6999.2026年7月12日(日) 友人が演奏する♪第9・合唱♪に感動

 恒例の上野浅草フィルハーモニー管弦楽団の定期演奏会が、浅草公会堂で開かれたので、ゼミの仲間と鑑賞に訪れた。アマチュア・オーケストラではあるが、長い歴史を誇り、実力的にも練習を充分積んで毎年2回見事な演奏を披露してくれる。団員のひとりが大学の同じゼミ出身者で今から20年ほど前にチェリストとしてデビューした。毎年2度この演奏会でクラシックの演奏を楽しめるので、ゼミ仲間は同窓会気分でやってくる。

 我々がこの定期演奏会に集まるようになったのは、第40回ぐらいの時であるが、今日はもう80回目であり、20年の間毎年2回演奏を楽しませてもらっていたことになる。今日の演奏会は、第80回という記念すべき定期演奏会で、いつもとは若干記念的な試みを感じたのでステージもやや異なる。予め演奏曲目は聞いていたが、今日改めてプログラムを拝見すると、演奏される2曲ともベートーヴェンの、①「序曲レオノーレ第3番」と、②言わずと知れた「合唱」、「交響曲第9番」である。1曲目はいつも通り目をつぶりながら聴いていたが、2曲目の「合唱」には驚いた。プログラムには「合唱付き」と記されていたが、よく年末などになるとテレビで観るように、ステージの前半分はオーケストラが演奏しているが、後方ステージには約80名からなるコーラス・グループ、男女合唱団が立って歌った。そして、河地良智コンダクターの前に4つの椅子があって、ソプラノ鷲尾麻衣、メゾソプラノ加納悦子、テノール宮里直樹、バリトン河野克典ら著名なオペラ歌手が座をしめていたが、登場場面になると起立して堂々たる声量で迫力ある声を聞かせてくれた。4人とも東京芸大出の名の売れたクラシック歌手であり、流石にその迫力は今までに感じたことがないほど圧倒されんばかりだった。とにかくこれまで20年間の定期演奏会では、これほどの魅力的な演奏は初めてである。

 これは、私ひとりの感想ではなく、今日一緒に鑑賞したゼミ仲間が皆揃って感激ぶりを話していたくらい感銘を受けたものである。

 我々が皆この定期演奏会を楽しみにするようになって、仲間のチェリストも退くに引けず、80歳代になって厳しい練習を強いられているのが気の毒にも思える。恐らく団員の中で彼が最年長ではないかと思えるくらいであるが、若者に負けずに、「我々ゼミ仲間のために?」頑張ってくれている。

 今日終演後にいつも通りホテルのカフェで、感激しながら思い思いの気持ちを語り合ったが、皆いつまでも我々の友人でありゼミ仲間であるチェリストが、元気に活躍してくれることを望んでいる。今年は2度目の演奏会が11月29日に開かれるようで、早や残り4か月しかない。練習もさぞや厳しいことと想像される。何のお手伝いもできないが、気持ちだけは彼のチェロ演奏がフィルハーモニー全体を盛り上げ、しかも聴く人たちの気持ちを温かく包み込み爽やかにしてくれることを僭越ながら望んでいる。

2026年7月12日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com