店側が前記2社に対してスト権の行使を辞さないとの強い意思を示したところである。
これは今後どのような形で決着がつくだろうか。関係会社、それぞれが対応に苦慮しているところである。
5916.2023年7月25日(火) 「山びこ学校」の無着成恭氏永眠と維新・馬場代表の暴言
無着成恭さんが亡くなられた。享年96歳だった。小学校6年生の時に山形県山元村中学校の教え子たちの綴り方集「山びこ学校」が、出版されヒットして大きな話題となった。担任の湯浅和先生が授業で同書を朗読され、生徒たちは山の中の学校風景を想像しながら聞いていたものである。その後母親にねだって買ってもらった記憶がある。無着さんは、お寺の跡取りに生まれながらも山形師範を卒え純粋に子どもたちの教育に情熱を傾けていた。
想い起こすとあの時代は、国語は「読み方」と「綴り方」の2つの授業があった。「綴り方」では、教師が生徒の手を取って文章の綴り方を教えてくれた。当時小学校では書くことは普遍的だった。それが、今では「綴り方」の授業は姿を消し、作文を学校内で積極的に教えることが少なくなった。加えて教育界でもパソコンで文を綴るようになり、誤字や脱字が頻発してまともな文章を書ける人が少なくなった。そういう点では、無着氏の教育方針は国語教育の原点であったと思う。
無着氏は教諭を退職されてからラジオ番組などで視聴者の質問などに応えていたようだが、ある番組で司会進行役を務めた時に、ラジオ局が番組を中断した。ラジオ局が無着氏の発言に対して総務省、政府に気兼ねをしたのが原因とされていたが、以降無着氏はラジオに出演することはなくなった。その後は、メディアに登場することもほとんどなく千葉県多古町の福泉寺でひっそり住職を務めていた。、
教育、特に国語の作文などは最も地味な分野であるが、後世これほど仕事で必要となり、その巧拙が評価の対象となることは他にはあまりない。私自身文章を書き続けながら自由な後半生を送れているのは、前記の小学校恩師の作文指導と、この「山びこ学校」が大いに影響していると思っている。
さて、最も自らの発言に責任を持たなければならない国会議員の中に、傲慢にもただ相手を中傷、批判することだけを得意げに喋っている横柄な議員がいるのには呆れるばかりである。その人物とは、一昨日ネット番組で居丈高な発言をした日本維新の会の馬場伸幸代表である。平素から思い付きや、不遜な発言が多い馬場代表が、こんなことを述べたのだ。自民党と維新の会の関係について「維新(馬場氏)は第2自民党でいい」、「立憲民主党(馬場氏)がいても日本はよくならない」、「共産党(馬場氏)はなくなったらいい」などと言いたい放題の発言をしていた。[※カッコ内は馬場氏に置き換えてみた]本心からそう思っているとは思えないし、他党をけん制しているだけだと思うが、非常識であり非礼である。党代表者たるものが、第2自民党と言うなら自民党へ合流して、その中で存在感を示せば好い話ではないか。
直ちに立憲民主党と共産党から反論が出た。泉立憲民主党代表は、党名を「第2自民党」と変えたらいいと言っていたが、共産党の小池書記局長に至っては、維新は自民政治を変えるつもりがなく、「自民党馬場派」だと認めたことになると批判し、「他党の政策について批判する権利はどの党にもある。しかし、存在そのものを否定するのは、民主主義を根本から否定する暴論」と述べ、発言の撤回を求めた。これだけ公に話しておきながら、馬場代表は、個人の見解と言う前提での発言と言い逃れていたが、無責任過ぎやしないか。これでは何を言っても好いと言っているのと同じではないか。元々屋台骨がガタついてIR問題や、大阪万博などでミソをつけている維新は、子どものようなおふざけはもういい加減に止めたらどうか。
5915.2023年7月24日(月) 乗り物車内の「優先席」は、「若者優先席」か?
15日間テレビ観戦していた大相撲名古屋場所も昨日千秋楽となった。たった一人の横綱照ノ富士が途中休場し、大関も今場所関脇から昇進したばかりの新大関の霧島が出たが、もう一人の大関貴景勝は初日から休場。出場した期待の新大関も直ぐ休み、その後再出場したが今日敗れ6勝7敗2休で負け越しとなってしまった。
そんな上位陣がパッとしない中で、大関争いと見られていた関脇3人の内、モンゴル出身の元横綱朝昇竜の甥っ子・豊昇龍が12勝3敗で優勝決定戦となり平幕北勝富士を下し初優勝を遂げた。いつも厳しい顔をしてニコリともしない関脇豊昇龍だが、優勝の瞬間と優勝後のインタビューでは、初めて普段見せない泣き顔と笑い顔の両面を見せてくれた。やはり苦労の末オジの元横綱に優勝を報告出来ることがよほど嬉しかったのだろう。それにしてもこれまで頑なまでに笑顔を一切見せたことがなかったような人物が、目的達成の瞬間以後しばらくは笑顔を大安売りしていたが、こんなこともあるのだと人間の心理を愉快に感じた。千秋楽では、3敗力士が3人となり、その中に19歳で新入幕の伯桜鵬が、仮に朝青龍に勝って、更に優勝決定戦で北勝富士に勝てば、新入幕力士の優勝として109年ぶりの快事だった。その夢は成らなかったが、まだ若い伯桜鵬の将来には大いに期待が持てる。
今場所は、外が暑いせいもあり、夕方はゆっくり大相撲を観戦出来たが、15日間も見続けたのは恐らく初めてのことではないかと思う。横綱と大関ひとりが欠場したが、案外内容的には楽しむことが出来た。
さて、今日も東京都内では35.7℃という猛暑だったが、所用で東急自由が丘駅まで自宅近くに入って来るデマンドバス「東急コーチ」で出かけた。車内はかなり混雑していて空席はなかったが、私がちょっとよろめいたせいか、直ぐに傍の若者が席を譲ってくれた。そして次の停車場に着いた時、腰が曲がった白髪のおばあさんが歩行補助器をつきながら乗り込んできた。ちょうどその前に優先席があったが、何とそれが若いスマホ中の男に占領されていた。混んだバス内で、男は白髪のおばあさんを前に一向に気づかぬかのようにスマホだけに見入っていた。そのまま終点まで来てしまったが、おばあさんは立ちっぱなしで、スマホに夢中の若者は優先席に座り続けた。どうしてこうも思いやりがなく、お年寄りに席を譲るよう手を差し伸べようとしないのだろうか。
実は昨日の講演でも、外国人と日本人の違いで、日本人には思いやりがあると考えがちだが、乗り物内で若者が高齢者に座席を譲るケースは、随分少ないと感じていることを話した。むしろ当たり前となったような気がしている。欧米では、お年寄りの周囲で若者が座り、お年寄りが立っているシーンはほとんど見られないし、むしろ若者は積極的に高齢者に席を譲ろうと手招きまでする。日本人はその気持ちはあるが、行動に移せないだけなのか、相手の気持ちを理解しようとする気持ちがないのか、とにかく東京オリンピック決定の際のパフォーマンスで、日本人は「おもてなし」の気持ちがある国民性だとアピールしていたが、どうも買いかぶりだったのではないだろうか。
最近電車内では、お年寄りより若者が優先席を独占している印象を受ける。優先席というのは、「高齢者優先席」ではなく、「若者優先席」ではないだろうかと思ってしまう。近年少子高齢化社会になって、若者への待遇が改善されつつある状況に若者が甘えている気がしてならない。
5914.2023年7月23日(日) 人類は灼熱地獄の中で亡びるだろう。
東北地方は激しい雨に襲われたばかりだが、それ以前に豪雨により多大な犠牲を生んだ南九州では、今日漸く梅雨明けが発表された。これから全国的に一層暑くなることが懸念される。
今年は例年以上に世界的な猛暑が襲い、特にアメリカやヨーロッパでも対策に知恵を絞っている。例年のようにギリシャでは熱波に見舞われているようだが、首都アテネでは40℃を超え、うだるような暑さに観光客も参っているらしい。アテネ最高の観光スポットであるアクロポリス上のパンテオンでは、あまりの暑さに従業員の抗議により、午後に閉鎖する手段に出た。世界遺産で、かの敬愛する小田実氏が「ヨーロッパで私が最も感動したものと言えば、私はためらわずアテネのアクロポリスの丘をあげるだろう」とベストセラー書「何でも見てやろう」の中で絶賛している。そのアクロポリスから観光客を締め出そうというのだ。余談だが、アテネ・オリンピックの前年に小田実が絶賛したこのアクロポリスについてエッセイを書き、ギリシャ観光局から賞をいただいたことがある。この古代都市アテネに人々が訪れなくなることは悲しいことである。
その他にもエーゲ海のロードス島では、山火事が燃え広がり観光客が避難しているという。オリンピックの前年に妻とエーゲ海クルーズに出かけ、このロードス島にも上陸したことがある。アメリカでも灼熱の地として知られ、過去世界最高気温を記録したデス・バレーでは40℃を記録するのはざらで、しばしば50℃前後を記録することがある。ここではこれから灼熱地獄が警戒されている。
今朝のTBS「サンデーモーニング」でも出演者が年々酷くなる地球温暖化について憂慮していた。各種の防止化対策などではなく、世界各国が足並みを揃えて抜本的な対策を考え実行しなければ、温暖化の荒波は防ぐことが出来ないのではないかというのが共通の考えだった。しかし、そんなことが出来るだろうか。自国の利益ばかり追求している大国が、地球上の全人類のために自国の利を削って他国のために協力するなんて理想的な行為は、残念ながら期待出来ないだろう。況してや現在ウクライナ戦争の最中に、ロシアがウクライナ産農産物の輸出をめぐる合意の履行を一方的に停止したことを受けて、国連安全保障理事会緊急会議で欧米各国が国際的食料危機を招くとの非難に対して、ロシアはそれらの農産物は主に先進国に輸出されるもので、途上国への影響は少ないと言い返す有様である。こんな身勝手で自分本位の空気の中で交わされる議論には、この問題よりよほど深刻な地球温暖化問題はとても真剣に議論されるとは思えず、結局のところ地球温暖化問題は、後回しというより、ずっとずっと後の問題とされることだろう。
結局現在地球に生存している人間を含む全ての生き物は、人間の我がままによって亡びることになるのだろう。その前に私は確実に耒世へ向けて飛び立っているから、猛熱波で命を失うようなことはないと思っている。