台風30号が日本周辺で暴れまくっている。沖縄本島から先島諸島に上陸し、石垣島、与那国島では風速35mを記録した。沖縄の空路と海路便は欠航して偶々訪れた観光客は、お気の毒にもただ暴風雨の収まるのを待っているだけである。ところで、外国通信社配信の映像を観ていると、日本で台風30号といわれる台風を「台風チャンピ」(正式名称は台風チャンパー)と呼称している。このチャンピとは、ラオスが提案した名称で「アカイジャスミンの花」の意味だそうである。
この台風は日本全土を襲いかねず、関東地方へもやってくると気象予報で伝えている。実際今日は朝から冷え込み小雨が降っている。東京都心の最高気温は18.3℃、八王子は17.0℃ である。これまで下着にシャツだけだったが、あまりにも寒すぎて薄いジャンパーを着て外出した。
今日からドーム球場ではない横浜球場で開催されるプロ野球日本シリーズは、雨が予想されているので、どうなることやら心配していた。試合開始のころは小雨が降っていたが、幸いその後雨は止み、試合は無事終わった。
今日は東京湾岸沿いの中央区と港区の共催で「中央区政80周年記念・港区政80周年記念東京湾大華火祭」が、開催される。コロナ化などがあり、しばらく中止されていたが、今年は今までの夏開催を秋にまで延ばして実に11年ぶりの開催である。少々特殊なやり方で事前に発券されたチケットを持たない場合は、会場周辺で立ち止まって観覧することは出来ないという。また、観覧時のルールとして、会場内の傘の使用は珍しくも禁止されているそうだが、雨が降ることは確実な天候である。主催者のお勧めとして、留守宅から楽しめるライブ配信の視聴がある。かつての花火をのんびり空を見上げて楽しんだ、「夏の花火」の風物詩のイメージはまったく感じられない。
さて、先日パリ市内をはじめとしてフランス全土、これが飛び火してスペインやイタリア、その他にもデモが勃発しているが、表面的に一時収まっているパリのデモにそもそも最初に火を点けたのは高校生たちであるが、今日計画されているデモの前日の昨日、マクロン大統領がエリゼ―宮の大統領府で高校生たちと会談した。高校生らは、教員不足の解消や、老朽化した校舎の改修、大学選抜制度の見直しなどを大統領に訴えた。会談後に大統領は何らのコメントも述べなかったが、高校生らは「大統領は話を聞いてくれたが、具体策な解決策は示してくれなかった」と述べ、デモを続けることを明かした。今日フランス各地で大規模なデモが呼びかけられており、現状はしばらく収まりそうにない。いつになったらデモは解決するのだろうか。
日本ではこのような大きなデモは、ほとんど見られなくなった。その点では、ホッとしているが、反面フランスでは高校生でも自分たちにとっての問題を自ら解決しようと行動する若いエネルギーに感動する。この点で高校生や、大学生ら日本の若者たちは、どうして自分らにとって不利なことに反対する行動を起こさないのだろうか。