昨日やゝ次元の低い地方選のひとつ、群馬県前橋市で市長選が行われ、小川晶・前市長が再選された。妻帯者である部下の男性職員とラブホテルで何度も会っていたというスキャンダラスな情報が拡散され、大きな騒ぎになっていた。山本一太・知事もその行動を厳しく非難していた。小川前市長は辞職し、改めて市長選に出たものである。本件に関連して昨年同じような一件で想い出すのは、市長当選後に学歴詐称が発覚して市議会で厳しく追求され、最終的に辞職して昨年12月再選に打って出た前伊東市長の田久保真紀氏である。再選に挑んだ2人の女性市長の結果は、伊東市長は敗れたが、前橋市長は市長に再選された。2人は正反対の結果となった。
2人の前市長の当選と落選の結果を分けたのは、何だろう? 2人ともスキャンダルが表面化しても市長職に留まって、直ぐには辞めなかった。田久保前市長に至っては、出身大学を卒業していないにも関わらず、卒業したとしてしばらくは謝罪も訂正もしなかった。その後大学に照会して中退ということが判明した。卒業式に出席もせず卒業証書も手元になく、卒業していないことは承知していた筈だったのに、それを偽り、選挙戦で学歴詐称のまま現職市長を破り当選した。しかし、偽証はすぐバレて、辞職を迫られた。それでも、市議会を解散して居直り続け、新市議会で再び辞任決議が行われ、漸く辞任した。しかし、すぐに出直し選挙への出馬を決断した。この間かなりの時間を浪費した。市政は止まったままである。それに対して、前橋市長はラブホテルの密会が暴露され不倫を指摘されたが、男女の関係はなかったとそれを認めなかった。それでも自身の行動が甘かったと市長を辞任した。そして出直し選に立候補した。
多くの識者がコメントしているが、スキャンダルはスキャンダルとして、自らの職の辞任を有権者が求めていることに対して、その際潔く辞任するか、いつまでも言いわけを言って引き延ばすかによって、その受け取り方がかなり違ってくるという。
再選の際は、候補者として市長の素養とか、選挙準備などによって候補者にとっては大分異なるが、前橋市長選では、その点においてライバルにはやゝ物足りなさがあったのではないだろうか。再選されても今まで以上にその前途には厳しいものがあると思う。反省点も充分頭に入れ、市民のために精力的に行動すると思うが、相当の覚悟と決断力が求められると思う。
反省し、反省し、反省し、反省し、反省したうえで、働いて、働いて、働いて、働いて、働いて 前橋市民のために脇目もふらずに全力投球されんことを願っている。
さて、夕方になってまたテレビ画面に速報として、呆れる報道がなされた。大阪府知事の吉村洋文・日本維新の会共同代表と大阪市長の横山英幸・日本維新の会副代表が、「都構想」実現のために、辞職してその実現のために出直し選に臨むと語った。以前に2度も住民投票を実施し、「都構想」は2度とも住民の理解を得られなかった。それも3度目の正直と言えるならともかく、時間と資金を浪費するための辞任と言わざるを得ない。日本維新の会というのは、こういう何を考えているのか分からない議員ばかりである。明日の本ブログにもう少し細かく報告しようと思う。