今年も今日と明日の残り僅か2日となった。今日は大分温かく都内の最高気温が16℃となり、これは11月下旬の気候だそうである。しかし、年が明けると急激に冷え込むようだ。新年は寒そうだ。奈良の長男が高校時代のクラブの仲間らと同期生会のようなものに参加するということから、わが家に3泊していたが今日奈良へ帰った。一昨日夕は長男、次男とその孫、妻を合わせて5人で会食したが、ラグビーをプレイしている孫は、身体の大きいロック・ポジションを務めているだけによく食べる。中学3年生で身長182㎝、体重80㎏だそうだから、傍にいても周囲から目立つ存在である。その孫と次男は昨日から全国高校ラグビー大会を見に大阪花園ラグビー場へ行った。今日神奈川代表校の試合を観戦したようだ。
さて、周囲では事件やトラブルとはまったく縁遠いが、海外では戦地や政争の地で相も変わらず事件が起きている。そのひとつ、中国は台湾問題がいろいろ国際的様相を呈している折に、何と台湾を包囲する5つの海空域で昨日から大掛かりな軍事演習を実施し始めた。最近の中国は、国としても、また社会全般にも少々常識外れと思える言動が多い。高市首相の台湾有事に備えた発言により現在日中間には険悪な空気が流れ、対日感情は悪化しているが、それは国として日本に対して過大に嫌がらせ行為を行っているように見える。中国人に日本への渡航を自粛するよう警告したが、その理由も日本の国情が最近不安定で、街頭で危険な目に遭うとか、中国人に対して日本人が暴力行為を冒しているから旅行を手控えるよう警告している。こういう相手国を中傷するような間違った情報を流すような有様である。
昨日からの中国の過激な軍事行動は、下手をすると戦火を点火することになりかねない。台湾はただ黙っているだけだが、台湾から各国へ向けた航空路線で10万人以上もの利用客に影響が出ているという。それでも中国は主権と国家統一のため必要な行動だとか、台湾独立勢力と外部干渉勢力に対する厳重な警告だと主張している。この好戦的な姿勢は変わることはないだろう。
この中国の些か常識を欠くような行動は別にして、出過ぎた発言をして異常に中国を怒らせた高市首相も充分自戒して同じような発言を慎んでもらいたいと思う。女性とは思えないくらい好戦的な首相が、世論調査によるとかなりの支持率を得ていることがどうにも理解出来ない。近年の首相の中でも突出した高支持率は何故かと疑問を覚えている。
実際今朝の新聞の読者投稿欄には、首相の言動に対する不審感が表れている。沖縄の77歳の男性は、台湾有事発言や中国を念頭にした宮古島や石垣島、与那国島への防衛力強化は沖縄県民を戦争への不安に陥れていると述べ、妻が被曝3世の男性は首相の安全保障環境の悪化を理由にした安保3文書の改定は、「戦争ができる普通の国」を目指しているように見えると手厳しい指摘をしている。
確かにメディアを見渡しても首相の保守思想と戦争論を正面から厳しく詰問する報道はほとんど見られない。このままだとどんどん戦争への準備が整備され、いつか戦争へ突き進むのではないかと心配である。高市首相自身ももっと冷静に「戦争」という恐ろしい行為がどうしたら起きるのかを考えて欲しいし、メディアにも戦争肯定論が現れたら厳しく糾弾して欲しいものである。