時折PCの具合が悪くなることがある。今書斎のデスクには3台のPCがある。主に「SONY VAIO」のデスクトップを使い、ホームページ用と旅行用には「PANASONICの LET’S NOTE」ノートパソコンを使っている。かねてよりこのままの状態でPCが起動しなくなったら、どうしようかと気になっていたところだ。
友人の大塚武夫さんが顔の広いところで、小糸武彦さんと仰る若いITコンサルタントを自宅へ連れてきてくれた。小糸さんはパソコンを遠隔操作して、PCの病を治療してくれる出張コンサルタントだそうである。そんなに有難いことを本当にやってもらえるのだろうかと半信半疑の思いだった。とりあえず、今日のところはVAIOを診断し、かなり内部を掃除してもらい軽くしてもらった。この契約を結ぶことによって定期的にPCの安全管理をしてもらえるわけで助かる。更に、HPの発信工房であるノートパソコンが異常現象を起した場合に備えバックアップとして、メモリーを外付けにしてデスクトップとノートパソコンの両方にリンクして同じ役割を任せれば、どちらかのPCに不具合が発生しても対処できるというアドバイスをもらった。
PCにはこれからも随分お世話になるわけで、性能が勝れていることに越したことはない。今やPCなしには一歩も前へ進めない。その意味でPCの安全管理にひとつの道が開けたわけで、これからも安心してPCへ向かうことができる。
今週に入って4人の日本人科学者がノーベル賞を受賞して日本中がお祝い気分だったが、一昨日のノーベル文学賞者には噂された村上春樹ではなく、昨日の平和賞受賞者も日本人ではなかった。今年のノーベル平和賞にはアハティサーリ・フィンランド前大統領が選ばれた。「今日の世界で、アハティサーリ氏は傑出した調停者だ」。ノーベル賞委員会はこう評している。確かに過去の受賞者に比べてもこれほど平和、或いは紛争の調停者、仲介者として業績を挙げた人は極めて少ない。ざっと挙げても、ナミビア独立紛争、ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争、北アイルランド紛争、アンゴラ内戦、ソマリア内戦、アチェの独立紛争、コソボ問題ほか、いかに他国の紛争に関わり幅広く活動していたか、この活動歴だけを見ても想像出来る。それにしても、この人のエネルギッシュな行動には頭が下がる。とても日本の政治家には真似ができない。今日開かれたG7に出席した中川昭一財務大臣の憮然とした顔つきとふてくされた態度、更に存在感のなさにはがっかりした。
夜になって突然驚くニュースが入ってきた。2月にサイパンでサイパン警察によって逮捕された、いわゆる「ロス疑惑」の三浦和義が、今朝サイパンから着いたばかりのロスアンゼルス警察内で自殺した。三浦は日本で殺人罪により起訴されたが、懲役刑を受け服役し出所後、自由の身となってサイパンへ旅行して逮捕された。ロス警察から身柄の引渡しを要求され、ロス到着直後に自らの命を絶った。
一事不再理という同じ罪で起訴されないということから、頑としてロス移送を拒んでいたが、最近になってロス行きに同意した。ただ、アメリカでは一事不再理ということが関心を集めたこともあってか殺人罪としてではなく、共謀罪として起訴される予定だったという。有罪なら共謀罪は軽くて25年、重いと死刑というから、ひょっとすると覚悟の自殺の可能性がある。