ピアニストであり日本ペンクラブの知人から、古事記の音楽と朗読の演奏会に招待されたので、そちらで鑑賞した。随分勉強になったが、音大出身のピアニストでありながら作曲をし、古事記について分かり易く説明して、大昔の日本の神の実像を想像することが出来て、知人の古事記に関する博識に敬服した次第である。
一方妻は今日次男家の孫娘が、第79回全日本合唱コンクール全国大会中学校部門に所属する中学校合唱部が、関東代表校として出場するので、次男夫婦とともに大阪市内のフェスティバルホールへ行った。全日本合唱連盟と朝日新聞社が主催するもので、大きなイベントであり、昨年は金賞を獲得したが、今年は残念ながら入賞とはならなかったようだ。
さて、あまり話題には上がらなかった第5回アジアパラ競技大会が、昨日名古屋で大会名誉会長の秋篠宮ご夫妻のご出席を得て閉会式が行われた。先月19日から今月4日まで16日間に亘り開催されたアジア大会に引き続き開かれたのだが、今大会も前回大会を上回るメダルを獲得したとして、まずまずの評価である。しかし、アジア大会で韓国チームの男子ホッケー試合前に国歌が流れる筈だったが、これがこともあろうに間違えて北朝鮮の国歌だった。意図的であると勘繰られかねない。このような国家を愚ろうするが如き間違いは決してやってはならないことであるが、アジアパラ大会でも同じように国歌を間違えた例が3つもあった。
ひとつは、テコンドー男子58キロ級の表彰式で、台湾選手の優勝に対して流れたのは、イラン国歌でこれを最後まで続けて流してしまった。これは後日改めて表彰式をやり直した。2つ目は、同じく女子テコンドー52キロ級でモンゴル選手が優勝したにも拘らず、イラン国歌が流れて、途中で気が付きやり直した。3つ目は、座位バレーボール女子、中国対イラン戦の試合前に中国の国歌を流すべきところを韓国の国歌を流して、5秒後に選手の指摘で間違いと分かり、やり直したそうである。
こんな初歩的で、国家にとってプライドを傷つけかねない初歩的ミスを繰り返すようなセレモニーは、今までほとんど聞いたことがない。どうして、名古屋の国際大会で2度も同じような国辱的なミスを犯すのだろうか。担当者の管理が十分出来ていなかったことや、関係者に気持ちに緩みがあったことと、国家吹奏を軽く考えていたことが、このようなグレート・ミステークを冒すようになったと思う。それにしても同じ日本人としてちょっと恥ずかしいことである。