438.2008年7月25日(金) 言葉の意味を間違えて憶える。

 次のドキュメント作品「停年オヤジの海外武者修行」のゲラを早稲田出版㈱へ持参した。しばらく時間をかけ読んでもらい嬉しい結論を出してもらいたい。もし、内容を気に入ってもらえれば、何とか出版してもらいたいものである。前著「新・現代海外武者修行のすすめ」も文芸社に引き受けてもらい再販が決定したので、それとこれでセットにして「海外武者修行シリーズ」としてともどもパッと売れればこんなに嬉しいことはない。これからトルコ、カイバル峠、シベリアの写真を整理して内容にフィットした写真と地図を載せて、臨場感を盛り込たいと考えている。

 朝日朝刊の「国語に関する世論調査」の結果に意外な感じを持った。「意味を間違えて理解している人が多い」言葉の中で、「憮然として立ち去った」の正確な意味をこれまで間違えて使っていたことが分った。「腹を立てている様子」だとばかり思っていたが、正確には「失望してぼんやりしている様子」だそうである。分っていた人は僅か17.1%で、間違えて理解していた人の割合が70.8%だそうだから、われわれはどこでどう間違えて憶え、これまで大きな恥をかかないで済ましたのか。こちらが意味を間違えて使い、相手が意味を間違えて理解すれば、問題になることもないということになる。何か落語で聞いたような話である。まあ、ここで正しい使い方を知ったので、今後は正確な意味で使えると思うが、どうしてこんな慣用語を間違えて憶えたのか、気になってしようがない。

2008年7月25日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com