充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。
ブログ・ご意見番の意見
ブログ一覧
6041.2023年11月27日(月) 就職志向により先行きの景気が読める。
今日の朝刊に就職情報会社が2面に跨る全面広告を掲載していた。就職活動中の大学3年生が、実際に社会人となる2025年3月卒業時の彼らの人気企業ランキングを紹介したものである。
特徴的なのは、一番人気は6年連続伊藤忠商事で、今世紀に入ってこれほど長く大学生の就職希望でトップの座を占めたのは、初めてだそうだ。そして、私が注目したのは出版会社が、2位講談社、3位集英社、7位KADOKAWA、9位小学館、の4社もベスト10入りしたことである。
近年メディアの中でも新聞業界と出版業界は業績に低落傾向が目立っていただけに、意外な感を抱くとともに些か驚いている。一種の知的産業とも言われるこれらの業界へフレッシュな俊秀が入社すれば、近未来にこれらの業界を底上げしてくれ、それは社会的にもインテリジェンス機運の高揚に繋がると思う。
その他に気付いたのは、コロナ渦が一段落して、人々が外へ出る機会が増えたのか、JTB、ANA、JALなどの観光関連企業が順位を上げたことである。その一方で、同じ観光業と関連性があり安定した経営の大手鉄道会社が、前年の57位から77位に下がったJR東日本が顔をのぞかせている程度にまで下がったこと以外、どの鉄道会社も100社以内に顔を出していない。かつては安定企業として上位に君臨していたメガバンクや、生保などの保険会社の人気も低迷している。
それにしても大学生の企業志向によってある程度景気の先行きが読み取れるのは、興味深いことだと思う。
さて、人口が減少し、地方の過疎化による交通手段が懸念されている。先月から「改正地域公共交通活性化再生法」という長たらしい名の法律が施行されることになった。地域の足をどう確保すればよいのか。赤字ローカル線をどう再編すればよいのか、鉄道事業者と沿線自治体を国が後押しする制度である。一応3年以内を目途に、鉄道の存続やバスへの転換に向けた方策をまとめる予定である。鉄道の存続にしろ、バスへの転換にしろ、かなりの出費が予想されることを考え、国が費用の半額を補助する計画である。
東京のような大都会に住んでいると気が付かず、つい見逃しがちであるが、地方都市にとって鉄道路線廃止は生命線であり死活問題でもある。最大の難題は、経費を償う収支改善である。地方の鉄道は乗客が減るばかりで、鉄橋、トンネル、線路などの維持、修繕などに掛かる多額の経費も負担になり、経営上の視点からつい赤字路線の廃止に考えが向かいがちである。自治体からは定時運転と大量輸送が出来る鉄道を出来ればそのまま維持したいとの声が強い。地方の鉄道、例えば、JR西日本の広島、岡山を通る芸備線の一部について、JR側は廃線を視野に入れているが、自治体は存続を望んでおり、両者間の調整をまとめるのも大変である。
現在自治体と鉄道事業者の間で、解決策が検討されている。確実な輸送が出来る交通機関としては、鉄道ほど利便性の高いものはない。通勤、通学に欠かせず、車を運転出来ない高齢者の足でもある。それだけに利用者、及び自治体にとっては代替手段に頭を痛めることになるが、鉄道から路線バスに替えても利用者にとって使い難いということであれば、それほどメリットはない。そこで費用を自治体が負担することによって鉄道を維持するか、或いは全面的にバスに切り替えるか、各地で検討中である。
10年以上も前のことである。ある時九州の地方都市をぶらついていた時に、日中ひとりで空いたJRに乗ってのんびり巡って珍しく、且つ穏やかな光景に心打たれたことがある。その時感じたのは、ブームになりつつあったインバウンドをうまく地方の列車の旅に利用すれば、外国人旅行者にとって、バスでは見られない日本の穏やかな地方風景をゆっくり堪能し、日本の良さも分かってもらえる。そんな印象に残るような旅行を企画出来るのではないかと思った。インバウンドにとっては、新しい旅行計画の利用に、鉄道事業にとっては利用者増加に、こういう苦難の時でもあり、ぜひインバウンドと地方鉄道のコラボを活用してみてはどうだろうか。
6040.2023年11月26日(日) 充実したゼミと仲間のお陰で楽しいコンサート
半年ぶりに浅草公会堂へ大学ゼミの有志仲間が集まった。今日は、格別寒いとの予報が出ていたが、実際朝から小雨交じりの雨模様で肌寒かった。東京の最高気温が、今季最低の5.5℃だった。これなら浅草界隈も人出が少ないだろうと楽観していたところ、いつもと変わらず浅草界隈は観光客でどこもかしこも人が溢れていた。特に、コロナ前と同じように外国人観光客の姿を数多く見た。
浅草公会堂へは、ゼミ仲間のひとりがアマチュア・オーケストラでチェロを担当し、今日は半年に1度の定期公演会が開催されるので、出かけたわけである。いつもと同じように聴衆は、楽団員の知り合いが多いようだが、熱心に聞き入っていた。今日期待していたのは、演奏される曲目が私の大好きなチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番で、あの出だしが何とも言えず感動的である。大学受験浪人中だった当時、チャイコフスキー国際コンクールで、当時23歳だったアメリカ人ピアニストのヴァン・クライバーンが優勝して衝撃的なデビューを飾った名曲である。それを初めてラジオか、テレビで聴いて感動し、すぐにLPレコードを買い求めた。爾来この曲がすっかりお気に召して、実家でよく聴いていたものである。
今日は、その名曲をピアニスト脇岡洋平氏が力強く演奏し、オーケストラと見事に合奏してくれた。藝大出の著名なピアニストとの合奏だけに、オーケストラの楽団員も大分緊張を強いられたようだ。もうひとつの演奏曲は、同じチャイコフスキーの交響曲第4番だった。聴いていて自然と胸に入り込んでくる名曲だったが、初めて聴いた知らない曲だった。
終演後、予定のある友人は帰ったが、残った9人で会食をして楽しいひとときを過ごすことが出来た。大学を卒業して60年が経過したが、ゼミで学んでいた仲間とは今も時折会って、本音を曝け出し心置きなく話が出来るというのは、幸せなことだと思っている。今では皆それぞれ仕事からは退き、後期高齢者として自由な生活を送っている。
在学中、サブ・ゼミの講師をしてもらった大学院生の親しかった先輩が、去る8月に亡くなったことが悲しいニュースだった。今日は食事の前に全員でほんの30秒程度だったが、黙とうを捧げて、世話になった先輩を偲んだ。
大学では、私は個人的には山岳クラブに属していたが、ゼミでは社会政策を学び、良き恩師に恵まれ、勉学でも部活動においても充実した大学生活を送ることが出来た。ゼミの合宿では猪苗代湖で勉学の一方、湖周辺をハイキングして思いっきり楽しんだことも懐かしい思い出である。その流れというのが、今日のコンサートであり、その後の楽しい会食だったと思っている。その意味でも、誰にも負けないほど有益で充実した学生時代を送ることが出来たと自信を持って言える。それもゼミで良き師、良き先輩、良き友人に恵まれたお陰である。次回は来年の七夕の日である。楽しみに待ちたいと思う。
6039.2023年11月25日(土) 日本一の高層ビル「麻布台ヒルズ」オープン
昨日日本一高いビル(330m)と言われる「麻布台ヒルズ」が公開された。まだ未公開の付属施設や、ビルがあり、グランド・オープンというわけではないようだ。いずれ他の付属施設は今後順次公開されることだろう。都市ビルとしてはかなり緑地スペースを取り、屋上部には庭園など緑の部分が多く、広場には果樹園などもあり、環境への配慮が覗える新鮮さが売り物のひとつでもある。敷地面積8㌶超で、その3割が緑地スペースだという。昨日オープンしたメイン・ビルは、主にオフィスや、商業施設、最上部13階層に高級マンションが入るが、店舗も150店が入居する。隣接される2つのレジデンス棟には、主に高級マンションが予定されている。年間3千万人が利用する予定だというから、かなり期待の高い皮算用だと思う。
思い出すのは、今から十数年以上も前だったと思うが、隣の六本木ヒルズ最上階の宴会場で開催した母校・湘南高校OB東京有志会で、当時森ビル社長だった森稔先輩が、この下の道路を含む土地を総合開発する計画を進めつつあると話されたことが強く印象に残っている。森社長は完成を見ることなく、亡くなられたが、それが今このような立派なプロジェクトとして立ち上げられたことを感慨深く感じる。
昨日は店舗や、屋上部の庭園には家族連れも多く訪れていたようだが、ここの5,6階には毎年人間ドックを受診している慶應病院予防医療センターが、信濃町から移転して来た。来年8月以降の人間ドック検査は、これまでの信濃町の慶應病院ではなく、ここで受診することになる。その際じっくり見学してみたいと思っている。
さて、パレスチナで今対立の焦点である一時休戦と人質解放問題について、昨日午前7時(日本時間午後2時)から4日間の予定で戦闘が休止された。気がかりなのは、イスラエル軍が常々公言している短い一時休戦である。イスラエル軍は、休戦の直前にガザ地区の住民に向けて声明を出し、「戦争はまだ終わっていない。人道目的での戦闘休戦はあくまで一時的だ」と強調した。そのうえで、報道官が、「ガザ地区北部の制圧は長い戦争のうちの第1段階で、我々は次の段階に備えている。今後は次の段階に向けて計画と準備に集中する」と述べた少々攻撃的な発言が気になっている。
一方のハマスの旅団報道官は、長期戦に向けてあらゆる準備が出来ており、徹底抗戦を続けるとイスラエルをけん制した。それに対してイスラエル国防相は、「これは短い休止に過ぎない。その後は激しい戦闘が続き、人質解放のためハマスへ圧力をかけることになる。戦闘は少なくとも2か月は続くだろう」と心底から休戦を望んでいるような気持ちは見られない。イスラエルのユダヤ教徒とイスラム教徒パレスチナ人が、止むことなく憎しみ合っている現状では、この諍いは半永久的に止むことはないのではないかと懸念している。これからも多くの犠牲者を生むことになる。両国上層部の過激で攻撃的な公言では、今回の一時戦闘休止も国際世論への単なる配慮であり、根本的な戦闘休止とはならず、例え今後も一時的な休戦はあったとしても、これからも戦争状態は止むことなく、悲劇はいつまでも続くことだろう。パレスチナとイスラエルの国民ばかりでなく、人類全体にとっても憂うべき状況である。
6038.2023年11月24日(金) 政治家への献金の不条理と韓国従軍慰安婦訴訟
どうも不透明ですっきりしない事象がある。
ひとつは、国会議員の政党支部の政治資金である。2021年の政治資金収支報告書の調査で分かったことであるが、国会議員が代表を務める政党支部が、企業や団体から献金を受けるケースの中に怪しい処理があることである。正に癒着を防止するために改正政治資金規正法により禁止されている政治家個人への献金の一歩手前である。政党支部への献金を政治家への寄付に振り替える抜け穴的な資金の流れを行っている政治家が大分いるようだ。
そして、驚くことは、約700人の国会議員の中で、430人の議員が代表を務める政党支部が、1万2千の企業や団体から約34億円もの多額の献金を受けていたという。その内自民党政党支部が、約31億2千万円で他の野党に比べて圧倒的に多い。献金を受けた自民党政党支部を覗いてみても、上位には1位麻生太郎副総裁、2位田村憲久元厚労相、3位伊東良孝衆院議員、4位茂木敏充幹事長、5位萩生田光一政調会長のように、ほとんど自民党有力者の顔ぶれが揃っている。これについて、政治に詳しい岩井奉信・日大名誉教授は、「企業や団体も政治参画の権利は当然ある。ただ、政党支部のほとんどは議員個人の団体の性格が強く、献金は議員が見返りに便宜供与する疑念につながる」として、節穴だらけの現法を改正すべきだと主張している。現在のルールはずる賢い政治家に都合よく利用されかねない。国会議員は国民のために活動するより、自分の私服を肥やすために活動しているとはよく言われる。この政党支部への献金などは、まさにその典型だと思う。
さて、もうひとつ気になった案件は、一向に終止符が打たれない旧日本軍の従軍慰安婦問題と元徴用工の損害賠償問題である。日韓請求権協定を韓国は日本と合意したことにより、いずれも解決したとされていた。だが、実際にはその趣旨が生かされていない。昨日ソウル高裁が下した元慰安婦への賠償金の支払いを日本政府に求めた判決には、元徴用工の問題同様に日本政府は遺憾の意を表明した。長い歴史的な裁判であるが、釈然としないのは、ひとつは日本政府が1965年に当時の韓国政府と結んだ「日韓請求権協定」により、日本政府は当時の韓国の国家予算に匹敵するほどの無償供与3億㌦の他に、有償供与として2億㌦を提供し、前記の通り日韓間の財産・請求権、及び慰安婦問題は完全、且つ最終的に解決とされた。
それが韓国側から無視され、剰えソウル高裁判決では、「国家には他国の裁判権が及ばない」とする国際法上の「主権免除」を配慮せずに、日本政府に対して損害賠償すべきとの判決を下したのである。当然日本は高裁判決を受け入れる筈もなく、これでは事態は一向に前へ進まない。現在96歳になった元従軍慰安婦のひとりは、韓国流の逆転勝訴に喜びを表した。だが、事態は彼女の求める方向には進まないだろう。現状では、これ以上解決の光は見えない。日韓請求権協定は韓国政府が国家の責任の下に受け入れたものであり、この先は韓国政府が韓国国民に対して元慰安婦や、或いは元徴用工を納得させるよう努めるべきであると思う。
6037.2023年11月23日(木) ジャズ・ライブショーを楽しむ。
今日は妹の次男坊のジャズ・ライブショーを鎌倉のジャズ・クラブへ鑑賞に行った。これまで銀座、原宿、渋谷、横浜、鎌倉で何度か鑑賞している。彼の母親である妹も鑑賞に来る予定だったが、今朝メールでコロナに感染したので、来られないと連絡があった。コロナ感染者が漸く減少しつつある中で、よりによって身内がこの期に及んで感染するとは、コロナも意地悪だ。
甥は大学で美術を学んでいながら、どういう経緯かまったく別の道である音楽関係へ進んだ。ピアノ、ベースを主に演奏し、今ではバンドのリーダーを務めながら作曲もしている。クインテッド演奏の合間に挟むトークもジョークを交え中々ユーモアに富んで場を和ませる。彼の新曲、そしてよく知られた曲をアレンジしつつ、♪ライムライト♪とか、♪サマータイム♪、♪枯葉♪、♪上を向いて歩こう♪などを演奏した。中々良い雰囲気の中で充分楽しむことが出来た。プロとして超一流になるには、もっと多くの試練を積み重ねて鍛えられないと成功とまでは言えないと思うが、前向きにやっているところが好いと思っている。
今日は「勤労感謝の日」で祭日であり、東京に近い観光地・鎌倉は、やはりかなりの人出だった。ここ鎌倉も以前オーバーツーリズムに困惑しているとの報道があったが、確かに駅前から鶴岡八幡宮へ向かう若宮大路に並行した狭い商店街・小町通は、押し合いへし合いの人混みだった。鎌倉は久しぶりだったが、高校時代から度々訪れていたので、何となく懐かしい。
さて、今以てこれという目に見える解決策が見えない日大アメフト部の大麻事件に纏わる日大は、その対応の悪さが指摘され、文部科学省から今月中に学内の管理状態など具体的な改善計画を報告するよう求められている。そこで昨日日大内で臨時理事会が開かれ、理事長、学長、スポーツ担当副学長の3人を、一時的に理事会から締め出して議論が行われた。残る理事らで人事などを話し合い、責任の所在について議論したが、結論には至らなかったようである。ただ、理事会の意見として、今回の事件の一連の責任を取って酒井健夫学長と沢田康弘・スポーツ担当副学長の辞任と、林真理子理事長の減給50%の処分を決めたようだ。結局理事会の責任については、結論には至らなかった。これが今の日大のガバナンスが機能不全に陥っている現状であるのかも知れない。今月末までには、日大は文部科学省に対して、問題の再発防止策を示すよう求められているが、日大のもたもたした現状から推して、果たしてそれが出来るのか懸念される。
国際問題では、パレスチナ自治区でイスラエルとハマスが4日間戦闘を休止することに合意した。実際にそうなるかどうかは何とも言えない。ただ、その休止の条件としてハマスは、イスラエル人人質50人を解放することであり、イスラエル側としてはパレスチナ人受刑者150人を解放する。漸くまとまった休戦であるが、4日という短期間で再び戦闘が始まるようでは、対立の解決とはならない。先の見えないイスラエルとパレスチナの対立である。
もうひとつ人騒がせな事件は、北朝鮮が一昨日夜軍事偵察衛星を打ち上げたことである。愚かな独裁者である金正恩・朝鮮労働党総書記の国連決議違反行為である。今後もこの無謀なロケット発射がエスカレートするに違いない。北朝鮮を支援する中国とロシアが、この危険な動きを制止しようとの行動を示さないことが、北朝鮮に違法なアクセルを踏ませているのだ。中国とロシアにも大いなる責任がある。