3159.2016年1月6日(水) すわっ!北朝鮮で水爆実験

 今日昼ごろ驚くようなニュースが入って来た。今日午後になって北朝鮮政府は、日本時間今日午前10時30分に水爆実験を成功させたと発表した。原爆ではなく、水爆実験というところがショッキングである。その威力は広島へ投下した原爆の約1000倍と言われている。北朝鮮による核実験は2013年2月以来4回目である。

 北朝鮮はアメリカから経済制裁を受け、非常に苦しい国家経済の中で、最近では友好国だった中国とも核実験の扱いを巡って疎遠な関係になって、いわゆるどこの国からも相手にされなくなっていた。特に厳しい対応を求めるアメリカに対して、北朝鮮はその憂さ晴らしに一発ドカンとやって存在感を誇示したくなったのではないだろうか。日本、韓国、アメリカはもちろん、かつての同盟国・中国も厳しいコメントを述べている。安倍首相もこの暴挙を重大な脅威であると厳しく非難し、各国と連携しながら国連安保理事会で断固たる対応を取ると語った。

 日本国内では、広島、長崎の原爆被爆者が怒りを露わにしているが、北朝鮮の拉致被害者の家族はまたも交渉が頓挫するのではないかと成り行きを憂慮している。

 夕方から夜にかけてテレビ局のニュースを観ていると、必ずしも水爆実験を行ったとも言えないという見方もある。特に地続きの韓国が水爆とは思えないと懐疑的に述べている。それでも各国ともその可能性が高いとしてそれぞれ精査する。

 北朝鮮がいくら自国内に水爆保有のPRをやったところで、所詮北朝鮮への理解や賛同の気持ちを増すことは有り得ず、どこの国も北朝鮮から気持ちが離れていくだろう。そんなことが分からないのが、将軍様金正日の馬鹿息子である金正恩第1書記であり、そんな無茶な行動を抑えられないのが北朝鮮政府の無能な取り巻き連中である。

 新年になってサウジ・アラビアとイランの対立が高まり、これがシリア内で活動するISを利するのではないかとの懸念がある。そこへ新たな難問、北朝鮮の水爆実験である。当分国際社会は緊張を強いられる。まったく北朝鮮という国と金正恩という人物は訳が分からない。

 テレビ朝日「報道ステーション」に、知り合いの軍事アナリスト・小川和久さんがゲスト出演され、北朝鮮情勢について持論を静かに語っていた。やはりあまたいる軍事アナリストの中で、小川さんは一番問題に精通し論理的に筋が通った話し方をされていると思う。

2016年1月6日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

3158.2016年1月5日(火) 周辺国へ波及しそうなサウジとイランの断交

 昨年末から引き摺っている風邪と左膝の炎症が年を越しても良くならない。昨日は内科医で診てもらい改めて服用薬をもらってきた。悪いことにその折血液検査をしたところ血糖値が220に上がっていた。医師の診断では、久しぶりの200超えは要注意ということだが、お餅を食べたことも影響しているそうだ。松本整形外科医では、CRP検査をしてもらった。膝は少しは回復しているが、まだ経過観察状態である。正月早々内科と整形外科のお世話になり、新しい年のスタートとしてはあまりパッとしない。

 昨日から今日は3月の陽気でポカポカしている。家の中に籠りきりというのも健康に良くないと思い、このところ控えていたウォーキングで近くの駒澤公園に出かけた。駒澤陸上競技場では元旦からサッカー・インターハイが開かれているが、今日は準々決勝戦のうち2試合が行われた。その1試合が地元駒大高と実力校・東福岡高戦だったので、前半15分過ぎだったが、入場料1500円を払って観戦した。大応援団に背を押された駒大高はのびのびと互角以上ゲーム展開だったが、後半ふとしたクリアミスで決勝点を奪われ、0-1でベスト8止まりとなった。もう1試合の石川・星稜高対高知・明徳義塾高戦は途中で退場した。

 さて、昨日の本ブログにも書き込んだ通り、サウジ・アラビアとイランの対立による国交断絶が、国際社会に大きな波紋を投げかけている。サウジ・アラビアと親密な関係にあるバーレーンとアフリカのスーダンもイランとの断交を発表した。サウジとイランの断交の背後に、アメリカの影響力の低下と外交戦略があったとする説がある。そもそもサウジとイランは同じイスラム教でもサウジのスンニ派、イランのシーア派が主力でお互いに角突き合わせていた。その間核開発問題でイランがアメリカから経済封鎖され、それを横目にサウジがアメリカと友好関係を強めていた。そこへ昨年アメリカがイランの経済封鎖を一部解いて縒りを戻していた。これがサウジにはカチンときて、アメリカと距離を置く一方でしたたかなロシアがサウジに近寄って来ているのが現況である。

 中東情勢はよく分からない。まったく一寸先は闇である。今後この行方はどうなるのだろうか。

2016年1月5日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

3157.2016年1月4日(月) 騒がしい内外の仕事始め

 今日は仕事始めで勤め人は職場へ出かけて今年1年の業務繁栄を心がけることだろう。もうそんな気持ちから10年以上も遠ざかった。安倍首相も今日午前新年年頭の記者会見を行った。午後には通常国会が召集された。首相が自民・公明で過半数を獲得したいと述べ、憲法改正については夏の参院選で訴えるとも語ったが、語るに落ちたかの感がある。明らかに憲法改正を目指していることはミエミエである。アベノミクスは今年真価を問われる1年となるだろうが、その出足を挫かれるように、今日大発会の東京株式市場は、582円73銭の大暴落から始まった。何でも中国の取引暴落の影響を受けているようだ。中国では今日から採用されたサーキット・ブレーカーと称する「強制安全弁装置」により、株価が5%を超えて上下した場合は、市場を15分間停止する。株価の上下が7%以上を超えた場合、その日の大引けまで取引は停止されることになった。

 今日早速上海市場でサーキット・ブレーカーが作動した。中国は昨年来景気の低迷が叫ばれているが、その他にも政治的、外交的に大きな問題を抱えている。新年早々共産党指導部を批判した香港の書店経営者や作家らの身元が不明となった。当局に身柄拘束されているとの見方が強い。更に問題とされている南沙諸島に建設中の滑走路で中国空軍機が滑走訓練を始めたと伝えられ、アメリカが懸念を示した。このままだと大きな外交問題に発展する可能性がある。今年も中国は世界中を悩ませ、騒がせて厄介者のまま1年を過ごすことになりそうな予感がする。

 いずれにせよ今日の中国株式市場の暴落が、東京証券市場にも影響が及んだ。

 さて、今年も忌わしいテロは中東地域を中心にして発生すると思われるが、新年早々イラン政府とサウジ・アラビア政府が非難の応酬である。両国ともに外交関係を断絶すると発表した。何でもサウジ・アラビアに囚われの身となっていたシーア派の宗教指導者、ニムル師ら47人をサウジ・アラビアが2日処刑したことに抗議したイラン人群衆が、テヘラン市内のサウジ・アラビア大使館を襲撃したことがことの発端である。それに対するサウジ・アラビア側の反撃が、イランに対して外交官を国外追放する処置である。それを受けたイランもサウジ・アラビア外交官に対して国外追放措置で対抗している。

 1989年の東西冷戦解消後、しばらく平和な状態を保っていた世界が、近年アラブ諸国やアフリカを地盤に貧困問題、差別問題、宗教対立等から不満が一気に爆発したようで、それが収まるどころか益々勢いに拍車がかかっている。

 果たして今年はそういう傾向が少しは収束へ向かうだろうかと一抹の期待を抱くが、お互いに憎しみ合いが強まっているので、中々一気に解決という方向には向かいそうもない。

 このまま世界平和は永遠に夢で終わってしまうのだろうか。

 

2016年1月4日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

3156.2016年1月3日(日) 美味しい「うなぎ弁当」のアイディア

 昨夜は久しぶりに温泉に浸かり、すっかり好い気分になった。夕食も朝食もそれぞれビュッフェ・スタイルながら結構な雰囲気の内に美味しく味わうことが出来た。朝食後、ホテルの送迎バスでJR軽井沢駅まで送ってもらい、帰りの新幹線出発までアウトレットでランチを摂ったり、ショッピングをしたりして時間を過ごす。

 下らないと言えば下らない話だが、今日面白いことを知った。

 上りの新幹線自由席は大分混んでいるようだった。帰って来てニュース番組を見ると上りはどの新幹線も混み合って、上り高速道路も渋滞だと言っていた。夕飯に丁度好い時分に家に帰り着きそうだったので、東京駅の駅弁屋で夕食用に駅弁を買った。見た目が良かったのと、うなぎ好きが嵩じてついうなぎ弁当を買い求めたのだ。税別で1800円だから駅弁にしては少々お高い。だが、重ね弁当風に見えたので、敢えて無理して買い求めた。

 さて、夕食で食べる段になって、この弁当が特別なものだと知った。名前は単に「うなぎ弁当」とありきたりのものだ。だが、変わっているのは、次の文言が付いていたことである。「ヒモを引っ張れば『温ったまる』<加熱機能付容器ナルホット使用」とあり、使用方法がくどいほど詳しく書いてある。それが、ヒモ付でそれを切れるまで引っ張る。そして5~6分ほどそのままにしておく。すると熱い蒸気が出てうなぎが食べごろになる。実際そうしてみた。確かに湯気が出て完全に温まり美味しい「うなぎ弁当」となっていた。初めて知ったが、単なる弁当が食べごろになった原因は、「ナルホット」という熱剤が弁当箱の下段に収まって、ヒモを引っ張った時動き出し役目を果たしてくれたのだ。小さなことだが、たかが弁当にまでこんな器用なことを仕組み、美味しい弁当を食べさせてくれた日本式おもてなしというわけだ。それでも電車内とか、バス内ではあまり勧められないようなことが書いてあるから、噴き出してしまう。それでは駅弁にならないではないか。

 実に取るに足らない話ではあるが、わが国では駅弁が今鉄道利用者の間で人気が高いのは、飾り付けが良くて見た目が好いとか、美味しい、安いなどといろいろ理由があるが、こんなにも出来上がったばかりのうな丼に近い味を出すような工夫をするとは、駅弁屋のアイディアと小細工に感心したところである。

 正月早々ちょっと脱線した話になってしまった。

2016年1月3日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

3155.2016年1月2日(土) 正月3ヶ日の軽井沢旅行

 二男一家のお誘いで今日は軽井沢へ1泊旅行と相成った。積雪を心配して二男も私たちもドライブを止めて別々の新幹線で軽井沢へ向かった。東京駅から僅か1時間14分である。偶々周囲の座席には外国人観光客が乗り合わせていたが、その1人がニュージーランド人だった。先のラグビー・ワールドカップ優勝のお祝いを述べたところ喜んでもらい、日本が南アフリカを破ったことを随分祝福してくれた。どんな旅をしているのか多少興味があったが、仲間もいたようだし、軽井沢駅で降りる時そのまま長野へ向かう彼らにそっと別れの挨拶をした。

 息子が手配してくれたのは、「軽井沢倶楽部ホテル軽井沢1130」という長たらしい名称のホテルだった。「1130」という数字が妙に気になったが、ホテルのWeb siteで見ると、軽井沢の「標高1130m」に謂われがあるそうだ。ホテルはJR軽井沢駅から浅間山・鬼押し出し方面へ向かってバスで45分くらいの雑木林の中にある収容力がかなりあるホテルだった。随分資金を投資して建造された建物だとお見受けした。ホテル形式ではあるが、いわゆる温泉旅館で肩の凝らない宿で、久しぶりに大衆浴場にも浸かった。

 軽井沢駅前で息子たちと待ち合わせしている間に、南口側にある名物の軽井沢ショッピング・モールをぶらぶら歩いたが、大勢の観光客で溢れ、数年前の夏に近くのプリンスホテルに泊まり、買い物に訪れた時期と人出は変わらないほどだった。軽井沢と言えば、夏の避暑地の代名詞だったが、今や季節に関係なく多くの観光客がやって来るのかも知れない。だが、モールの駐車場の車を見る限り、流石に東京の車は少なく、近郊県の車が圧倒的に多かった。旧軽井沢方面の様子が分からないので、何とも言えないが、仮にモール周辺にしか人出がなかったとするなら、軽井沢はやはり夏の避暑地ということになるのだろうか。

 景気は良いのか、悪いのか肌に感じることはあまりないが、あれだけ買い物客が繰り出して来るというのは、景気が良い方なのかも知れないと感じる。

 まあ4歳の男児と2歳の女児の孫との旅となったが、2人とも子どもらしく元気で明るく無邪気なのが取り柄だ。明日あと一日お付き合いすることになる。

2016年1月2日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

3154.2016年1月1日(金) 母校で新年恒例のラグビー祭

 年の初めの例とて 終わりなき世のめでたさを 松竹立てて門ごとに 祝う今日こそ楽しけれ

 と国民学校1年生の新年に学校で歌った「一月一日」だ。あれから70年が過ぎ、最早この歌は歌われなくなった。

 元日の今日、母校湘南高校ラグビー部では母校で恒例によりラグビー祭が開かれた。毎年車で出かけるが、母校まで40㎞足らずなので、第三京浜と東海道を通って40分程度で行ける。有り難いのは、元日はいつも晴天に恵まれることで、今年は特に風がないのが良い。グランドには現役、OB合せて100名程度が集まった。午前中は現役チームと若いOBチームの練習試合だが、やはり大学でもプレイしているフィフティーンで固めた若手OBチームの方がどうしても力は上だ。丁度新人戦の最中でもあり、母校チームは2回戦を突破して次の3回戦のためにうってつけの練習になる。その後OB会定期総会を開催して懇親会へ移る。

 ここでは毎度のことだが、乾杯の発声を頼まれる。いつもながら部員の母親らの協力で料理を作っていただいている。今年は1年生だけで1チームを作れると顧問が言われた通り、3年生がチームから抜けた今でも、チームとして残った部員が多いのは頼もしい。我々の時代には、考えられなかった層の厚さである。

 部員を支える施設などでも校内合宿所が整備され、OB会としても夏の菅平合宿の費用を一部補助したり、壊れたタックルマシンも新規に購入して提供している。学校も今日ラグビー部OBの副校長と顧問が参加されたように、支援体制がしっかりして、その点では部員たちは恵まれていると思う。

 今日は偶々ワールド・カップの南アフリカ戦を実況中継した、NHK仙台支局勤務で35年ばかり後輩に当る豊原謙二郎さんが、生々しいWC体験について臨場感を交えて話してくれた。最近の話題となった実況熱血放送について当のアナウンサーから話してもらったので、部員たちは感激し、話も大分参考になったのではないかと思う。

 あの南アフリカを破った逆転トライ直前にウィングへボールが回り「行け!行け!」と絶叫し、その直後40秒間一言も話さなかったパフォーマンスについてその是非論があるようだが、私は彼に臨場感が伝わって良かったと話した。その間隣席の同僚からジェスチャーで話せ、話せと言われたが、それを制止して沈黙の空間を作ったと言っていた。彼もNHKの内情についてもいろいろ話してくれた。面白かったのは、試合中解説者にひょっとする、3-7ぐらいの割合で勝てる可能性があるのではないかと話したところ、解説者はとんでもない、あっても精々1-9ぐらいだと言われたそうだ。それほどの大番狂わせゲームだったのだ。また、逆転トライを決めた後、まだコンバージョン・キックをしていないのに、思わず「日本が南アフリカに勝ちました」とフライング気味に口走って注意されたとか、楽しいエピソードを聞かせてもらって中々愉快だった。

 こういう千載一遇の歴史的な勝利を中継する機会を得たことは、彼自身にとっても幸運だったし、うまく波に乗れることが出来たのではないかと思う。彼には拙著を贈ってこれからも活躍されるよう励ました。

 さて、帰路戸塚市内の地下道を潜った際、渋滞して、いざ発進しようとしたところエンジンがかからない。慌ててブレーキペダルを踏んだが、ブレーキがかからない。危うく前の車に追突しそうになった。計器盤の赤いランプが点滅していた。エンジンが切れてしまったのだ。幸い再び起動させたところエンジンがかかった。しかし、その後再び同じようにエンジンが切れてしまった。昨年末エンジン・オイルのコイル?が故障して付け替えたばかりだ。嫌な予感だが、わが家の車は、欠陥品なのだろうか。ちょっと故障が多過ぎる。月曜日にVWに連絡を取って相談してみようと思う。

2016年1月1日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com