4081.2018年7月16日(月) 日本の3大祭・祇園祭鑑賞の旅へ

 今日は祝日「海の日」である。以前は7月20日だったが、今では7月第3月曜日に変わった。2020年東京オリンピックの年にはまた変わるらしい。1日の「山の日」に比べて軽く扱われているようで、ちょっと影が薄い。

 さて、今日から祇園祭を鑑賞する「クラブツーリズム」ツアーで京都、そして神戸に来ている。京都では今日は前祭の宵山で、明日祇園祭本番を迎え山鉾巡行を桟敷席から鑑賞するが、その山鉾の中へ入らせてもらいそれがどういうものか見学させてもらった。鉾の天井の刺繍の素晴らしさに驚いた。3日間の旅はパッケージ・ツアーで今年傘寿を迎える80歳の「高貴高齢者」とその連れ合いが、2台のバスに分乗して80人が参加したものである。同じ年齢なので比較的話が合うように思う。

 中学生時代に京都で過ごした感傷から、京都3大祭のひとつでもあり日本3大祭でもあり一度じっくり見てみたいと思っていた。京都市内には父の勤務上の理由から僅か1年半しか住んでいなかったが、やはり京都の街の雰囲気は東京とは違う。そして子どものころの実感としても暑い都市だと思っていたが、今日も優に38℃を超えた。バスガイドやドライバーも今年は特に暑いと言っていたほどである。

 その後京都市内から神戸港へ出てピアノ演奏付ディナー・クルーズを楽しんだ。クルージングは港外を2時間かけて1周して港へ戻った。港に面したホテル・オークラ神戸でゆっくり休み、明日の山鉾巡行を楽しみにしている。

 ところで、今朝の朝日一面「カタ」記事を読むと、今安倍政権が成立を目指しているカジノを含む統合型リゾート(IR)実施法案について、朝日が実施した世論調査の結果が紹介されている。今国会で法案を成立させるべきかとの問いに対して、「その必要はない」が76%で、「成立させるべき」が17%にしか過ぎない。まともな人間なら誰に尋ねようとも同じ回答を得られる筈で、こんな悪法に賛成するわけがない。国が賭博を公式に認めようというのだから、政治家たちは何を考えているのか分からない。こんな法案を発案した政治家の頭の中を覗いてみたい気がするほどである。

 野党は大阪のカジノ特区設置を目指している日本維新の会を除いて、すべて反対である。しかし、恐るべきはいかなる法案でも数で勝る自民党・与党が、大きな反対を受けようとも一旦決めれば、法案を通すことが可能だと信じきり、現実にこれまでそうやってきたことである。良識ある国民がいかに反対しようとも、博打大好きな自民党と公明党、日本維新の会の血迷った行動を現状では止める手立てがないことである。多数決で何でもかんでもやってしまうのが、今の自民党政権のやり方である。

2018年7月16日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com