充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。
ブログ・ご意見番の意見
ブログ一覧
5928.2023年8月6日(日) 広島原爆記念日、核廃絶は遅々として進まず。
今朝の朝日新聞に「第九条の会ヒロシマ」が全面意見広告を掲出した。その意見広告では、こういうことを主張している。少々長いが、以下に引用してみたい。
「1945年8月6日8時15分 米軍は広島に原子爆弾を投下。43秒後、上空600mで爆発。それは1000000℃超えの火球となり、熱線を放射して約10秒間輝き続けた。爆心地は約3000℃~4000℃。発生した衝撃波の気圧は爆心地から500m地点で11t/㎡。秒速の爆風は中心部の空気をさらい、のちに逆方向に吹き戻された。爆心地から2.5㎞地点の物体にまで自然着火した炎は午前10時頃から午後2~3時頃を頂点に、終日、天を焦がす勢いで燃え続けた」。原爆の衝撃が如何に激しいものだったか、想像するより仕方がない。
78年前の今日午前8時15分に広島へ世界で初めて原子爆弾が投下され、市内には一瞬にして破壊と狂乱の地獄が襲った。一発の爆弾によって広島市民35万人のうち、14万人が瞬時に亡くなった。この1年間に命を落とした人は5,320人で、これまでに原爆関連死者は約34万人に上がる。戦後の日本経済の発展もあり、広島市民をはじめ、国民の努力により原爆投下の市街は表面上蘇ったように見えるが、心の傷跡は消えるものではない。
今朝広島市内の平和記念公園で開かれた平和記念式典では、ピカドンの時間に合わせて弔魂の鐘が鳴らされ出席者が黙とうを捧げた。式典には海外から過去最多の111か国の代表が出席した。
地元広島出身の岸田首相の挨拶は、そつなく2度と悲劇を繰り返さないために、平和のために努力すると誓っていたが、過去の首相挨拶は皆揃って同じ文言を繰り返している。しかし、永遠に誓った筈の核廃絶の動きは一向に前進していない。今から半世紀余も前に国会で決議した「非核3原則」で核の被害を被ることはないと安易に考える政治家が、アメリカの核の傘の下で守られているとの妄想に捉われ、アメリカに気を遣い積極的に核廃絶への行動を起こそうとしないからだ。
一方、松井一實・広島市長は最初の平和宣言で「核抑止論は破綻していることを直視する必要がある」と強調した。そして「各国の為政者には核による威嚇を直ちに停止し、安全保障体制の構築へ一歩踏み出すよう」求めた。現在のウクライナの戦況を考えると、ロシアはウクライナが一歩でもロシア領内を攻撃すれば、核の使用も辞さないと威嚇的な発言をしている。他方、現在の岸田政権の外交戦略から考えれば、日本は日米同盟を重視するあまりアメリカに協調的な行動を取ることしか考えていないようで、残念ながら広島県民や多くの国民の望みは当面期待薄であると思う。
こうした平和を願う国家的行事が厳粛に行われている一方で、今日甲子園球場では晴天下に夏の全国高校野球大会開会式が行われ大会が始まった。若々しい高校生がグランドを元気よく行進し、スタンドから大きな拍手が起きる光景は、実に平和そのものである。このように何の不安もなくスポーツを楽しめるというのが平和の有難いところである。ちょうど70年前の1953年の中学3年時に開会式を甲子園のネット裏から見ていたものだ。あのころは広島の惨状について詳しくは知らず、目の前の野球に夢中だった。あの時代が懐かしい。
5927.2023年8月5日(土) 日大理事長は面白そうだと興味半分の林真理子氏
昨日のブログ後段に取り上げた日大アメフト部学生寮内から大麻・覚せい剤が見つかった事件は、その後3年生レギュラー部員が所有していたとして逮捕され、その部員の名前も公表された。
実は、今年5月で休刊となった「週刊朝日」最終号の「休刊特別増大号」に28年間もの長期に亘り連載されていた、「マリコのゲストコレクション」対談の最終回で対談したのが、ゲストのエッセイスト阿川佐和子氏とホステス役で今話題の林真理子・日大理事長だった。その対談の冒頭で、阿川氏が林氏に「エッセイなどの連載の他に、日本文藝家協会理事長を務めて超多忙なのに、日大理事長なんてそんなに大変なことを引き受けたのですか」と尋ねた。それに対する林理事長の答えが不真面目というか、不誠実であると感じた。「だっておもしろそうじゃないですか。阿川さんもどうですか~」だった。況して長年に亘ってやくざ気質の田中英壽・前理事長が組織、職員ともに牛耳っていた大組織を、その実態を知らず組織で勤務経験のない林理事長がそんなに簡単に改革出来るわけがない。林理事長はこんな甘ったれた気持ちでマンモス大学日大の理事長に収まったのである。はたして林理事長が話したように理事長職はそんなに面白いのだろうか。この数日間のメディアで伝えられる様子から察するととてもそうは思えない。むしろ林理事長は神棚に祭り上げられ、大学の運営は実質的には学長以下の幹部が理事長に相談することもなく、行われていたというのが本当のところではないだろうか。日大は付属校も全国に数多く抱えるマンモス大学であり、その割にはあまりにも軽々に考えているのではないかと思う。因みに明日から始まる全国高校野球大会出場校49校のうち日大付属高校は実に4校にもなる。
8日の記者会見では、もう少し詳細を把握したうえで林理事長は会見に臨むと思うが、日大内に度々起こる不祥事を根絶するには、トップが遊び感覚では並大抵のことではうまく運営出来る筈がない。今後捜査が進められ日大も真剣に反省のうえに、不祥事が再発しないようしっかりした防止策を講じる必要がある。
さて、今日も朝から猛暑である。全国40都府県に熱中症警戒アラートが発せられた。福島県伊達市では最高気温が40℃に達し、全国で今年初の酷暑日となった。福島県内で40℃になったのは観測史上初めてのことである。東京都内でも35.9℃の猛暑日となった。これで東京都では猛暑日が今年16日目となり、過去最多タイとなった。
その反面、沖縄県に相当な被害を与えて東シナ海へ抜けた台風6号が、向きを変え沖縄、鹿児島、奄美大島の一部を暴風域に巻き込みながら再び接近して明日には線状降水帯が発生する恐れがある。奄美大島は最大瞬間風速45mを記録している。この勢いは衰えず、東日本、東海地方に押し寄せ、来週火曜日辺りから東京地方も降雨が襲来すると予報されている。
5926.2023年8月4日(金) 地球は夏と冬だけの1年に2つの季節に
沖縄が台風6号の影響を受け、暴風雨に襲われてんてこ舞いだったようだ。風雨が激しくまるまる2日間すべての航空便が運航を中止して、夏休みに家族連れで訪れた観光客も家へ帰ることが出来なくなってしまった。停電による不自由さに加えて空海路の物資輸送が出来ないこともあり沖縄諸島には食料品が不足して、県民は大分窮屈な生活を強いられていた。明後日から始まる夏の高校野球大会に出場する沖縄尚学高校野球部員も、漸く昨日になって臨時便で甲子園へ向かったという状態だった。中には、東京へ帰るのに偶々予約が取れた高知便で高知へ渡り、陸路大阪へ出て新幹線で東京へ帰るという家族連れもいた。心配なのは、一旦西方へ過ぎ去った台風6号が東シナ海洋上から季節風に乗って向きを東方に変え、再び沖縄に上陸する可能性があるということである。これまで台風が連続的に襲来してもそれは別の台風だったが、今回のように同じ台風が向きを変えて再び上陸するようなケースは恐らく初めてではないだろうか。
一方で豪雨、他方で猛暑のパターンとなり、東京は昨日も今日も暑い1日となったが、昨晩のテレビ朝日「報道ステーション」に出演した立花義裕・三重大学教授が、今後夏は益々暑く長くなり、そのしわ寄せで春と秋の期間が短くなって、いずれ1年が夏と冬の2つの季節になると話されたのには驚いた。大越健介メインキャスターをはじめ、他のレギュラーメンバーも呆気にとられた表情をしていたのが、何とも印象的だった。世界各国が地球温暖化防止に一丸となって結束が出来ない現状では、温暖化、灼熱化現象はこのまま止まることもなく、人類が炎暑の中で丸焦げになるのも時間の問題かも知れない。
さて、芸能人やタレントらの覚せい剤使用がしばしば話題になるが、今度は選りによって大学の運動部で大麻・覚せい剤が見つかった。それは日大アメリカン・フットボール部の学生寮内だった。大学から連絡を受けた警視庁が、家宅捜索をした結果見つけたものである。日大アメフト部と言えば強豪校として知られ、これまでに日本選手権「ライスボウル」をはじめ、大学日本一の「甲子園ボウル」で度々頂点を極めている。だが、スキャンダルも度々発生し、5年前には関学大の選手に悪質なタックルをして負傷させ、指導体制などが問われた。大学自体としても2年前に日大病院建て替え工事に関して当時の田中理事長が背任事件で糾弾され、理事長は所得税法違反で有罪確定となり、文科相の日大への私学助成金も不交付となった。その反省に立ち返り組織改革に取り組み、権力を独り占めにしていた田中前理事長から、一切しがらみのない作家林真理子氏が替わって理事長に就任した。
しかし、一昨日林理事長のインタビュー会見では、理事長はほとんどこの問題に関して知らないように思え、長年続いた田中前理事長当時の独裁体制による悪習が残っている印象を受けた。敢えて言うなら林理事長はお飾りで、実質的には経営に深くコミットしておらず浮いているような感じを受けた。日大は、2年前に懲りた筈の世間からの批判、非難を正面から受け止めず、再び過去の悪しき組織、体制のまま運営されているとように思える。テレビで有識者のコメントも林理事長に対して厳しいものだった。
これでは、また同じようなスキャンダルが学内で起きるのではないかと懸念している。取り敢えず、来る8日に理事長と酒井健夫学長が記者会見を開くというが、どんな応答が行われるか、視聴者を納得させる説明をして欲しいものである。
5925.2023年8月3日(木) トランプ氏3度目の起訴、アメリカの堕落と劣化
民主主義国アメリカの大統領職を1期全うし、今また2度目の大統領を目指す議員がこれほど民主主義を蔑ろにするような行為を度々実行するとは、誰しも想像もつかなかった。ところが「俺が!俺が!」の自意識過剰のトランプ前大統領は、恥ずかし気もなく3度も刑事事件に問われ、いずれも起訴されたのである。
この好い加減な人物の周囲には、彼を大統領へ押し上げようとする非民主的輩が大勢いるというのが、アメリカ民主主義社会の根本的な欠陥であり、とても理解出来ないところである。
一昨日トランプ前大統領が連邦地裁に起訴された。もちろん過去に大統領だったような人物が起訴されるような不祥事はこれまで一切なかった。名誉ある大統領職を汚した「罪人」とも「悪人」とも言える。
そもそもこの一連の蛮行は、2020年の大統領選に自信満々で臨んだトランプ氏が、民主党候補者バイデン氏に敗れそうになり投票日後まもなく、投票に不正があったと喚きだしたことが発端である。そのために当時のペンス副大統領にバイデン氏の勝利を承認しないよう圧力をかけたことが最初の起訴となった。更に21年1月前年の選挙は「不正選挙」だったと虚偽の主張をして支持者をワシントンの連邦議会に向かわせ議事堂を襲撃した。これが2度目の起訴となった。そして、選挙による平和的な権力の移行という民主主義の根幹を、大統領が自ら踏みにじる行為が問われた。それが3番目の起訴へ繋がった。トランプ氏には、この他にも不倫の口止め料を巡る虚偽記載のスキャンダル、フロリダの別荘へ持ち出した機密文書事件などでも世間を騒がせた。
以上はトランプ氏に対する虚偽や、作為、隠蔽等々のモラル面が暴かれた例だが、問題はもっと深部にある。それは、トランプ氏の常人とも思えぬ人間性に多くの支持者がまつわりついていることである。彼らもトランプ氏同様に人間性に問題を抱えた人たちが多いと想像するが、一番好ましくないと思われるのは、自分たち、或いは自分と考えが合わない人たちを差別することである。それは黒人層や、移民に対して厳しい見方をすることへ行き着いている点である。
懸念されるのは、今共和党内の大統領候補者として一番有力なのが、トランプ氏であることであり、とても理解することが出来ない。もし仮に再びバイデン大統領と選挙で争ってトランプ氏が勝ったら、冒頭自身に対する起訴を取り下げ、非民主主義的リーダーが超大国アメリカを統治して、リンカーン大統領の理想は崩れ、人種差別感をむき出しにして国際社会に顔を晒すことになる。
我々としては外野席から声をかけるようなものだが、何とかトランプ氏が選挙で敗れ、もう政治の世界へ顔を出さないで欲しいと願うばかりである。同時に強く感じるのは、アメリカ人が今や民主主義が分からなくなり、大分病んでいるということである。
5924.2023年8月2日(水) 今年7月の猛暑は過去最高、8月は?
昨日は日中ほとんど病院の建物内にいたため、一時的な降雨がさほど凄いものとは思っていなかったが、テレビ画面で観るとそれまで猛暑に襲われていた関東各地では局地的に激しい風雨が襲い、ゲリラ雷雨と言われるほど激しいものだった。沖縄では台風6号の影響もあり暴風雨に襲われ、夏休みに入り大勢滞在していた観光客が、外へ出られず、沖縄発着の航空便は今日も全便欠航となった。
ともかく今年の夏は随分暑いと感じたが、7月の暑さは45年ぶりに最高平均気温を更新して25.96℃を記録した。それどころか、過去120年間で、今年7月は観測史上最も平均気温が高い1か月だったという。7月の平均気温は45年前より1.5℃ほど上がったが、特に2000年以降に急に上がり始めている。
こういう統計もある。これらの数値は全国の観測地点の平均値であるが、都市化の影響の大きい東京都千代田区、大阪市中央区、名古屋市千種区、福岡市中央区の大都市4観測地点だけの調査なら、今年7月の平均気温は全国15地点の平均値25.96℃より3℃近くも暑い28.84℃だった。更にアスファルト道路上などでは照り返しが強く地上すれすれの直射日光が当たるような場所では、正式に観測された気温より20℃程度高いというから、小さな子どもたちや、乳母車の赤ちゃんにとっては熱波であろう。心配なのは、気象庁係官が、「日本は8月が最も暑く、今年は例年に比べても高温になる予報だ」と述べていることである。先日グテーレス国連事務総長が、地球沸騰化の時代に入ったと語ったが、このままの状態では毎夏蒸し風呂に入るようなものである。愚かな世界の政治家どもは、核開発競争には熱心だが、地球温暖化防止対策には口先ばかりで一向に具体的な対策を踏み出そうとしない。いずれ皆石川五右衛門になることだろう。
さて、時の経過や、ロシアのウクライナ侵攻などで人々の関心が薄れつつあるが、昨日でクーデター発生から2年半が経過して未だ事態が解決へ向かおうとしないミヤンマーで、ミンアウンフライン国軍最高司令官が首を傾げるような決定を下した。それはミヤンマー国軍が拘束した民主化運動指導者アウンサンスーチー氏に対して、33年の刑期を27年に減刑する恩赦を与えると発表したのである。どういうつもりで国軍がこの時期にスーチー氏に無意味で非情な恩赦を決定したのか理解に苦しむ。まったく茶番である。
そもそも国民から圧倒的な支持を得た国民民主連盟(NLD)の指導者として、スーチー氏は国家顧問在任中に国軍の軍事クーデターによって理不尽にも身柄を拘束されたまま、今日までその居場所すら分からない状態である。世界中から非難を浴びた国軍は、この期に及んで一方的にスーチー氏に科した刑罰を減刑することによって、国軍の寛大さを示して市民の抵抗を和らげる狙いと受け取られているようだが、あまりにも現実離れした対応であり、その意図が不明である。現在78歳のスーチー氏の刑期を33年から27年に短縮したところで、スーチー氏は刑期を終えれば105歳となっており、今釈放しなければまったく意味はない。
世界が非難するこのスーチー氏の身柄拘束に対して、世界の良識はまったく生かされていない。スーチー氏解放について、世界はもっと実行力のある行動を起こすよう広く訴えるべきではないだろうか。