6836.2026年1月30日(金) 共産党を除いて、各党とも右寄りに

 今朝NHK朝ドラ「ばけばけ」の後に放映された衆議院東京都小選挙区選挙政見放送で、自民党高市総裁、中道改革連合の野田共同代表と斎藤共同代表、そして共産党田村委員長が党の公約を述べた後、東京都各選挙区で立候補した3党の候補者が名前を名乗っただけで予定の30分が終わった。

 公示前から気になっていたのは、自民党というより高市総裁の右寄りの考えと防衛予算の過大な増額、そしてアメリカいいなりの外交姿勢である。特に気がかりなのは、非核3原則の①持たず、②作らず、③持ち込ませず、の内、③が怪しくなってきたことである。総選挙後、特に自民党が議席数を伸ばした場合、見直しの議論が進められる可能性が高い。その過程で自民党が国民を抜きにして議論を進めることである。一方、中道は、立憲民主党が公明党に譲歩しているケースが多い。気がかりなのは、安保法制が集団的自衛権の行使を認める存立危機事態において、自国防衛のための自衛権行使は合憲と認めたことである。立憲は「違憲部分の廃止」の従来の主張を転換したのだ。この変更には明確な説明が欠けている。その渦中にあって共産党の田村委員長は、中道の自民寄りの姿勢に危機感を抱いている。中道は、自民党政治への対決軸さえないと嘆いている。安保法制合憲、原発の再稼働、改憲論議の深化、など自民党に歩み寄っていると手厳しい。

 わが選挙区、東京第5区では、小選挙区に共産党候補者が立候補していない。従来から自民と立憲が勝ったり、負けたりを繰り返していたが、その都度共産党は立憲を支援していた。ところが、今回ばかりは支援しないことになった。立憲=中道の候補者はかなり厳しい戦いを強いられるだろう。

 さて、こんなとりとめもないことを想った。大相撲初場所が千秋楽を迎えてから、すでに1週間近くが経つが、最後に優勝決定戦が行われた結果、先場所に引き続き新大関・安青錦が連続優勝を遂げた。まだ、21歳で4年前に戦火の母国ウクライナを逃れて、これというコネもなく日本の大相撲界に入った。その後本人のひたむきな努力の結果、順調に勝ち続けて昇進し、あっという間に大関の地位を占めてしまった。それが連続して優勝とは相撲界もびっくりである。これからも日本の相撲界の伝統を破る勢いで力を発揮していくのではないかと期待される。

 ついては、安青錦のインタビューを聴いていると何とも日本語を流暢に話すのには、感心している。これは安青錦だけに限ったことではなく、一般的に相撲界の外国人力士に言えることだが、筆力はどの程度のレベルか分からないが、皆揃って会話が上手なことである。机に座って日本語を学んだわけではなく、普段の生活の中で日本人力士との接触によって少しずつ会話力を身に着け、向上させたと思う。相撲界の例から推察するなら、結局難しい日本語を外国人がマスターするためには、日ごろから日本語を話す機会を増やすことが絶対の条件である。言うならば、そこらの日本語塾に通うよりも相撲部屋へ入門した方が、日本語を早く身に着け、上達する道であるように感じられる。

 日本人が英語をものにするためには、日ごろから英語を話すアメリカ人らと会話の機会があれば、英語塾なんかに行かなくても英語が上達するのではないかと空想したものである。

2026年1月30日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com