22.2007年6月5日(火) プーチン流のパフォーマンス

 今に始まったことではないが、ロシアのプーチン大統領がいよいよ本性を顕してきた。北方領土を返す意思がまったくないことを表明した。第2次世界大戦の結果、4島の帰属性がロシア側にある点では、疑問の余地がないと断言した。ついに来たかという印象である。ロシアという国はそういう国であることは、歴史的に国際紛争を追っていけば推測できる。私自身最近ロシアに関する講演が多いが、改めてロシアの横暴について私の考えを書かねばなるまい。もうひとつ、プーチンが言い出したことは、ロシア大統領の任期が4年では短いと言い出した。来年の大統領選挙に憲法改正をやてのけてでも出るのではないかと言われていたのを終始否定してきただけに、法衣の下に衣が見えた感じである。こんな理不尽な大統領と付き合わされるのは大変だ。残念ながら対抗できる政治家が日本にはいないことが残念である。

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21.2007年6月4日(月) ヘリペアとは?

 ヘリコプターに関する話題2件。ひとつは、穂高小屋へ荷揚げしていたヘリコプターがまた墜落した。同じヘリ会社のヘりは2日前にも恵那山で墜落してパイロットが亡くなっている。急に突風が吹いてバランスを崩したようだ。山岳気象は怖い。ニュージーランドのマウント・クックをヘリ飛行したことがあるが、緊張感を強いられた記憶がある。学生時代に穂高小屋へも何度か立ち寄ったことがあるが、いまや荷揚げはほとんどヘリに頼っているようだ。われわれが登山していた頃は、「強力」が大きな荷を担ぎ上げていたものだ。我が家の愚息たちの家庭教師をやってくれたアルペンクラブの後輩もアルバイトに「強力」をやっていた。その彼も卒業を待たず、惜しくもカラコルム山塊で若い命を落としてしまった。ご両親とはいまでも交信しているが、好青年で、息子を良く看てくれた人懐っこい笑顔が懐かしい。

 もうひとつは、最近の大学生の保護者を「ヘリペア」と呼ぶのだそうだ。「ヘリペア」とは、ヘリコプター・ペアレントの略で、大学生の周辺を離れず近くを旋回しているのだそうである。なるほど、うまい表現だと思うが、頭だけは突出しているが、自分で何も出来ない親離れしていない大学生をずばり言い当てていると思う。親子揃って墜落しなければいいが・・・。

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20.2007年6月3日(日) 新進気鋭?のチェリスト誕生!

 今日はゼミの1年後輩である赤松晋さんが、アマチュア・オーケストラ「上野浅草管弦交響楽団」のチェリストとしてデビューしたので、ゼミの仲間、先輩から後輩まで10数名が挙って会場の浅草公会堂へ出かけた。会場はいっぱいだった。お母さまが東京芸大ピアノ科を卒業され、元々音楽の素養があった人だが、3年間の特訓でよくぞここまでと、その努力に全員脱帽だった。かなり大きなオーケストラだったが、聞けばその中で赤松さんは最年長だという。彼は若く見えるので、最年少と言っても分からないくらいだ。演奏曲目は、ベートーベンの第1交響曲と、マーラーの交響曲‘巨人’だった。マーラーの曲は難しそうで吹奏楽器なんか苦戦している様子が分った。終わってから新進チェリスト夫妻を囲んで、老舗「神谷バー」で懇親会。6人の奥様方も交えて和気藹々のうちに散会した。年に2度定期コンサートを開催するそうだが、注文をつけさせてもらえるなら、次回はわれわれ素人にも分りやすい選曲をしてもらえると有難い。

  それにしても今日の浅草は暑かった。仲見世は見物客でごった返し、外人客とはとバスツアーの観光客が目についた。

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19.2007年6月2日(土) 「精神一到」と「精神一統」

  3日前に白鵬が横綱伝達式の際日本相撲協会の使者に図らずも述べた口上「精神一到」について、「精神一統」ではないかと何となく思っていた。寡聞にして真の意味を知らず、出所はどこかと思っていたが、何故かいつも論評するマス・メディアが一向に反応せず解らずじまいだった。今日三省堂編纂の「必携故事ことわざ辞典」で、朱子語録の「精神一到何事か成らざらん」から引用したと漸くわかった。そういえば納得がいった。まさにコロンブスの卵である。この諺はあまりにも有名であるが、今の今まで「精神一統」だとばかり思っていたし、諺は諺として意味を成すのであって、諺から飛び出て「精神一到」の熟語だけが独立して意味を持って使用されるとは思いも寄らなかった。

 ところが、夜10時のTBS番組「ブロードキャスター」で、エッセイストの玉村豊男氏が、まったく私と同じ疑問を呈していた。つまり、この言葉は四文字熟語でなく、全体の諺の中の一部として使われている言葉だと述べていた。まさにわが意を得たりである。この辺りをマス・メディアはどう考えているのだろうか。

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18.2007年6月1日(金) 無頼派作家・檀一雄

 今朝のNHKニュースの中で、福岡市能古島(のこのしま)に住むカナダ人の盲導犬の話題を伝えていた。一度その島を訪れたことがあるので、早速「JAPAN NOW観光情報協会」機関紙次号用にエッセイを書いた。檀一雄の旧宅を訪れたが、老朽化していて年内には取り壊してしまうらしい。牧歌的で静かな場所で、島人口も少なく島民は親切でお人好しばかりのようだが、そんなところに檀一雄は魅入られ住みついたようである。

 6年前にポルトガルのサンタ・クルスというところを訪れたが、ここも檀が1年半もの間住みつき、気持ちをリフレッシュして、帰国するや一気に‘火宅の人’を書き上げ脱稿したという。ここの人々との交流が檀を書く気にさせたようだ。都会にいないと書けないという作家もいるようだが、檀のように破天荒な無頼派作家には都会は肌が合わなかったのだろうか。

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17.2007年5月31日(木) 日本ペンクラブ会長に阿刀田高氏

 日本ペンクラブ会長が井上ひさし氏から専務理事の阿刀田高氏に交代した。昨日の総会に出席するつもりでいたが、急用で出席出来なくなってしまい、電話で欠席を伝えた。阿刀田氏は、私にとってペン会員の推薦者にもなっていただいた。また、4年前ギリシャ政府観光局長賞エッセイ部門で入賞した際の審査委員長でもあり、拙作をかなり評価していただいた恩人のひとりでもある。こういうことなら無理をしてでも出席すればよかった。昨年は総会議事で、決算書類に関するペン独自のスタイルについて質問して、専属の税理士さんからご回答いただき、その後のパーティでも一般の会社経理と異なる決算書類の作成方についてお話をした。亡父もペンクラブの会員だったが、歴代の会長が超大物ばかりで、初代の島崎藤村以下綺羅星のごとく文豪が轡を並べている。とても足元にも及ばないが、お手本として少しでも文章力が向上するよう努めたい。

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16.2007年5月30日(水) 白鵬横綱昇進

  夕刊に大関白鵬が横綱に昇進した、めでたい記事が載っていた。慣例により伝達する相撲協会の使者に対して承諾する旨口上を述べるのだが、いつものことながら話題になっていて、今度も四文字熟語で「精神一到」と言っていた。恥ずかしながら正しい意味を知らない。はて?凡その意味を推測することは出来るが、本当のところはどういう意味かなあと思って辞書を引いたが、見つからない。三省堂「大辞林」にも載っていない。それどころか「一到」の一語すら見つからない。しかし、「一統」ならどの辞書にも掲載されている。とにかく辞書にはないが、言わんとしていることは、多分「精神一統」ではないだろうかと勝手な想像がつく。本人とか、周囲の親方衆に聞いてみないと実際分らないが、造語でないことを願う。モンゴルは日本の国技・相撲界を席巻したのみならず、日本語破壊にも猛威を振るったなどと言われかねない。

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15.2007年5月29日(火) 転勤の効果について

 父の転勤が多かったせいか、親の苦労は何となく分っていたが、私自身はあまり引越しを苦に思わなかった。長男は社会人15年になるが、割合転勤の多い方だ。私自身はまったく転勤がなかったといった方が当っているだろう。勤務場所は変わっても自宅から通えたので、引越しの経験は結婚して以来、2回しかない。それが降ってわいたように、次男が新潟へ転勤することになり大慌てで荷物の整理を始め出した。彼も大阪勤務に次いで2度目の転勤である。サラリーマンにとって転勤は切り離せないが、昔の大名だって将軍の命により諸国へ転勤させられたサラリーマンのようなものだ。公立校の先生にも転勤、異動というのがあるようだが、欧米の教育界ではまず日本流の転勤という配置転換はない。これが良いか悪いかは別にして、子どもの教育について日本と考え方の違うところである。さて、教育者にとって転勤は是か否か。

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14.2007年5月28日(月) 大臣が自殺して逃げるとは?

 今日のびっくりニュースは、現職の松岡利勝農水大臣が自殺したことだ。疑惑に次ぐ疑惑で、にっちもさっちも行かなくなった。もともとこの大臣は胡散臭く、就任直後から疑惑が表面化し、問題人物だということは誰もが承知していた。にも関わらず任命権者の安倍首相だけが、庇って庇って、遂に死出の旅路へ案内してしまった。大臣も身から出た錆で本物の悪党だが、坊ちゃん育ちでこんないわくつきの人物を見抜けない安倍首相の眼力こそ節穴というべきだろう。部下の素養、資質を見抜けない上司というのは、管理者として救いようがない。かつて、勤めていた会社にも似たような上司はいたが、自分は責任を執らず平気で部下に押し付けた挙句、方向性を間違える。頼りない安倍政権もこれからが正念場で、踏ん張りきれるか、しっかり監視するとともに、そのお手並みもとくと拝見したいものだ。

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13.2007年5月27日(日) 江戸城再建セミナー

 「江戸城再建を目指す会」の初めてのセミナーが、夏場所千秋楽大関白鵬全勝優勝に沸く国技館の隣・江戸東京博物館で開かれた。‘江戸城再建の今日的意義’と題する、綜合文化研究所代表・西川壽麿氏と書道家の父・西川秋象氏による講演だった。普通では分らない国内に存在する城の現況、再建、保存状況、歴史、そして明暦の大火で消失した江戸城天守閣再建が成されなかった真の理由等について知ることが出来た。また、会としての短期的で具体的な目標も説明を受けたので、かなり視界が開けてきた。これからが会の目標と活動としては正念場だと思う。私自身は会が目指しているように、現在の皇居東御苑内天守閣跡に木造でオリジナルに近い城を再建すべきだと個人的には考えている。昨年東御苑を初めて訪れてみて、場所的には、皇居内という点で若干抵抗を覚える人がいるかも知れないが、吹上御苑とは濠で完全に隔離、分断されており、実質的にはまったく影響を受けるロケーションではない。思うに国民世論を盛り上げ、国民が納得のいく形なら再建は決して不可能ではないと考えている。
 ちょうど博物館でモスクワ・クレムリン博物館「ロシア皇帝の至宝展」を開催していた。いまロシアに関して講演する機会も多く、展示品にも興味があったので、セミナー開催までの合間を有効に過ごすことが出来た。クレムリン内に入ったこともあり、全体の平面図もイメージ出来たので、思い出しながら展示品を楽しんで鑑賞することが出来た。執筆中の拙著にも、ロシアについてかなりスペースを割いているが、今日購入したガイドブックから、歴史的資料などを得てかなり参考になったように思う。

2007年5月27日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com