6172.2024年7月6日(土) 夫婦揃って新型コロナに感染とは!

 3日前に妻が新型コロナ・ウィルスに感染して厄介なことになったなぁと些か気分的に沈んでいたところ、私自身も体調に異変を来たしていたので、今日妻と同じ近所のかかりつけの内科医で検査してもらった。結果的に我が家では婦唱夫随で夫婦揃ってコロナに感染してしまった。どうもこの数日、喉が痛いし、気だるいと感じていたところへ、昨夕体温を測ったところ39.7℃を記録し、今朝も38.7℃だったり、これは明らかにコロナ・ウィルスが体内に入り込んでいるのではないかと思っていた。医師もコロナの兆候が見られると仰った。検査の結果、案の定やはりコロナだった。2人だけの老夫婦が,ともにコロナとなり、お互いに相手を思いやらなければならない。コロナ用に新たに服用薬が開発されたと聞いてはいたが、これが多種で分量も多く、価格もかなり高価である。今日から5日間は外出禁止で、その後の5日間は体調を注意深く見守る監視期間であるが、何とか夫婦揃って完治と行きたいものである。

 明日は大学ゼミの仲間がチェリストとして公演するオーケストラの定期演奏会が浅草公会堂であり、毎年2度の演奏会を楽しみに、そしてその後の懇親会も期待しているが、演奏会はともかく、懇親会は折角会場を幹事さんが設定してくれたが、私がコロナ化により公演会ともども参加出来なくなったことにより、折角の演奏会も「喜びも中ぐらいなりおらが夏」となってしまった。

 それに明日は、56名もの立候補者が乱立して注目されている東京都知事選の投票日である。魔が差したのか、先日期日前投票を済ませたので、国民としての権利を放棄することにはならなかった。ただ、妻は期日前投票も済ませておらず、不可抗力とも言える病のために国民の権利を行使するわけには行かなくなってしまった。

 いずれにせよ、これから10日間を無事乗り切れるよう妻ともども充分気を付けて行かなければいけないと覚悟している。

 さて、これまで気になっていた問題があった。難しい外国語を適当な日本語の表現に置き換える作業である。特にそれは固有名詞においてしばしば話題になっていた。しかし、地名や人名は極力現地語の発音に沿った書き方をするようになり、それは中・高校の歴史の教科書でも採用されている通りである。マケドニアのアレキサンダー大王は、アレクサンドロス大王となり、地名であるベニスはヴェネチアとなった。実は昨日の朝日新聞「天声人語」欄に中国の胡錦涛・元国家主席が纏わる小話が紹介されている。前記の例に倣えば、胡錦涛の中国名は「フー・チンタオ」だそうだが、そうは呼ばれず、日本語の音読のままである。英語の名前ならあまり場違いの名前になることはないようだが、中国語は特に発音が難しいということもあるようだ。かつて、外務省が中国人や朝鮮人の名前を現地の発音で呼ぶようメディアに通達したが、韓国人については、直ぐそうしたようだ。例えば、現在の韓国大統領は、尹錫悦であるが、メディアでは「ユン・ソンニュル」という音声で伝えているが、中国人の場合は発音が難しいこともあり、今以て日本語読みが行われている。中国側でも同じような問題を抱えているようで、岸田文雄首相も中国国内では、「アンティエン首相」と呼ばれているらしい。中々複雑で、難しいものだ。

2024年7月6日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com