充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。
ブログ・ご意見番の意見
ブログ一覧
5923.2023年8月1日(火) 人生を前向きにしてくれる人間ドック
今日は慶応病院予防医療センターで人間ドックの受診日である。今朝早めに起きたらベランダに雨滴が随分残っており、昨晩雨が降ったことを知った。こんなことなら昨日暑い中を庭の樹木に散水しなくても良かったかなぁと思っている。降雨のせいもあり朝からいつもより大分涼しい。慶応病院へは予約時間の15分前に着いた。80歳を越えたら身内が誰かひとり付き添わなければいけない。この2年間はコロナ渦のせいでひとりで出かけたが、今日は妻を同伴した。例年のことでもあり、病院には私の検査に関する過去11年間の資料があり、今日1回だけの数値によるコンサルティングではなく、数値の変化に対する体調の傾向なり、予想なりを話してもらえる。特に最後に妻を交えて総合的な話し合いをした医師からは、かかりつけの医師との連絡方まで話し合い、大変有意義だったと思う。指摘されたのは、静脈に不整脈が見られるとのことで、かかりつけの内科医と今後の方針を話し合うことである。体力の衰えはあるが、全般的には安全圏内ということだった。3週間後に送られてくる詳しい調査結果資料を、かかりつけの各医師にお示ししてそれぞれの問題点を話し合うようアドバイスされた。
今日の検査の中で、食堂、胃、十二指腸の内視鏡による検査で口内の麻酔をかけてベッドに横たわり作業が終わった時、口から内視鏡の管を抜き出した際担当医師から反応が中々好いですよとおだてられたことは嬉しかった。私も口外へゲロを吐き出すかも知れないと思っていたが、それはなく順調に写真が撮れたと仰っていただいたことである。
取り敢えず懸案事項をクリアしてホッとしたところである。ここの人間ドックは、清潔で関係者は皆親切で丁寧であり、他の医療情報も併せて相談に乗っていただけるので、心強く、症状はチェックしてもらえるし、自身の健康維持のためには必要なことだと思っている。ただ、若干コストがかかるが、健康な生活のために安心出来るところが大きい。
病院の屋上階にあるレストランでランチを食べていると目の前には神宮界隈の巨大なスポーツ施設がいくつも見ることが出来る。国立競技場、神宮野球場、秩父宮ラグビー場に、今話題の神宮周辺の伐採予定の樹木の緑が目に優しい。とその時である。目の前のガラス越しに、突然ところどころ雷鳴が轟き出した。都内各地で正午過ぎに突然のように激しい雨と雷の音でゲリラ雷雨が襲ったと伝えられた。東京都内では実に久し振りの降雨である。
ところで来年から予防医療センターが、病院本部のある信濃町から麻布の六本木ヒルズへ場所を替えるという。2012年の今日開設して以来12年間に亘って通い続けたこの人間ドックを扱う予防医療センターは、生きるための元気と前向きな生活のためのバイタリティーを与えてくれる。齢を重ねてやや健康面では不安があるが、それが何と言っても有難い。
5922.2023年7月31日(月) 間もなく炎暑の甲子園大会が始まる。
連日の猛暑に熱中症で倒れる人も多く、病院はもちろん救急車の出動も予想を超えるほどでいずこも暑さにはお手上げの状態である。国も用事のない人は外出を控えるようにと警告を発している有様である。
暑い盛りというと間もなく夏の全国高校野球大会がやって来る。昨日の東東京、及び大阪代表校の決定を以て全出場校49校が決定した。主催者もこの暑さを警戒して試合開始時間を早めたり、途中で水分補給をするため休憩を取ったり、大分気を遣っていた。そして決定した49校を見てみると、公立校は僅かに9校で残りは全て私立校、特に常連校や大学付属校が顔を揃えている。この傾向は年々強まり、いずれ野球部のある私立校が1校しかない徳島県を除いて公立校は甲子園から消えていくだろう。6日に迎える開会式に向けてフィーバーは加速していくことだろう。
この暑さ対策も兼ねて甲子園では、ネット裏と内野席の上にある日除け用の銀傘をアルプス席上まで広げる計画のようだ。かつてはアルプス上にも銀傘があったが、戦時中の金属供出により銀傘を軍へ提供してから今日までずっと熱いアルプス席と呼ばれている。2027年から工事にかかるそうなので、完成した時に果たして見ることが出来るだろうか。あの炎天下の甲子園には、1953年京都に住んでいた中学生当時、開会式から通い詰めた思い出がある。優勝校は空谷投手を擁した松山商だったが、甲子園で活躍しその後中日ドラゴンズのエースとして活躍した中山俊丈(中京商)、西鉄へ投手として入団しながら二塁手として活躍し、近鉄やオリックスの監督を務めた仰木彬(東筑高)、長嶋らと立教大黄金時代を築いた本屋敷錦吾(芦屋高)選手らを目の当たりにしたことが昨日のことのようである。その後小学生だった息子たちを連れて甲子園には何度か通った。あの頃は青空の下で確かに暑かったが、熱中症などで倒れる人もあまりいなかったように思う。甲子園は野球好きだった私にとっては懐かしい所である。
さて、今朝の新聞によるとアメリカの首都ワシントンにあるスミソニアン博物館内にこれまで展示されなかった広島と長崎の原爆投下の資料が展示されることになったという。ワシントンを訪れる都度、同館を見学した。特に教員海外派遣団にお供した時は、決まって見学したものである。ところがここには原爆に関する資料は一切展示していなかった。日本とは異なり加害者のアメリカにとっては、敵国日本に世界でも唯一の残酷な原爆投下をした事実を公開することに抵抗があったからである。ほとんどのアメリカ人にあれほど残虐な行為だった原爆投下について罪の意識がなかったのである。むしろ退役軍人団体などは原爆投下の正当性を主張する声が強かった。彼らの言い分は、原爆投下により終戦が早められ、それ以上の犠牲者を生むことが避けられたからという至極都合の好い主張だった。原爆により多くの罪もない人々を殺害したことには謝罪や後悔の気持ちがまるでないのだ。この姿勢は世界の核反対の動きに反するものだとの考えから50年目に当たる1995年にスミソニアン博物館は、原爆投下したエノラ・ゲイと、広島・長崎の被爆資料を展示する企画を発表したが、根強い反対論が出て中止に追い込まれた。
しかし、年の経過とともに次第に原爆投下肯定者の割合は減少し、新規核開発に反対を唱えるアメリカとしてもこの趨勢を軽視出来なくなった。原爆投下を肯定した人は終戦時には85%だったが、2015年には56%にまで減り、特に18~29歳の人々は47%だった。広島と長崎の人々に自分たちアメリカ人が与えた惨状と悲劇をもう無視することは出来なくなったということだ。展示されたら訪れて見てみたいものである。
5921.2023年7月30日(日) 日本に対する中国の嫌がらせ
最近の中国の様子がまたおかしい。元々中国政府は考え方や立場をしっかり自己都合で説明しなかったり、説明を拒絶したり、あまり質問にも正直に応えてくれない不誠実なケースが多い。今世界中から疑念や質問が集中しているのは、行方が分からない秦剛前外相の消息である。全国人民代表大会(全人代)常務委員会は、去る25日秦剛前外相の解任を決めるとともに、その後任に王毅元外相を任命したと発表した。今日現在秦剛前外相の消息はまったく知らされていない。
公式記者会見の場においてすら手元に提供出来る情報がないというように高慢でつっけんどんな回答しか返ってこない。どうしてもう少し誠意ある対応が出来ないものだろうか。
秦剛前外相は、まだ58歳の若さで習近平国家主席の信任が厚いと囁かれていた。外相就任直後には、副首相級の政治局員へ昇格し、幹部の中でも将来性が見込まれていたと見られていた。外相へ就任したのは、昨年12月である。あれからまだ半年少々しか経過していない。外相の前は駐米大使だった。対立している米中交渉をスムーズな外交関係へ発展させるために活躍が期待されていたその矢先である。だが、専門家筋の間では、女性問題もあったとか、失脚したとの見方がなされている。これほどの要職にある人物の行方が皆目知らされないという中国の闇のような政治組織には、一旦間違いを冒せば許さないとか、独裁者習主席の怒りを買ったというような空気があったのではないだろうか。
現在日中間の交渉の中でいくつか頓挫している案件がある。ひとつは、福島原発の処理済汚染水の放出に関して中国が認めないという姿勢であり、もうひとつは、中国人の訪日観光に制約を設けていることである。
前者は主要な放射性物質はすでに除去した。残りのトリチウムについては基準値以下に濃度を薄めて放出することは国際的に認められ、国際原子力機関(IAEA)グロッシ事務局長も科学的に容認したものである。しかし、中国政府は日本の対応を容認せず、日本からのすべての農産物の検査を厳格化し、なお輸入禁止を検討したことによって、日本からの対中輸出は激減した。しかし、ここが中国らしいところだが、自説を正当化する中国は、その裏で2020、21年に福島原発の処理水の予定量より遥かに多くの放射性物質トリチウムを含む汚染処理水を放出していた隠蔽事件が分かった。それはすべて日本海に続く東シナ海に流出している。これに関しては、一昨日の情報ライブ「ミヤネ屋」でコメンテーターの橋本五郎・読売新聞特別編集委員が、堪りかねたのか、こうなったら岸田首相が福島の処理水を飲んで、習近平国家主席に会い、習主席に中国の汚染処理水を飲んでもらったら好いとまで述べていた。
後者は、中国政府により日本が中国の海外団体旅行の「解禁対象国」となっていないため中国人団体が日本に来られないことである。コロナ感染拡大期に、コロナ渦最盛期の中国人入国者に対して日本が厳しい対応を取ったことを逆恨みしているような仕打ちである。コロナ前には中国人入国者が最も多かったが、今では韓国、台湾、香港、タイからの訪日客に比べてかなり少ない。
どうも中国政府の対応はまるで子どもの対応で、常識的とも思えないし、不誠実である。中国人旅行者も一番訪れたい日本に来られないことが残念だろう。
国民の気持ちを汲み取らなければならないその国の政府が、真逆なことを行っているようでは真の友好国とは言えないのではないだろうか。中国人のために惜しむべきことである。
5920.2023年7月29日(土) コロナ渦で人間の寿命と人口に変化
人間の寿命が年々伸びているとは承知しているが、この2年間はその反対で寿命が短くなっていることが、厚生労働省が昨日発表した2022年「簡易生命表」で分かった。日本人女性の平均寿命は87.09歳で、男性は81.05歳だった。前年の21年の統計でも短くなっている。その原因はコロナ渦による死者数が全体的に寿命を押し下げたとされている。それでも私自身いずれお迎えが来るだろうが、現在平均寿命を上回っていられるのは、それなりに健康体であるお陰であると考えている。以前から女性は男性より寿命は長いが、1985年以来日本の女性はずっと世界一だというからすごい。男は女性に比べれば4位とやや下がっているが、世界で4位だから自慢しても良いだろう。貧しく衛生環境が整備されてない国が多いアジア、アフリカはとても長生きする環境にはないようだが、先進国の中でも北欧を除く欧米や、ロシア、中国などは長寿ベスト5にも入っていない。
前記の通り寿命が短くなった現実とその原因は、コロナ渦により多くの高齢者が亡くなったことが大きな原因のひとつであるが、同時にそれは少子高齢化の影響と言われ、別の資料にも表れている。それは、総務省がこのほど今年1月1日の住民基本台帳に基づく人口を発表した。それによれば、前年に比べて日本の人口は80万5千人も減り、総人口は1億2,242万人となった。更にこの半世紀間で初めて全都道府県で日本人の人口が減ったことも想定外の現象である。これまで毎年人口が増え続けていた東京都ですら僅かながら減少した。
問題は少子高齢化の進捗が刻々と進んでいることで、とりわけ地方で少子化が進んでいる。その中で東京都は毎年人口が増えていた。人口減少率が高い上位4県は、秋田、青森、岩手、山形のいずれも東北地方であることが特徴的である。また、65歳以上の高齢者の割合が高まり、全国平均で65歳以上の人口は29.15%となり、日本国民の10人にひとりが高齢者ということになる。子どもを増やすための異次元の少子化対策とやらを政府は実施しようとしているが、その背反にある高齢者対策も実施しなければならない。当然巨額の経費が必要となるが、一向に明確な根拠と予算歳出の具体案が生まれてこない。その一方で防衛費の大幅歳出には大きな反対の声が聞かれない。
結局政府自民党は、使用目的を精査せず、自分たちに都合の良いように予算をばらまいているだけなのだ。このままだと、現在の人口流失の傾向は変わらず、一部の大都会は人口が増える反面、地方では人口減少が顕著となり、寂れていく一方であろう。
さて、今福岡で開催中の水泳世界選手権で、日本選手があまり活躍出来ず、やや寂しい感じがしている。テレビでも中継されているが、今回は欧米豪選手の活躍に隠れて日本選手の活躍が目立たない。今日までに男子400m個人メドレーで銅メダルを獲得した瀬戸大也選手と、男子200mバタフライで同じく銅メダルを獲得した本多灯選手の2人しか表彰台に上がっていない。2020年東京オリンピックでは、女子の大橋悠依選手が、女子200mと400mの2つの個人メドレーでそれぞれ金メダルを、男子200mバタフライで本多灯選手が銀メダルを獲得したのに比べても大分劣る。競泳選手のレベルが欧米豪に離されているのを感じる。この復活対策も大会終了後に課題となることだろう。
5919.2023年7月28日(金) パリ五輪会場のひとつがタヒチとは?
一昨日、パリ・オリンピック開催までちょうど1年となった。ところが、ヨーロッパにも今猛暑が襲っている。そんな中で約2週間のオリンピック開催期間中、屋外スポーツは猛暑を凌ぎきれるだろうか。年々気温が高くなっているが、中でも真夏は想定以上に高温化しているようだ。世界気象機関(WMO)は、今年の7月は観測史上最も暑い月となる公算が極めて大きいと発表した。国連のグテーレス事務総長は、「地球温暖化の時代は終わり、地球沸騰化の時代が到来した」と警告し、各国に気候変動対策を強化するよう訴えた。このグテーレス発言に関連するが、去る23日の本ブログに「人類は灼熱地獄の中で亡びるだろう」と私見を書いた。それは各国が独自に温暖化防止対策を講じてもさほどの効果は期待出来ず、すべての国々が一致して足並みを揃え抜本的な温暖化防止対策を考え実行しなければ、根本的な問題は解決しないとの提言である。
気温とは関係ないが、パリ五輪開催場所であれっと思ったのがサーフィン会場である。原則的には開催都市、つまりパリ市内で開催され、適切な会場がない場合は、せめてフランス国内で開催されるものと考えていた。パリは内陸都市であるため、当然フランス国内の海岸で行われると思い、どこの海岸で開催されるか考えてみた。南仏の地中海沿岸都市には有名な観光地である海水浴場が並び、とてもオリンピックの会場のために2週間も明け渡すことは考え難い。すると西海岸のビスケー湾沿岸都市か、以前訪れたことがある北西部のノルマンジー海岸かと想像していた。ところが、驚いたことにサーフィン会場は、何と南太平洋のフランス領ポリネシアのタヒチ島に決まったのだ。いくらフランス自治の下にあるとは言え、パリから遥かに離れた地でパリ五輪が行われるとは考えも及ばなかった。こうなるとタヒチがフランスから、独立していなかったことが幸いしたとも言える。パリとタヒチ間の直線距離は、パリから大西洋を横断し南北アメリカ大陸を横切り太平洋の真ん中まで、その距離は実に直線で15,700㎞にもなる。そんなに遠い会場で競技を行ってまでしてオリンピックに特殊な種目を開催することに拘る必要があるのだろうか。
恐らくパリ・オリンピックは、閉会後いくつかの問題を残すことになろう。2020年東京大会もそうだったように炎天下に戸外で競技を行い、選手や観客に心身ともに影響を与えることの問題点、パリからずっと離れた場所で開催される地元意識のない点、等々は特に再検討されなければならないと思う。中でも毎年暑さが厳しくなるその最中に開催する意義はあるだろうか。オリンピックは世界で最も注目され価値あるスポーツ・イベントでもあり、出場する選手や観戦者にとっては一番気候の良いシーズンに開催して欲しいというのが率直な気持ちだと思う。
問題は、大会協力スポンサーと広告会社、及びテレビ会社の事情によるところが大きい。総括的に資金が動き、最も儲かるスポーツが一番良いシーズンを選ぶようなところがある。今はヨーロッパのサッカー界とアメリカのフットボール界に秋という1年で最高、最適のスポーツ・シーズンを奪われている。どうしてもサッカー界とフットボール界がプレイをしない夏にしか、他のスポーツ用のスペースは空いていない。近年オリンピックは人気スポーツのサッカーやアメフトが避ける炎暑の下で開催されるようになった。スポーツ・シーズンたけなわの10月に開催された1964年東京オリンピックが懐かしく思われる。