5078.2021年4月7日(水) 直木賞作家・三好徹氏、黄泉の国へ旅立つ。

 このところ著名人の訃報が目につく。先日テレビドラマ「北の国から」で主役を演じていた俳優の田中邦衛さんが、先月24日に88歳で亡くなっていたことが発表された。「北の国から」は観たことがなかったので、むしろ加山雄三と共演した「若大将シリーズ」の青大将役の方が印象に残っている。

 そして4日には、文化勲章受章者で脚本家の橋田寿賀子さんが、急性リンパ腫のため熱海市内の自宅で亡くなられた。95歳である。

 お2人ともご高齢のうえ自らの能力を思う存分発揮されて旅立たれたので、恐らくこの世に思い残すことも後悔もないことと思う。

 そんな折、今日新聞である作家の訃報を知った。亡くなられたのは直木賞作家でペンクラブ副理事長も務められた三好徹氏である。実は、三好氏とはこれまで挨拶程度で突っ込んだ話をしたことはなかったが、6年前に日本ペンクラブの理事選挙に小中陽太郎氏ら同志とともに立候補した時、井出孫六氏とともに推薦人となっていただいた。その時は残念ながら落選だったが、その2年後に再びご推薦をいただき、理事に当選することが出来た。理事当選後は、同志とともにそれまで理事会が消極的ムードで、限られた役員だけが活動するような偏った運営に対して会員の間から不満が噴出していたので、これを正し活を入れるべく理事会で積極的に発言し、2年後の総会会場では会員を前に不明瞭な会計、並びに一部理事の違法とも思える理事選挙工作を糾弾して、これを認めさせた。だが、仕返しや反動もあり、次の理事選では敗れた。残念ではあるが、以後ペンクラブの活動からは足が遠のいている。

 早速小中陽太郎さんにメールで三好氏ご逝去の連絡をしたところ、すぐに「率直な方、悲し」と返信があった。

 ついては、健康問題について一言。1月に「八十冒険爺の言いたい放題」を上梓して、海外で忙しく動き回っているような印象を与えているようだが、実際には80歳を超えると健康面でいろいろ不自由な面が表れ、中々思い切ったことが出来なくなる。現在82歳となり、かつての健康優良児も身体にやや衰えが感じられるようになった。現在腰と左ひざが痛むので時折通院しながら、薬を服用して身体をケアしている。この1週間ばかりの間に両足の甲が腫れてむくんできたので、医師のアドバイスもあり出来るだけ足を上げて血流を良くするよう努めている。ウォーキングは距離を短縮し、就寝時もベッドの下方に座布団を置いて足を乗せるよう努めている。幸い昨日辺りから若干効果が表れて甲の部分に青い血管が浮かんでくるようになった。血流が良くなった証しである。毎日体温を計測し体重も量っているが、体温は平熱で、体重も一時上昇しつつあったが、このところ下がり始めた。良い方に向かっているようだ。しばらくはこのまま続けていきたいと思っている。

2021年4月7日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com